2018年7月17日 (火)

ワールドカップが終わっちゃったぁ

ああ、早くも「ワールドカップ・ロス」って感じ・・・。

フランスの優勝で幕を閉じた今回のFIFAワールドカップ・ロシア大会。全体的に「良い大会」でした。VARの導入で、反則の少ない、フェアな、そして得点数の多い試合が行われました。

前にも書きましたが、大江戸は16強決定時の予想で「決勝はフランスとクロアチアで、優勝はフランス」と見事に的中させました。すごい!えらい! でも決勝戦のTV中継では、クロアチアを応援して見てました。いやー、クロアチア、最後までいいサッカーしてました。走力と組織力とコンビネーション、そして誰もがシューターになれるという、日本が見習うべきタイプのサッカー。ベルマーレのサッカーにも結構似ていますね(もちろんレベルは大違いでしたが)。

クロアチアは敗れたものの、モドリッチがMVPに当たる「ゴールデンボール賞」を受けたのが、嬉しかったです。グリーズマンでもポグバでもなく、彼をMVPに選んだ関係者のはからいというか選考眼に感動しました。グッドルーザーであったクロアチアチームを代表して、という感覚もあったでしょうからね。それに「あの華奢なモドリッチにできるんだったら、日本選手にだってできる」って思えて来るじゃないですかー。 そしてマンジュキッチって、「万寿吉」=いやー、めでたいです。

クロアチアは’98年のフランス大会で3位、今大会で2位ですから、また20年後に初優勝ってことかも知れません。それぐらい果てしなき道です。なのに日本チームでH選手とかが、馬鹿みたいに優勝、優勝と口にするのが恥ずかしいです。自分を鼓舞するためなら、心の中でやっていただきたい。次回は「ベスト8を狙う」と言って、そこへの努力をする選手たちであって欲しいと思います。

あー、早く来ないかなー、カタール大会。←まだ4年あります。

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2018年7月16日 (月)

「パンク侍、斬られて候」:アナーキーさも今日的にマイルド

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映画『パンク侍、斬られて候』は、かなりアナーキーです。町田康原作×宮藤官九郎脚本×石井岳龍監督×綾野剛主演という組み合わせだけでも、かなりアナーキー(あるいはパンク)なものが出来上がる匂いがしますが、東映配給でかなりのスクリーン数で公開する割にはぶっとびまくっていて、製作のエイベックスさん、かなり胎(はら)が据わっていらっしゃいます。

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衣装から台詞から現代的で、というかわざと考証なんか無視しちゃってるわけです。クドカンがらみで言えば、『大江戸りびんぐでっど』みたいなもんですね。そういった自由でおバカなノリが、中盤以降は狂乱のアクションや、話す猿のシュールさで、どんどんレールを踏み外して行きます。ここらが石井岳龍だなあ。でも石井聰亙名義の時代だったら、もっと映画をぶっ壊してくれていたんでしょうねえ。

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とはいえ、この時代に、しかも還暦を過ぎた映画監督(石井は’57年生まれ)にそこまでの蛮行を期待するのは無理というもの。役者の狂いっぷりや、カメラの暴走などに、時を超えた「らしさ」を感じさせながらも、きっちりした「商品」に仕上がっておりました。だけど、突き抜けきれなかったうらみは残りますね。腹ふり党の群舞場面などは悪くなかっただけに、そこをもっとインド映画のように弾けさせて欲しかったところです。

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このふざけた顔ぶれの中で唯一生真面目な堅物を演じた東出昌大(この人、やはりこういうキャラクターだと生きますね)には、けっこう笑わせてもらいました。

幻想的に赤く染まった空に綾野のシルエットが浮かび上がるカットは、あたかも中野裕之の『SF サムライ・フィクション』のようでした。こういうケレン味のある絵をもっと見たかったなあ。

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2018年7月15日 (日)

今年も湘南「海ラン」

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東京の気温が35だか36℃になった本日、毎年恒例の「海ラン」に行って来ました。茅ヶ崎のサザンビーチから出発して、(昨年は平塚方面でしたが)例年のごとく江ノ島水族館まで走っての往復です。

いや、暑い。朝9時15分ぐらいのスタートでしたが、既にガンガンの暑さ。ちょっと走ると、異常に汗が出て来ます。目に入りそうに滴る汗を拭くのが大変でした。経口補水液を飲みながら走っておりました。

