2021年2月26日 (金)

銀座・天龍の餃子!   #銀座天龍 #天龍の餃子

Dsc_01122_copy_768x1119 唯一無二の大型餃子で有名な銀座2丁目の「天龍」に、久々に行きました。ここは数年前にもともとの店から、銀座2丁目内のご近所に引っ越したのですが、味も形も変わっておりません。

入口の壁には大きな餃子がダーンと迫力たっぷりにお出迎え。中国語で「餃子」は水餃子のことなので、焼餃子は「鍋貼(グォティエ)」と言うのだそうですが、これは「壁貼」ですね。

頼んだのはもちろん「餃子ライス」。そういうメニューがあるわけではなく、あくまでも「餃子」と「ライス」なんですけど、昔から皆さん「餃子ライス」と注文します。大江戸もこの店とは長いつきあいですが、初期に麺類とか食べたことがある以外は常に「餃子ライス」しか注文したことがありません。まあ、たまに来るのなら当然「餃子ライス」の一択になりますもんね(ミニの餃子なんてものはないので、このジャンボ餃子が8個来たら、ほかに麵とかは食べられませんから)。

Dsc_01102_copy_600x986 そう、ここんちの餃子はとにかくデカイんです。長さ11㎝ってことです。それがダーンと8個。まいったか!すいません、まいりましたって感じです。出て来た時に「これ、ちゃんと完食できるだろうか?」と思ってしまいましたもん。

だったらライスなんか取らずに餃子だけ食べればいいじゃないかとおっしゃる向きもあるかも知れませんが、いやいや、ごはんは小ぶりな碗なので、さほど大きな負担にはなりません。ってゆーか、やはり餃子とごはんの相性、最強です。無かったら、むしろしんどいと思うんです。刻んだ香の物も、後半のサッパリ感の醸成のためには重要ですし。注文したら餃子が来る前に醤油、酢、ラー油を混ぜて準備をしておくのが、ならわしです。大江戸の場合、カラシは最初から混ぜるのではなく、4個か5個食べた後の後半戦の「味変」要員として使うのです。

Dsc_01132_copy_768x1216で餃子をつまみ上げれば、ずっしりとした肉の重み。一口かじれば、肉汁がじゅわー。豚肉のうまみがたっぷりです。皮はもっちりだけど、焦げ目の部分はカリッと。うーん、やっぱり最高です。餃子としては高めの値段に見合う価値がある名品です。だから長年変わらぬ人気を誇っているのでしょうね。ニンニクやニラを使っていないことも、ポイント高いです。仕事で人と会う、匂いを気にする仕事人、ビジネスパーソンって相当多いですから。気にせずにランチに食べられるのは、ありがたいです。

 

ちなみに餃子ライスは、一気呵成に完食しました。まだまだいけるじゃんって感じです。ま、満腹中枢がいっぱい信号を出す前に一気呵成に食べちゃわないとってのもありますけど。やっぱり、うまいっすねー。ここでしか味わえないワン&オンリー感。満足&満腹です。

 

でも、いつも不思議に思うのは、ここんちの餃子の類似品を扱う店が無いってこと。これだけのロングセラー大人気商品だったら、当然まねる店が次々と出て来そうなもんですが、ないですよねー。あるいはひっそりと存在しているのかも知れませんが、知られてませんよねー。似せることはそんなに難しくないと思うのですが、なぜかワン&オンリー。謎です。

 

 

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2021年2月25日 (木)

和田堀給水所2021年2月の様子  #和田堀給水所 #代田橋 #歴史的建造物

Horizon_0001_burst20210223120056335_cove 京王線の代田橋駅前にある和田堀給水所。これまで当ブログでも2度取り上げて来ました(↓)。

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-8c45.html

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-09fe51.html

Dsc_01032_copy_1024x628 で、23日の天皇誕生日にその周囲を走りながら、ちょっと撮影して来ました。代田橋駅の踏切前から南西を見やると、広々と開けた土地の奥に例の給水塔がまだ生き延びております。

