2023年10月 3日 (火)

「あまちゃん」の再放送が終わっちまった    #あまちゃん #能年玲奈 #のん #宮藤官九郎 #あまロス

Dsc_0143_copy_941x631 NHK-BSプレミアムで4月から半年にわたって再放送されていた『あまちゃん』が、9月30日(土)で終わりましたね。十年ぶり二度目の「あまロス」中です。

再放送が始まってふた月ほどたった6月にも感想を書きました( ↓ )が、今日は総括です。

「あまちゃん」再放送が面白過ぎる!    #あまちゃん #のん #能年玲奈 #クドカン: 大江戸時夫の東京温度 (cocolog-nifty.com)

いやー、やっぱり偉大な作品です。朝ドラ史、いや日本のドラマ史に屹立する最高峰にして異端児です。宮藤官九郎の凄さにひれ伏すしかありません。10年たってもまったく古びない。いまだに新鮮であり、いまだに大笑いできて、いまだに感銘を与えてくれます。だって小生なんか、10年前に朝見て(へたすりゃBSと地上波と2回見て)、日曜の「今週の『あまちゃん』」でも見て、今回もそんな感じなので、4回以上は見てますからね、全話。加えて「総集編」や『紅白歌合戦』内での特別編も見てます。それでも今回の再放送(初!)では久々の鑑賞となったので、忘れてる部分があったし、新たな発見もありました。

のん、いや能年玲奈、やっぱり演技力あります。当時からしっかりとメリハリを計算して、いろんな芝居ができていました。素材としての良さだけではないのです。で、それに加えてあの瞳キラキラの輝き!  やはり得難い天賦の才でもありました。それなのに、芸能界の悪しき慣習と忖度のおかげで、イレギュラーな十年間を過ごすことになったわけでして、そこに関しては現在のジャニー喜多川問題を機に是正の動きが出てくれるといいなと思っています。

もっとも、地上波ドラマなどに出られなかったおかげで、我々は彼女のロック・アーティストとしての才、小劇場の舞台女優としての才、アートやものづくりの才、映画監督としての才にまで出会うことができたのですから、どっちが良かったのかは何とも言えないところです。のん自身は(自己肯定の人でもあるそうなので)きっと「今の自分で良かった」と思っていることでしょう。

それにしても、前髪クネ男って1話しか出てなったんですね。すげーインパクト(「♪いらなーいバイクー 買い取るぞー」の歌もなかなかですが)。 そしてあの頃は月~土曜日まで朝ドラがあったんですよね。週土曜がなくなり週5話になったのは、2020年の『エール』からと意外に最近なのでしたー。

 

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2023年10月 2日 (月)

「ウェルカム トゥ ダリ」:奇才を描くのに凡庸すぎて    #ウェルカムトゥダリ #ダリ #ダリの映画

01_20231002220901 映画『ウェルカム トゥ ダリ』の原題は、“DALILAND”(なんだこのヘンな邦題??)。サルヴァドール・ダリと妻ガラの1970年代ニューヨークでの日々にフォーカスした伝記フィクション。ダリを演じるのはだりかと思ったら(だじゃれ)、なんとベン・キングスレーでした。

監督は『I SHOT ANDY WARHOL』(1996)のメアリー・ハロン。なるほど。どちらもアートとニューヨークってことですね。でもあの作品もそうでしたけど、再現っぽい描写で手いっぱいみたいで、映画として躍動していないのです。映画として深い所まで踏み込めずに、ひどく凡庸。こんなありきたりな手つきでは、ダリみたいな奇人変人を正しく映画化なんてできません。ああ、ケン・ラッセルが撮っていたらなあと思わずにはいられませんでした。

作中にダリの作品が、せいぜい制作途中の様子しか出て来ないってのもひどいですね。(いくらスランプだったニューヨークの日々の話とはいえ)。権利問題とか使用料とかいろいろあるんでしょうけれど、それではアーティストものとして成り立ちませんってば。 せめてもの慰みが、チーズが溶けて時計が歪む幻想シーンでした(それも寸止め程度で物足りなかったですが)。