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おまけに「養浜工事」とかで、やけにたっぷりの砂を道の際に積み上げてあるものですから、走るコースは狭くなってるし、砂の上を歩くような箇所も多くて、それでだいぶ消耗しました。

途中の水飲み場にあったのがこれ。「ワンちゃんウォーターカップ」。カップと言うよりはボウルだと思いますが、なるほど愛犬家用のこういう配慮もあるのですね。

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江ノ島海岸の海の家には「点滴ジュース」なるのぼりが! 確かに点滴パックとそこから伸びる管が吊るしてあり、赤や青の液体が・・・。うーん、ちょっと興味深いですね。

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で、後半はバテてしまったメンバーのことも考慮し、歩きを混ぜた超ゆっくりランで帰還。ちょうど12時頃に海の家へ戻り・・・

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冷え冷えの生ビールで乾杯!! いやー、うまかったこと!!最高です。いつもの烏帽子岩ジョッキです。

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あ、それとこの「食いだおれ太郎」のソックスは、過日支援者の方(本日のメンバーの一人)から頂いた大阪土産です。シューズを履いてると、見えません。

実は今日はスマホの充電を忘れてしまって、家を出る時に気づいたら、もう29%しか残っておりませんでした。なのでオフにしながら大切に使っておりました。そのため写真があまりありません。あしからず。あしかがたかうじ。

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2018年7月14日 (土)

「クレアのカメラ」:名匠の息抜き

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ホン・サンス×キム・ミニ映画4作連続公開も本作で最後(制覇しました)。4作品すべて観た人にポスタープレゼントがあるというので(スタンプカードがあって)、『それから』のをもらいました。

この作品は、カンヌ映画祭滞在中の即興で、数日のうちに作っちまったという69分の小品。朝、その日分の脚本もどきを与えられて演じるホン・サンス的な映画作りだからこそ実現したようなもんです。物語はいつも通りのたわいもない男女のあれこれを描く会話劇。今回は、異人としてのイザベル・ユペールをからませたところがミソですね。

クレア(ユペール)はチェキのカメラ(ですよね?)を持っていて、それが話を転がして行きます。 一方で、マニ(キム・ミニ)は、いきなりかわいそうな目に遭ってしまいます。そういえば4作品を通じて、割とかわいそうと印象が残る彼女です。やはりホン・サンス監督との不倫を糾弾されたことが影を落としているのでしょうか。ってゆーか、そのようなキャラクター、そのような映画にしているのはホン・サンス自身なんですけどね。

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でもさすがに出来としては物足りないというか、デッサン程度の印象です。作品の成り立ちからいえばしょうがないことでしょうが、そんなの観客には関係ないとも言えます。名人芸でそれなりに楽しめはしましたが、ホン・サンスの2017年作品としては『夜の浜辺でひとり』、『それから』という2大傑作にはさまれているだけに、まあ息抜きみたいな作品だったのかも知れませんね。1本でも多く、キム・ミニと映画を作りたかったんだろうなあ。

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2018年7月13日 (金)

1970年代外国映画ベスト・テン

『キネマ旬報』最新号が、創刊100年特別企画で 「1970年代外国映画ベスト・テン」をやっています。いやー、これは楽しい企画ですね。もちろんこれから80年代、90年代・・・とできますし(もしかしたら60年代も。でもちょっと年齢層上がり過ぎちゃうかなあ)、もちろん邦画でもできる企画です(実際、次号では「70年代日本映画ベスト・テン」をやるそうです)。

評論家など127名に選んでもらった作品を集計した総合ランキングでは、1位:タクシー・ドライバー、2位:(なんと!)ダーティハリー、3位:スター・ウォーズ・・・という結果。 その時点でタイムリーに評価される映画もあれば、時の流れを経て評価が上がってくる映画もあるんですね。だって『ダーティハリー』なんて、その年の11位だったのに。その年の1位だった『フレンチ・コネクション』なんか、今回は70年代の37位ですよ。 今回70年代の16位に入った『悪魔のいけにえ』なんて、その年の31位ですよ。