一方周囲を取り巻く道路は、結構な長さにわたって「付け替え工事」を行っておりまして、駅前の2方向とも歩道部分の脇が掘られて、溝となっておりました。ふむふむ、これは従来の敷地より一回り小さくなるってことなのでしょうかねえ(その分、歩道か車道が広がるという)。

Dsc_01022_copy_1024x640 北西側から給水塔を望むあたりは大きな変化なし。ただここらもフェンスが一回り内側に入っておりました。

 

Horizon_0002_burst202102231152164302_cop 裏に回って南側から見た給水塔と1号配水池の建物。フェンス越しです。こちらも変化なし。何とかこのまましれっと残ってくれたりしないもんですかね。

 

Dsc_01063_copy_1280x912_20210225230801 掲示物を見ると、これまでにはなかった敷地の平面図が出てました。これを見る限り、東側には大きな建物が建つのですが、西側の円=1号配水池はそのまま残ってるんですよねえ。でも、井の頭通りをまっすぐ伸ばしてこの中を通す計画だったと思うのですが…。どうなるのでしょうか?

Dsc_01053_copy_768x815_20210225231701 建築計画も新しくなっていました。これまでは完了予定が「平成34年3月31日」と書いてあったのですが(つまり2022年)、新しく「令和6年2月29日」となっておりました(うるう年なのね)。ということは2024年ですから、2年ほど工期が延びたってことになります。うーん、これは何を意味するのか? いろいろ考えて、塔を残す方向で調整しているとかだったらいいんですけどねー(そうだったら「道路付け替え工事」→車道の拡幅 にも合点がいきます)。

Dsc_01042_copy_1024x598 なんか世田谷区の広報pdf.とか見ても、漠然とした表現ではっきりしないし、…謎です。まあ、果報は寝て待てってことでしょうか。だったら良いのですけどね。

 

 

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2021年2月24日 (水)

「ネズラ1964」:ガメラへと続く道   #ネズラ1964 #大群獣ネズラ #ガメラ #大映

Nezura1964 『ネズラ1964』という55分・製作費350万円の映画が、池袋ヒューマックスシネマでひっそりと公開されていました。あんまりひっそりだったので、1月16日から公開されてるのに大江戸のアンテナにもひっかかって来なかったぐらいです。今回は2月19日からの再公開なのですが、危うく観逃がすところでした(まあ、結果的には観逃がしても良かった感じですが)。

大映がガメラの前に『大群獣ネズラ』という作品を作ろうとしていたって話は、聞いたことがありました。なのでこのタイトルを見ただけでピンと来たのですが、公式サイトで予告編を見たら、その自主映画感覚にちょっと不安になりました。リアルなネズミをいっぱい使ってるし…。とはいえ大映の血を引き継ぐ角川が協力しているってことは、妙なまがいものじゃないってことですよね。

で、まあだいたい思った通りの映画でした。ほば怪獣映画ではなくて、映画屋さんたちの奮闘記。ネズミ嫌いの人には我慢ならない映画でしょうね。大江戸だって、けっこう気持ち悪いと思いました。素手でつかんだりしている出演者たちの健康が心配になったりもしました。 (以降少々ネタバレあり) まあ、最後にさりげなくガメラへの道筋を示して終わるあたりは悪くないですけどね。

また、ゲストで佐野史郎さんや古谷<ケムール>敏さんといった特撮系の人が出てるのも嬉しいところ。 ちなみに、大映は太映(たいえい)、永田雅一は永野雅一などと一応仮名になっております。

あ、ちなみにこの作品、タイトルは1964ですが、ほぼ1963年の出来事が描かれております。やっぱり東京オリンピックのあった1964年の方がインパクトがあるってことなんでしょうか(洋服とか髪型とか、時代考証はけっこうゆるいですけど)?

