2012年5月26日 (土)

「ダーク・シャドウ」:ゴシック!ポップ!キッチュ!

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映画『ダーク・シャドウ』は、またもバートン×デップの顔合わせですが、前作『アリス・イン・ワンダーランド』や前々作『スウィーニー・トッド』よりも、作品的には成功していると感じました。ダークさと笑いと美学が、バランスの良い三角形になっております。

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ここ数年のアメリカ映画って、やけにヴァンパイアものが多いなあ、なんでそんなに吸血鬼が好きなのかなあと思っていたのは小生だけではないはずです。きっとバートン×デップも「でも僕らが吸血鬼ものをやるんだったら・・・」ってことで、この作品が誕生したのではないでしょうか。いやー、原作となったTV版は知りませんが、いかにもティム・バートンな世界が全開です。

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1972年を舞台にしながら、ほとんど外界とは隔たったゴシック・ホラー的お屋敷で繰り広げられる、ポップでキッチュなバートン・ワールド。ああ、色がティム・バートンです!美術も衣装も楽しいじゃありませんか。そしてヘンテコリンなジョニー・デップがその案内人です。 なぜかアリス・クーパーまで本人役で出てきます! 音楽もT-REXとか使ってるしね。

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でも、本作で一番ブッとんでいるのは、エヴァ・グリーン。いやー、こういうことができる人だったんですね。驚きました。ほとんどトゥー・マッチな芝居なのに、大きすぎる表情なのに、それが本作にはピッタリはまっているんです。その上、最後のあたりでは「もののあはれ」さえ醸しだしたりして・・・。こりゃー、今後もバートン作品に呼ばれそうですね。

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(以下ネタバレあり) クライマックスで唐突に、クロエ・グレース・モレッツが狼少女に変身してしまった姿やアクションは、『モールス』で吸血鬼を演じた時に似てますねー。あ、それで本作にキャスティングされたのかしらん?

この世界、きっと「きゃりーぱみゅぱみゅ」は大好きだと(勝手に)思います。

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2012年5月24日 (木)

F.C.バルセロナのワイン

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おお、『F.C.バルセロナ』のワインです。カタルーニャ産ですね。ブドウはテンプラニーリョとグルナッシュで、スペインらしい赤ワインです。セールで1,200円でした。

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エチケットのみならずキャップシールやコルクにまでバルサのマークが入ってます。さすがのこだわりよう。特にコルクを上から見たところなんかは、実にいいですね。

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お味は果実味が濃厚なフルボディ。小生の好きなタイプです。この値段でこの豊かさは、確実にお買い得です。

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Jリーグのチームも、マネすればいいのに。例えば甲府とか(既にあるのかしらん?)。 ベルマーレには既にオリジナルのビールがありますけどね 

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2012年5月23日 (水)

日本代表、不安の無い仕上がり

サッカー日本代表のアゼルバイジャン戦をTV観戦。まあ順当に2-0で勝ちました。もう1-2点入ってもいい試合でしたけどね。

香川、本田、岡崎らの調子が順調そうで何より。香川の1点目、あの角度からの正確なコントロールができちゃううんですよねえ、この人は。 岡崎の2点目、混戦からどこに当たったかわかんないけどゴールしちゃうあたりが、いかにも岡崎でした。

これで遠藤がいたら、もう少し緩急の変化がつけられたろうし、そういった意味では中村憲剛をもっと早くから使ってあげたかった感じです。 A代表デビュー組としては、宮市が頑張ってたし才気を見せてましたが、FC東京の高橋秀人もけっこう渋い味を出してて小生の好きなタイプでした。ロスタイムに持ち過ぎてボールを失ったところ以外は、良かったです。 そしてレイソルの酒井宏樹がやはり素晴らしい。今日は内田も頑張っていたのですが、やはり2014年ブラジルの右サイドは、2人の酒井の争いとなるのでしょうか。 その前に6月3日から、いよいよ最終予選です。全体的には不安の無い仕上がりと言ったところ。

おっと、ザックのメガネが黒ぶちに替わりました(笑)。

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2012年5月22日 (火)

「幸せの教室」:悪くはないが良くもない

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トム・ハンクスの初監督作品『すべてをあなたに』('96)は、ポップで軽快でチャーミングな胸キュン作でした。大江戸は大いに評価し、その年のベストテンに入れていたと記憶しています。で、久方ぶりの第2作『幸せの教室』は・・・、まあ悪くはないけど、そんなに優れてもいないんですね。

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序盤も中盤もちょっともたついていて、映画が「そこそこの線」を越えられずにいる印象。何と言っても、ジュリア・ロバーツが魅力薄なのが決定的にイタイ。年とって、変な顔になっちゃいましたよねー、彼女(ラスト近くまで笑顔の少ない役どころだったことも災いして)。最初の頃の彼女なんて、朝日新聞連載マンガ『ののちゃん』の藤原先生(不機嫌バージョン)みたいでした。彼女のトムに対する思いとその発展がキチンと描かれていないのも、気になりました。 また、トムの学びが彼の人生にどう影響し、仕事はその後どうなる(どうメシを食う?)ってあたりが、中盤以降吹っ飛んじゃってるあたりも、観てる方としては??な印象です。