架空の人物として登場している画廊から派遣されてダリのアシスタントになったイケメン君が、もろ「アメリカの北村匠海」でありました。

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2023年10月 1日 (日)

「コカイン・ベア」:タイトル通りの映画です    #コカインベア #クマ映画 

1_20231001231501 映画『コカイン・ベア』は、タイトル通りのワン・アイディア映画。コカインでラリったクマさんが、大暴れします。でも実話がもとになってるそうなので、びっくりです。

今年公開のクマ映画って、なかなかのアイディアが連打されてますね。『プー あくまのくまさん』と本作ですもん。まあ、でもクマは元来めっちゃコワイものなんです。大江戸はこの実話( ↓ )を読んでから、山には行きたくないと思っております。ぶるぶる。

「お母さん、ヒグマが私を食べている!」と電話で実況…人を襲わない熊が19歳女性をむさぼり食った恐ろしい理由 人肉の味が親から子へ受け継がれている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

さて本作のクマさんはCGだそうですが、本物にしか見えないクォリティ。対する人間軍団は、どいつもこいつも「アメリカ人ってバカなのか?」って感じ。まあ、あれじゃあクマに食われますよね。 映画自体は、割と「普通」でした。

(以降ネタバレあり) 子供たちに関してはブラックな展開にならずで良かったのですが、あの子たちあれだけ(吹き飛ばした量を除いたとしても)のコカインを口にしておいて、何の変化も無しって、それは変じゃないの? オーバードーズで死んじゃうぐらいの量じゃないの? ま、こんなB級(C級?)作品にどうのこうの言ってもしょうがないんですけどね。

 

 

 

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2023年9月30日 (土)

「沈黙の艦隊」:いろいろと残念    #沈黙の艦隊 #大沢たかお #吉野耕平 

1_20230930232001 映画『沈黙の艦隊』は、あの原作マンガの(今頃になっての)映画化。でも、いろいろとキナ臭い時代なので、ある意味タイムリーな企画かも知れません。大江戸は途中まで読んでやめちゃったので、結末は知りません。

海江田ってこんな人だっけ? 大沢たかお、けっこう王騎将軍が残ってるんじゃね? といった疑問はありますが、まあ大沢さん本人がプロデューサーも兼ねて、映画化のキー・パーソンになっているそうですから。

で、113分という上映時間も含めて、スケールが大きいんだかそうでもないんだか、面白いんだかそうでもないんだか、よくわからない作品に仕上がりました。昨年の『ハケンアニメ!』で見事な技量を見せてくれた吉野耕平が監督なだけに、なんか残念な気がします。ドラマ部が盛り上がらず、けっこう淡々としていますし、すごいアクションや大きな見せ場もないんですよねー。

(以降ネタバレあり) だから、「え?ここで終わるんですかい?!」ってラストには驚いたりガッカリしたりしました。続編ができるのかもしれませんが、いくらなんでもねえ…。『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の終わらせ方の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたい気がします。いくら原作マンガの一部分を描いたからって、一本の独立した映画なんですから。わくわくできずに、当惑するなあ。

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2023年9月29日 (金)

ラグビーW杯、ここまでの日本    #ラグビーワールドカップ #ラグビー日本代表 #ブレイブブロッサムズ #エビのお寿司 

Dsc_0142_copy_600x855 ラグビー・ワールドカップ2023フランス大会、これまで日本代表の3試合を見て来ましたが(早朝の試合は録画して見てます)、チリには大勝、イングランドには力負け、サモアには(完勝と思いきや)ひやひや勝利の2勝1敗。ボーナスポイント(4トライ以上)をチリ戦で取って、現在勝ち点9のグループ2位。まあ、順当な予想通りの流れですよね。

サモア戦では49分時点で3トライを取りながら、残り30分以上で4トライ目が取れなかったのは痛かったですが、後半の展開を思えばとにかく勝ったことが大事。それを良い反省材料として、アルゼンチン戦に向かってくれることでしょう。