それと、この作品はクラウド・ファンディングで製作されたらしく、エンドタイトル後には寄付者のお名前が延々と流れるのでありました。

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2021年2月23日 (火)

「ある人質 生還までの398日」:危険地帯には行かぬように   #ある人質 #生還までの398日 

1_20210223221901 映画『ある人質 生還までの398日』は、デンマークの写真家がシリアでISに拉致されて、監禁の日々を経て生還するまでを描いた実話に基づく作品。

でもこれ、サブタイトルに「生還まで」って入っていたり、コピーに「息子を救出した家族」って入ってるのですが、どうなんでしょ? 結末がわかっちゃうので、映画的なサスペンスの興趣は削がれますよね。

それはともかく、観る前から想像できる通りの作品でした。写真家とかジャーナリストって人たちは、かなり危険な地帯で自分が巻き込まれる確率も高いとわかっていながら、なんで中東とかの紛争地域に行っちゃうんでしょうねえ。特に写真家に関しては、もっと安全な所でも撮影するに足る対象はあると思うんですけどねえ。 デンマーク政府が「テロリストとの交渉は一切しない」方針を定めているため、家族は辛い目に遭うわけですが、でもこの政府方針、もっともだと思いますよ。こんな人質商売をしてる凶悪な奴らに巨費を渡す交渉なんかしていいわけがありません。

映画の出来としては、端正です。薄味系オーセンティックとでも言えましょうか。もっとも、これを濃い味でやられたらしんどいですよね。

(以降ネタバレあり) 終盤には我々の記憶にも新しい砂漠での人質処刑シーン(もちろん残酷描写はありませんが)もあります。うーん、「聖戦(ジハード)」ってやつは本当に厄介です。彼らには彼らなりの大義があるだけに…。

 

 

 

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2021年2月22日 (月)

「藁にもすがる獣たち」:良質な娯楽犯罪映画   #藁にもすがる獣たち #キムヨンフン #シンヒョンビン

1_20210222225801 映画『藁にもすがる獣たち』は、曽根圭介原作を韓国で映画化したクライム・サスペンス。とにかくエンタテインメントとして良くできています。ていうか、観てる間はハラハラドキドキめっぽう面白い、でも観終えるとすっかり忘れちゃって残るものはない、そんな映画です。

「全員悪人」です。ヤクザや半グレも混ざってますけど、普通に見える人も大なり小なり悪くって、そんな連中が複雑に絡み合っている様が、順を追ってきちんと処理されていきます。「金が欲しい」という気持ちをブースターにして、バラバラの人、場所、時間を上手に組み合わせてこの世界を構築した脚本&監督のキム・ヨンフンは、これがデビュー作だそうです。お見事ですね。

で、重厚感より軽やかさが持ち味なんでしょうね。韓国の犯罪物にしては、重苦しさとか残虐非道なところがほとんどなくて、血が出る描写にしても節度を守っていて、むしろ品が良いのです。話術でしっかり見せていくタイプです。

まあ、よく考えるとツッコミ所が結構あるのですが、観てる間は気になりません。 (以降ネタバレあり) とは言っても、ラストで犯行現場のトイレからロッカーの鍵が見つかるって、…その前に警察が検証しているのに、あり得ません! 電動ノコの場面も、生きたままやる意味がないでしょ。抵抗されるだろうし。

役者たちもそれぞれに主張が強くて、顔が良くて、見飽きませんでした。板東英二もいるし(笑)。DVに遭ってる人妻役のシン・ヒョンビンが、とても魅力的なのでありました。

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2021年2月21日 (日)

恵比寿、渋谷あたりをうろうろ走る   #恵比寿三越閉店 #恵比寿ガーデンシネマ休館 #恵比寿東公園 #齋藤未月 #商和稲荷神社 #渋谷南の大開発

Dsc_00794_copy_768x1047 東京でも20℃を超えるポカポカ陽気。いつもですと2月のここらへんの日曜は青梅マラソンの開催日で、小生も走っているはずなのですが、今年は当然ナシ(思えば、昨年過密にマスクも着けずにやっていたのがウソのようです)。