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でも終盤の着地の仕方は悪くなくて、ハッピーエンドが心地良いものとなっています。良くも悪くも、「いかにも」なハリウッド風味で。

どうでもいいけど、マツタニ教授役のジョージ・タケイさんが伊武雅刀さんにかなり似てました。わはは。 あと、「醤油」には笑いました(観た人にはわかる)。ばはは。

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2012年5月20日 (日)

「わが母の記」:上質な映像と見事な役者陣

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映画『わが母の記』は、日本映画の素晴らしさに満ちた秀作。とにかく映像の質が高く、画面を見つめることの至福を味わえる作品です。

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芹澤明子撮影監督の力も大きいですが、美術、衣装、照明、そして役者の力も含めて、画面の厚みが違います。映画としての魅力と品格が詰まった絵作り。最近の日本映画では、ちょっとお目にかかれなかったレベルの仕事。そう、近年のクリント・イーストウッドの映像に近いと言うことができるのではないでしょうか。

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役者がこれまた見事で、樹木希林さんはもう誰も真似できない世界ですし、役所さんの安定感はやはり当代一だと思います。キムラ緑子さんが助演賞ものの舌を巻く巧さ。足を足でかきながら電話かけてボヤいてるところとか、ラスト近くの泣きながらの電話とか、只事ではない芝居ですよ。でも映画賞の選考員って、意外と芝居を見る目が無い人が多いので、なかなかノミネートされないかもね。

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ミムラもなかなか良かったですね。なんかミムラと宮﨑あおいの姉妹って、アリですね。とてもいい感じです。 それにしてもあおいちゃんは26歳にしてセーラー服の高校生姿があんなに似合っちゃうとは! 何の違和感もなく、高校生の顔してました。そんな彼女がだんだんと成長していく姿を演じ分け、最後の30代の頃は声を低めに発声したりしていて、動きからして大人っぽく、さすがは演技派です。彼女の演技にはいつも感心しますが、魅力的に撮られていたことに関しても、彼女史上で上位に来る作品でしょう。

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世田谷の邸宅やら川奈ホテルやら軽井沢の別荘やら・・・昭和中期の上流一家の生活描写にも、非常に興味をそそられました。 とにかく全てに神経が生き届いた、上質な映画作品です。 母の死を大仰に描かない、そのディーセントな節度がまた素晴らしいじゃありませんか。

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ワインを飲んでいる時間を無駄な時間だと思うな

ワインを飲んでいる時間を無駄な時間だと思うな。 その時間にあなたの心は休養しているのだから。

ユダヤのことわざだそうです。確かにそうですよね。何千年を経て、ワインってもん(あるいは別のお酒でも)がこの世に行き残っているからには、強固な存在意義があるってものです。世のうさやストレスを酒類が洗い流して浄化してくれる効果ってのは、バカにできないものだと思います。

で、昔は成人して、会社に入ったりすると、否が応でもじゃんじゃん飲みにつれて行かれて、そのうちにだんだん酒に強くなってくるってのがありました。でも今はアルハラとかパワハラとかの概念がのしてきて、そもそも仕事帰りに飲みに行くパターンもめっきり減って、さらには酒席にソフトドリンクでもかまわないってことになってきて・・・。 こうして人は酒を飲まないまま、それで済むような時代になったのですね。でも、それって、人類の長い歴史の中で育まれてきた酒の文化ということを考えた場合、とってももったいないことなんじゃないかと思うのです。体質的にどうしても飲めない人はしょうがないと思いますけど、そうでもないならお酒の世界の扉を開くということは、これまでの人類が積み重ねてきたものを知る上でも必要なことだと思うのです。文学にしても、映画にしても、酒類がけっこう重要な位置を占めたりしていますもんね。

心は休養する、心が解放される、普段のくびきを逃れて・・・。 アルコールの力で抑圧が緩んで現れた自分と、素面(しらふ)の時の自分と、どっちが本当の自分なんでしょうね。

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2012年5月18日 (金)

しゃりっと、ふにょっと、グミ

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このところマイ・ブームのキャラメルに押されてて、かなり久々に登場のグミ・シリーズ。

アサヒフードアンドヘルスケア株式会社の『三ツ矢サイダー しゃりっとかむグミ』です。かなりの噛み応えが最後まで続くハードタイプ。そして表面にはまるでザラメ糖のような「さわやかつぶ」(すっぱいサイダー味)がついてます。野球の球種で例えれば「ストレート」ですね。