それにしても後半終了までの20数分もの間、サモアは14人だったというのに、日本はむしろ追い込まれていったというのが残念ではありました。

試合以外の部分では、相変わらず遠目から日本のユニフォームを(背中から)見ると、お寿司のエビです。これは前回大会のときに、TVで石原良純が言っていたのですが(彼も誰かから聞いたんだっけ)、一度それを知るともうエビにしか見えなくなります。おそろしい魔法です。

今大会は試合の間隔が長いですよねー。週に二日ぐらい、どこの試合もない日があるので、今日の日本の試合も中10日、次戦までも中8日ですもん。まあ選手ファーストであり、良いコンディションの選手による良い試合が見られるってことなんでしょうけど、自国から見に行ってるようなラグビーファンは、自国の2試合(以上)を見ることの難度が上がりますよねー。

でも今大会の日本、スカウティングと相手に合わせた戦術と言う意味ではうまくいってると思うんです。格上アルゼンチン(現在日本=13位、アルゼンチン=9位)相手の運命の次戦でも、きっとやってくれることでしょう!

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2023年9月27日 (水)

特別展「首都東京の復興ものがたり」    #首都東京の復興ものがたり #関東大震災100年 #日比谷図書文化館 

Dsc_0125_copy_1024x668 日比谷公園のはずれにある千代田区立日比谷図書文化館で特別展『首都東京の復興ものがたり ー未来へ繋ぐ100年の記憶ー』(~11/26・入場無料)を観ました。

Dsc_0127_copy_1003x768 関東大震災100年にあたる9月1日にスタートした展覧会。タイトルに示されているように、大正12(1923)年の大震災からの数年で復興を遂げた帝都東京の町や建築の復興にフォーカスした企画です。

Dsc_0128_copy_1024x714 いやー、正直地味です。文献、地図、写真、設計図など+所々の記録映像で、わずか数年間でしっかりと復興を遂げた東京、その当時の様子を我々に教えてくれるのですが、内容も展示物もかなり地味です。

Dsc_0129_copy_1024x768 いちばんの花形は、建築模型ですねー。復興小学校とか、橋梁の模型がいくつか出ていました。

Dsc_0131_copy_1024x680 お茶の水の聖橋とか、永代橋、蔵前橋の模型。聖橋に関しては、古い図面もありました。

Dsc_0130_copy_1024x677 永代橋、蔵前橋の模型は川崎造船所の制作で東京大学工学部の所蔵品。さすがに精巧です。

Dsc_0132_copy_1024x768 まあ、それにしても昭和5(1930)年までの6年半ほどで復興が成し遂げられたってことですから、昔は本当に仕事が早かったですよねえ。重機とかトラックとかほとんどなかったのに。

Dsc_0126_copy_571x768 今はいろんな法的規制とか各方面への配慮とかで荒っぽい仕事ができなくなっちゃってますからねえ。どうしても時間がかかってしまうのでしょう。でも世の中には、結構荒っぽくても剛腕が必要なこともあると思うんですけどね(それができなかった東京オリンピック2020のような場合)。剛腕が振るえない(だれも責任を取らない)コンプラ時代だから、三陸や福島の復興だって、10年たっても12年たってもまだまだですもんね。

一番面白かったのは、区画整理のために家をそのまま引っ張って移動させる映像。いやー、そんなことやってたんですね。昔の家屋ならではですね。

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2023年9月26日 (火)

「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」:呆れと怒り    #キリングオブケネスチェンバレン #人種差別告発映画 #ケネスチェンバレン

1-1_20230926223401 映画『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』は、2011年にニューヨークで起きた事件の映画化。強い憤りに満ちた人種差別映画の力作がまた一つできました。

近年でも同様の作品(無実のアフリカ系アメリカ人が、白人警官たちにひどい目に遭う)は 、『フルートベール駅で』(2013年)、『デトロイト』(2018年)など作られ続けています。また人種差別告発映画ということにおいては、今年公開された『ソフト/クワイエット』や『福田村事件』などもあります。それだけ「世に人種差別の種は尽きまじ」ってことなんでしょうね。