例年1、2月はちょっと気合を入れて眺めの距離(時間)を走るのですが、今年はそれもなくご近所をちょこちょこ走るだけ。でもさすがに1回ぐらいは長めに走るかーと思って、今日は家から渋谷、代官山、恵比寿あたりをちょうど2時間走りました。ゆっくり走っても、ちょっと汗ばむ感じの暖かさ。

Dsc_00813_copy_1024x555 渋谷方面から代官山へ。久々に訪れたけど、とにかく他の街に較べて圧倒的にオシャレな建物(しかも1-2階建て)が多くて、目を楽しませてくれます。ただ狭い舗道に人が多くて歩きにくい(そもそも走れない)んですけどね。

そこから左折して恵比寿へ。恵比寿三越が今月いっぱいで閉店なんですってね。それを見ておこうという気持ちもあり、こっち方面に来たのです。

Horizon_0001_burst20210221134412424_cove 三越の入口にはマスク姿のライオン像。これ、確かもともとはなかったので、閉店にあたって期間限定で設置してあるのでしょう。

ここ小規模店ながら、ゆったりとしていて、お客さんは常に少なく、気持ちの良いお店でしたよね。食品ぐらいしか買ったことなかったけど。

 

Horizon_0001_burst20210221134149229_cove で、三越と運命を共にするように同じ2月28日に休館してしまうのが、YEBISU GARDEN CINEMA。ミニシアター受難のコロナ禍時代ですからねえ。残念ではありますが、ここんちは以前にも閉館したり韓流アイドルのライブシアターになったり復活したりの過去があるので、復活への希望を捨てずに待っていましょう。

Dsc_00862_copy_1024x597 さて渋谷川沿いに渋谷方面へ進むと、梅の花咲く小公園(恵比寿東公園)が。おお、その中央には小ぶりだけど堂々たるタコすべり台が!

Dsc_00882_copy_800x573 いいっすねー、この鮮やかな赤。考えてみれば、公園にタコ。なぜ? シュールです。

Dsc_00892_copy_1024x645 その奥には新しいオシャレな公衆トイレ。むむむ、これは昨年メディアでも取り上げられていた「透明なガラスだけど、入ると曇りガラスになるというトイレ」かしらん?

でも違いました。調べてみると建築家の槇文彦さんによるもので、タコの公園に「イカのトイレ」ってことで作られたんだそうです。なるほど、言われてみればいかにもイカっぽい(だじゃれ)。

  Dsc_00912_copy_768x1173 更に渋谷方面へ進みますと、渋谷川沿いのビルに見たことのある黄緑色の人物パネル。おお、(元)湘南ベルマーレの齋藤未月ではありませんか! なんでこんな所に?? 謎です(スポンサー様なのかな)。未月もロシアリーグのルビンカザンに移籍したとたん、現地の練習で怪我して全治4か月で今期は絶望って、ついてませんねえ。

Horizon_0001_burst20210221140312784_cove また少し行くと、道路沿いになんだこれ?って感じに違和感を放つ黒塗りの日本家屋とその前のお稲荷さん、そして堂々たる木。

Horizon_0001_burst20210221140547998_cove 気になったので、横断歩道を渡って確かめます。すると、由緒正しい稲荷神社でした。その名も「商和稲荷神社」。大正15年からあるのだそうです。

隣の銀杏(いちょう)は75年を経過したご神木なのだとか。 黒塗りのお家は、餃子屋さんでした。

 

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さて、いよいよ渋谷。渋谷川の奥に渋谷ストリームやスクランブルスクエアも見えます。

 

Dsc_00992_copy_800x561 唇のパブリックアートなんかもありました。今はみんなマスク姿なので、人様の唇を見る機会もほとんどありませんよね。

Dsc_0101_copy_1024x576 そして渋谷駅の246を挟んで南側は現在巨大な空き地になっています。東急さんが大開発を行っております。

Horizon_0001_burst20210221141550409_cove すごいですねー。本当に「大開発」ですねー。そんなに巨大ビルをたくさん作ってどうするの?ってのが大江戸の本心だったりはしますが、まあ諸行無常ですからね。時も街も常に前へ前へと進んでいくのであります。止めることや巻き戻すことはできないのであります。