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一方こちらはカバヤの『ふにょグミ』。ご覧のようにグレープ味とソーダ味が入っていて、どちらもふにょっとしているわけですが、まあこれは普通の日本のグミの食感。味も普通。「ながされるまま ながれるまま」というコピーは、こいつらをクラゲに見立てたもののようです。球種で言えば「チェンジアップ」か「スローカーブ」ってところでしょうか。

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2012年5月17日 (木)

「恋と愛の測り方」:手に汗握るオトナの駆け引き

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映画『恋と愛の測り方』はイラン系アメリカ人女性マッシー・タジェディンの監督デビュー作。 昭和歌謡じゃないけれど「3年目の浮気」的な夫婦の一夜を、スリリングに、ある意味サスペンスフルに描いた一篇です。

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キーラ・ナイトレイ(キレイ!)とサム・ワーシントン(青くない)夫妻の犬も食わない夫婦ゲンカ(というか、サムが一方的に冤罪的難くせをつけられている)が前段。そしてサムが出張した夜

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の二組それぞれのアフェアーを、あたかも野球のイニングの表裏みたいに交互に描いていきます。

そこらにおけるリアルにオトナな、裏も表も酸いも甘いもある繊細な駆け引きの描写が、まあ手に汗握る感じでして、ここまでじっくりこういう展開を追って行った映画も類例が思いだせないほどです。ウディ・アレンの『アニー・ホール』みたいに心内語の字幕なんかつけてくれたら、すこぶる面白そうだと思いました。

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男でも女でも、観る人それぞれで「あー、そう来ますか」「え?それってアリ?」「自分だったらこうする」など、百人百様の感想が出そうな映画です。 それにしても「恋愛に関しては、女はプロで男はアマチュア」というよく聞くフレーズが、ここでもしっかり当てはまっています。ラストなんかまさにプロとアマですもんね。 

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女(プロ)の勘で瞬時にいろんなことを察知したであろうキーラが、何かを言いかけて飲み込むようなラストの溶暗はコワイです。うーん、この後何が・・・? ちょっとしたホラーでもあります。 それとも「雨降って地固まる」的にハートフルな展開が待っているのでしょうか? どう考えるかで、その人が透けて見えるところがありそうなラストでした(コワイ?)。

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2012年5月16日 (水)

「少年と自転車」:他人に厳しく自分に甘い少年

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映画『少年と自転車』は、ダルデンヌ兄弟にしては明るいという声をよく聞きますが・・・うーん、そうかなあ。まあ河畔を自転車で並んで走る場面などは、確かに「らしからぬ」明るさを見せていますが、とどのつまりはこの兄弟らしく難渋を極めた現実を描いた作品です。何しろ不良少年や不良オトナを描くのがライフワークな二人ですから。もっとも画面のルックは、確かに明るい陽光や色彩に満ちていて、それがいつもとは違います。

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この赤シャツ少年がちょっといくらなんでも勘弁ならん奴なのです。里親さんはヨーロッパ流の物分かりの良さで、結局彼を甘やかせてスポイルしちゃっています。ただダルデンヌ兄弟の視点はいつものようにクールで、良いとか悪いとかではなく、こんな人たちがいますってことだけをハードに提示します。

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この少年や里親を受け容れられるかどうかで、評価ががらりと変わる映画でしょう。無責任な父親がそもそも諸悪の根源という見方もあるかも知れませんが、それで少年の乱暴狼藉が許されるってもんではありません。だってあまりにも他人に厳しいくせに、自分には甘いんだもん。 人間は弱いものかも知れないけれど、もっと強く生きて欲しいと思うのです。

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2012年5月15日 (火)

キャラメル3題

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まだまだ続くキャラメル・シリーズ。

『グリコ』なんて食べたのは何十年ぶりでしょうか。「ひとつぶ300メートル」のコピーは健在なれど、オモチャがプラスティックではなく木製になっていました。これもご時世ですね。

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入っていたのは「顔パズル」。4枚の向きで、いろんな顔ができるようです。

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それにしても今のグリコはハート型なんですね。これが4つしか入っていなかったのには驚きました。まさにオマケのためのお菓子状態。 しかもグリコって、こんな味でしたっけ? 思いだせないけど、なんか昔とは違うような・・・。

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で、こちらは伊勢志摩限定の『はろうきてぃ いちごキャラメル』です。縦長の箱っす。これがかなりおいしいんです。イチゴ風味がステキで、キャラメル自体がサクサクとホロホロとしていく独特な食感。パッケージのキティちゃんは、海女さんと金ピカ巫女さんと夫婦岩に扮しています。

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同じサイズの縦長箱に入っているのが『東京スカイツリー キャラメル』。なるほど縦長じゃなきゃいけないわけですね。 スカイツリーのあるのは墨田区ですが、足立区のお菓子屋さんが作っています。でも中央区のファミマで売ってました。味がかなり「あっさり系」。まあ、甘さ控えめと言えるのかも知れませんが、ちょっとたよりない味ではありました。

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