観ていて、腹立たしいのとと同時にヤキモキすることも必至です。「さっさと中に入れちゃえばいいのに」と言う考えが何度も頭をもたげますが、いやいや、そういうことではないですよね。それにしても、どうして誰もこの蛮行を止められなかったのか。警察みたいな組織って、どうしてもマッチョな「男らしさ」に囚われがちになりますし、アメリカだとなおさらそういう感じだと思います。弱腰な対応をしたら負け、みたいな。でも、そういう同質的集団の危険性を排除するために、人種や性別は意図的に混在させないといけないってことですね。

それにしても、ラストの字幕を読んでいて、また「呆れ」と「怒り」が襲って来ます。なぜそんなことに…。いつの日か、こういう映画を作らなくてもいい日が来てほしいものですが、まだ当分はダメなのでしょうね。そして、まずは知ることから、伝えることから始めるためにも、このような映画を作り続けていかねばならないのだと思います。

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2023年9月25日 (月)

「グランツーリスモ」:通俗的娯楽映画の見本    #グランツーリスモ #映画グランツーリスモ #GT #ニールブロムカンプ #デヴィッドハーバー

1_20230925220801 映画『グランツーリスモ』、GTです。♪GT、GT・・・で反応したあなたはクレイジーケンバンドのファンですね。実話ベースです。日産とプレイステーションが組んで(withポリフォニー・デジタル)作った画期的なレースドライバー育成プログラム(2008ー2016年)をもとに劇映画に仕立ててあります。

いやー、わかりやすいというか通俗的というか、ほとんど少年マンガのようですね。定番の物語展開、類型そのもののキャラクター。(以降少々ネタバレあり) ちょっとした挫折はあっても、最後は主人公が(理由もなく)勝って、ヒールキャラは負けるのです。

近年のカーレース映画『ラッシュ』や『フォードvsフェラーリ』と比べても、単純というか深みがないというか、まあそんな典型的娯楽映画です。なのに監督がニール・ブロムカンプ(『第9地区』『エリジウム』『チャッピー』など)なんですね。ちょっとクセ強SFの人だと思っていたので、え?と思いました。でもメカ好き、VFX好きってことからは遠くない作品です。

オーランド・ブルーム、キザが似合うイケオジになりましたね。でも本作は、元レーサー役のデヴィッド・ハーバーがもっていきました。いいおっちゃんですね。

主人公がレース前に聴く音楽が、懐かしのケニーGとかエンヤなんです。ご両親の影響なんでしょうね。  そして、(トンデモ日本ではない)日本プロモーション映画なのでありましたー。

 

 

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2023年9月24日 (日)

ベルマーレ、国立で54,243人!(でも負けた)    #湘南ベルマーレ #ベルマーレ #国立競技場 #湘南川崎F #湘南対川崎 #54243人

Dsc_0098_copy_1024x681 ベルマーレのJリーグ加盟30周年を記念して、24年ぶりの国立競技場でのホームゲーム。もちろん「湘南ベルマーレ」になってからは初めて。新・国立競技場になってからも初めての試合となります。

Dsc_0101_copy_1024x649 天気は快晴。しかし、気温と湿度は急に秋らしくなり、絶好の観戦日和です(キックオフは16時)。あ、お相手は川崎フロンターレです。

Dsc_0103_copy_1024x332 諸般の事情により、15時半頃スタジアムに到着(着席)するのがやっと。でも、ピッチ練習の最後の方には間に合いました。生ビールもちょっと並んだら買えました(1杯900円!)。

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バックスタンドの1階中央。前から14列目。試合開始までは強い西日があたって、めっちゃ暑かったのです。でも素晴らしいライトグリーンの海が広がっていましたよ。フラッグの波がゆらゆら揺れて。美しく、感動的な光景でした。

Dsc00892 ほどなく選手紹介。映像や音響もレモンガススタジアムとは違って、大迫力です。

Dsc00896 そして、「湘南乃風」のミニライブ。やたらと火柱が上がります。

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湘南乃風は3曲歌いました。みなんがタオルをブンブン回すと、けっこう涼しいですね。