久々に長く走ったのでちょっと疲れましたが、まあゆっくり2時間ならまだ余力があるな、もう少し走れるなとも思ったのでありました。東京は走って面白い街ですしね。マスク(やネックゲートル)をつけての多少息苦しいランにも、すっかり慣れました。

 

 

 

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2021年2月20日 (土)

「あの頃。」:後半かなり失速   #あの頃 #今泉力哉 #松浦亜弥 #松坂桃李 #仲野太賀

1_20210221001701 映画『あの頃。』は、あの今泉力哉監督が、アイドルおたくの群像を描く青春映画(と見た方が良いと思います)。松坂桃李がカッコ良さを封印して、松浦亜弥推しのおたくを演じます。

その仲間たちが良い役者揃い。おたく感を十二分に出して、一人一人のキャラに息を吹き込んでおります。で、後半はむしろめんどくさい仲野太賀の映画になっていきます。(以降ネタバレあり) でもねえ、この作品を「死病映画」にする必要はあったんでしょうかねえ? もっと能天気に作ってもらいたかった気がします。でもそうしたら今泉力哉映画にはなりませんね。じゃあ、二宮健に作ってもらった方が良かったのでは? 大江戸的にはそのプラン、賛成です。

だって、映画が後半とても失速するのです。テンポが悪くなって、カットごとの描写がやけに長ったらしくなって、どんどんつまらなくなっていきました。それは先述した死病映画ってこととも関係します。もっとカッコ悪く生きて、この人たちが社会とどう折り合いをつけるのか? そういう映画が観たかったなあ。

それにしても、握手会で出て来るあやや。大江戸はAI技術の利用かと思ったのですが、ハロプロアイドルの山﨑夢羽さんって人が演じたそうで。そうだったんですかい?!と驚きました。かなり似てました。

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2021年2月18日 (木)

銀座ライオンビヤホールスペシャル(缶ビール)にがっかり   #銀座ライオンビヤホールスペシャル #サッポロビール #黒ラベルエクストラモルト #銀座ライオン

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ずーーーっと長いこと、お店で飲んだりはしておりません(飲食店さん、ごめんなさい)。てな時にこのパッケージを見て、当然買いました。サッポロの「銀座ライオン ビヤホールSPECIAL」。あの銀座7丁目の由緒あるビヤホール(「ビアホール」じゃないんですね)の名を冠したビールともなれば、それはもう期待せざるを得ないじゃないですか。それに、かなり長いこと行ってませんもん、銀座ライオン。あの銭湯みたいな店内が懐かしい。

350ml×6缶入りのパッケージには、「あのビヤホールの生をご家庭で。」と書いてあるじゃないですか。どれだけうまいんだろうと、喉が鳴るってもんです。

 

Center_0001_burst20210131183629839_cover でもねえ、鳴らなかったんですよねえ。これなら、普通のサッポロビール=黒ラベルの方が断然うまいです。あれはオーセンティックなキリリとした直球の魅力を持ってますから。

それに比べてこの製品は、コクはないし、変に酸味が強めだし、どうもピシッとしません。だらしない味です。こんなのに、「銀座ライオン」の名をつけたりしちゃあいけませんや、サッポロさん(自社の象徴であり精神的支柱である店だと思うのですが)。いくら何でも違い過ぎるし、ブランドを棄損してしまうじゃないですか。

 

_20201128_230321_copy_600x897 昨年出た赤い缶に黒丸+金の星=「黒ラベル エクストラモルト」はうまかったのです。へたすりゃ白缶の黒ラベルよりもうまいんじゃないかってほどうまかった。馬買ったら競馬ファンは大喜び。 それはともかく、やけに若々しくユニークなデザインの缶(結構好きです)でしたが、製品自体が限定販売の名に恥じぬエクストラな価値を持っておりました。黒ラベルの剛毅さを持ちながら、爽やかで華やかでもあるのです。こちらは限定販売の価値を残しながら、ロングセラーとして残ってほしいものだと思うのでありました。