 

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入場時のコレオグラフィーは、「SHONAN」の文字。埼スタでのルヴァンカップ決勝の際の「エンブレム」が見えにくかった反省からか、シンプルなのですが、うーん、ちょっと面白みに欠けますかね。まあ、しょうがない。

 

Dsc_0113_copy_1024x582 さて、試合はですね、悔しい結果に終わりました。0-2の敗戦。だからアンカーに奥野じゃなくて、田中聡を先発起用すべきだったんだよって試合でした。

Dsc00893 田中が入ってからの後半の戦い方を前半からできていれば…。はい、タラレバです。

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そして、1点でも取れていたらなあ。満員の観客が得点シーンで爆発的に盛り上がる体験をさせてくれなきゃダメですよ。

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一番盛り上がったのは、GK馬渡がレアンドロ・ダミアンのPKを止めたところ! でも結局、VARから「蹴る瞬間、ゴールラインに足がかかっていなかった」ということで蹴り直しに。そして2点目を決められてしまいました。なんだかなー。あそこが勝負の分かれ目でした。

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でもでも!キム・ミンテの鬼ディフェンス、すごかったですよー。4~5点食い止めたんじゃないでしょうか。みんなが聡やミンテのレベルだったらなあ。

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いつもながらに、聡以外の交代選手のレベルがフロンターレとは段違いでした。試合終了後の場内一周の際、ゴール裏のサポ席からは大きなブーイングが起きていました。そうだよねえ、1点は入れないと…ってゆーか、こんな良い雰囲気の中でのメモリアルマッチなんだから勝たなきゃダメでしょ。勝てば、いや引き分けでも最下位脱出できたっていうのに。

 

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今日の入場者数=54,243人はベルマーレのクラブ史上最多。せっかくこれだけの人が集まってくれて、サポーターの応援も最初から最後まで全力モードで感動的だったのに。新スタジアム建設へのブースト・スイッチになったかも知れないのに…。

無念ではありますが、もう過ぎたことはしょうがありません。残り6試合、もがいてもがいて、できる限り多くの勝ち点と得点を!!Dsc_0122_copy_1024x696

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2023年9月23日 (土)

なでしこジャパン8-0アルゼンチン    #サッカー女子日本代表 #なでしこジャパン #日本対アルゼンチン #植木理子 

サッカー日本女子代表の強化試合、北九州スタジアムで行われたアルゼンチン戦を録画して見ました。ちょっとこれじゃあ強化にならないなあってほど実力差のはっきりした試合で、日本が8-0の勝利。でも惜しいシーンをかなり失敗していたし、本来は12-0とかになってもいい試合でした。

4バックにして、熊谷をアンカーの位置に置き、その前のインサイド・ハーフと言える前目の位置に長谷川・長野を置く布陣。これによって、長谷川唯の攻撃センスが非常に生きた試合となりました。しかしながら、長野風花は今一つフィットしていませんでしたねえ。そして、右ウイングで入った猶本光と左ウイングバックの遠藤純は絶好調でした。この二人が今日の試合の流れを作りました。

それにしてもアルゼンチンは、やりたい放題できる相手でしたね。でもワールドカップ得点王の宮澤ひなたは不発。とはいえ、もともと宮澤ってこういう感じの選手です。まあまた大事な時にやってくれることでしょう。

植木理子(先日ベレーザからウェストハムに移籍)がPKを決めた場面には、ちょっとじーんと来てしまいました。あのW杯スウェーデン戦で外してしまった呪いを、これで解消することができましたね。めでたい。

次は来月から、来年のパリ・オリンピックに向けたアジア予選が始まります。ワールドカップのスウェーデン戦でこの二人をつぶされて敗れたことへの反省から生まれたシステムかも知れません(前にも熊谷のボランチは試していますけど)。

それはそうと、まぎらわしいんですけど、今日行われたアジア競技大会の女子サッカーで日本代表(まあ、いわばB代表みたいなチームですけど)がバングラデシュに8-0で勝利したそうです。なんと同じスコアとは!

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