 

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2021年2月17日 (水)

「ファーストラヴ」:男女仲良くしましょう   #ファーストラヴ #島本理生 #堤幸彦

1_20210217211601 映画『ファーストラヴ』は、島本理生のミステリーを堤幸彦監督がシリアスに映画化。でも堤さんがシリアスやった時って、あんまり面白くないんですよねー。今回も、なんか残念な出来でした。

ミステリーとしていろいろ無理がありますし、その中に性差別や男尊女卑的な刷り込みの問題を押し込んでいるので、なんか無理やりな印象があります。原作は未読ですが、少なくとも映画の印象はそんな感じで、いろいろととっちらかっています。

(以降ネタバレあり) 絵画教室の話にしても、父親の少女買春の話にしても、なんか不自然な置かれ方なんです。テーマのためにここに置きましたって感じで。 また、窪塚洋介(地味に抑制しまくり!)と中村倫也が演じる兄弟のキャラクターも、女性が理想化した(原作も脚本も女性です)人物造形って感じで、リアルな男はこうじゃないよねーって思っちゃいました。

北川景子は可もなく不可もなく、きれいだよねえって感じで見ておりましたが、芳根京子は以前からこういうメンヘラキャラが似合いますねえ。本当にこの人ちょっとヤバイんじゃないかと思うほど、どこか変なんです。てか、男女もっと仲良くしたいものです。怖れ合わず、いがみ合わずに。

森喜朗氏の舌禍問題から~辞任のさ中に公開されたってのも何かの引き合わせかもと思うほどタイムリーではありましたが、どうも真に迫って来ませんんね。それはやっぱり堤監督が男性だからってことなのかしらん? そうは言っても、「男性だから」「女性だから」って言っちゃあいけない時代なんですけどね。

それはそうと、なんで「ファーストラヴ」ってタイトルなのか、よくわかりません。映画の中では明示されていないのです(あの人とのことだとしたら、弱すぎるし)。困ったもんです。

 

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2021年2月15日 (月)

「春江水暖」:驚嘆の長回し   #春江水暖 #長回し #グーシャオガン #中国映画

1_20210214222601 映画『春江水暖(しゅんこうすいだん)』は、「驚嘆の傑作。」という宣伝コピーが過剰ではないなと納得できる見事な作品。2時間30分、風格すら感じさせる圧倒的なデビュー作です。

とにかく目立つのが、移動を含む長回し。中でも驚嘆させられたのが、河を泳ぐ人物の動きに合わせてカメラも動き、陸に上がって歩き続け船に乗り込むまでを捉えた10分ほどもあるワンカット。このカットに限らず、それぞれの長回しに狙いと機能があるのです。そういう風に作品を構築する柱たり得る効果を持つ長回しがいくつもあるというのは、相米慎二以来のことではないでしょうか? テイスト的に相米流の長回しと似てると思います。大江戸の好みとしては、『ロング・デイズ・ジャーニー この夜の涯へ』の長回しよりも断然こっちですねー。

で、長回し以外の絵にもすごく力がありまして、映画的に見事な構図となっているのです。奥行きを生かしたショットで人物が奥から来るとか、遠景に小さく映る人物が次のカットで重要になるとか、いやー、映画にしかできないことをいろいろやってくれて、見事としか言いようがありません。映画の可能性を更に広げようとしているかのようです。

そこで描かれる現代中国の普通の家族のエピソードも、薄味だけど良いだしが出ているって感じです。まだ32歳でこれがデビュー作だというグー・シャオガン監督、恐るべき才能です。間違いなく今後の中国映画の柱となっていく人でしょう。

ラストシーンに「第1巻の終わり」的なクレジットが入ります。ってことは、この後この家族それぞれの人生は続いていくのですね。いつになるかはわかりませんが、刮目して待つとしましょう。

 

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