これを読んだら、絶対自分のテンを出したくなります(ってゆーか、大江戸さんも混ぜて欲しかった!)。で、選んでみたのがこちらの10本。

時計じかけのオレンジ(スタンリー・キューブリック)
恋人たちの曲<悲愴>(ケン・ラッセル)
ベニスに死す(ルキノ・ヴィスコンティ)
ライアンの娘(デイヴィッド・リーン)
スケアクロウ(ジェリー・シャッツバーグ)
叫びとささやき(イングマール・ベルイマン)                             暗殺の森(ベルナルド・ベルトルッチ)
ジュリア(フレッド・ジンネマン)
オール・ザット・ジャズ(ボブ・フォッシー)                               バリー・リンドン(スタンリー・キューブリック)

うーーん、入りきらないものが多いですー。『映画に愛をこめて アメリカの夜』(トリュフォー)、『アニー・ホール』『マンハッタン』(W.アレン)、『探偵 スルース』(マンキウィッツ)、『JAWS ジョーズ』『未知との遭遇』(スピルバーグ)、『ボーイフレンド』(ケン・ラッセル)、『スローターハウス5』(G.ロイ・ヒル)、『ボギー!俺も男だ』(H.ロス)、『狼たちの午後』(ルメット)で、ネクスト・テンだ!

それでも『トミー』も『ロッキー・ホラー・ショー』も『ウッドストック 愛と平和と音楽の三日間』も『小さな恋のメロディ』も『ダウンタウン物語』も『結婚しない女』も『美しき冒険旅行』も『ルナ』も『暗殺のオペラ』も『三人の女』も入らなかったー。大好きなんですけど・・・。でもここまで入れれば、ベスト30だあ!

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2018年7月12日 (木)

決勝はフランスvs.クロアチア(いいね)

FIFAワールドカップ・ロシア大会の決勝がフランスvs.クロアチアと決まりましたね。

ふふふ。実は小生、16強が決まった段階でトーナメント表を見ながら、こことここだとこっちが勝って・・・という予想を行い、決勝はフランスvs.クロアチアと予言していたのです。あら、すごい。皆さまは「今さらそんな事言われたって、知らねーよ」とお思いでしょうけれど、事実そうなのです。 更に言えば、ベスト8が決まった段階で残り試合の「こっちが勝つ」を選んで、これまで1試合以外はすべて当たっております。外したのは、ブラジルがベルギーに負けた試合だけ。

開催地がヨーロッパ(とアジアの間ですが)ということもあり、これまでの例からも南米チームは勝ち進めないと思いましたし、VAR(ヴィデオ・アシスタント・レフェリー)の導入で、ズルが通用しなくなりましたから。

で、小生はフランスが優勝と予想しておりました。これも当たるかどうかは、数日後にわかります。ま、当たっても嬉しいし(何ももらえないけど)、逆にクロアチアが勝っても、大江戸のごひいきチームなので嬉しいって寸法です。 今回のクロアチアは、まず華奢なモドリッチのうまさが素敵ですし、走って組織で守って、テクニックとコンビネーションで球を回して・・・というあたりが、日本のお手本になりそうですし、こういうサッカーが好きなんです。日本が学ぶべきしたたかさも、粘り強さもありますしね。ユニフォームも濃紺地の市松模様と赤ピンクの背番号&ネームで、洗練されたカッコ良さです。

でも決勝までの休養はフランスの方が1日長く取れますし、クロアチアは何と言っても決勝トーナメントで3試合連続120分を戦っておりますからねえ・・・。 しかしながら決勝は特別ですから、どっちがどうなるかはわかりません。楽しみです。

かくいう小生ですが、大会前の優勝候補に推していたのはドイツ! 見事に3試合で散ってしまいました。 そして得点王には、決勝トーナメントに入ったところでエムベパを推したのですが、これも決勝でハットトリックしない限りは無理のようです。さて、どうなりますやら。 残すところ64試合中最後の2試合のみです。

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2018年7月11日 (水)

「BELLMARE 50th MEMORIAL BOOK 1968-2018」:堂々の五十年史

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何か月も前に買った本ではありますが、『BELLMARE 50th MEMORIAL BOOK 1968-2018』、その名の通り湘南ベルマーレの創設50周年を記念した180ページ・オールカラーの豪華本です。これで2,000円とは、安過ぎます!

前進である藤和不動産サッカー部以来フジタ~ベルマーレ平塚~湘南ベルマーレという半世紀の歩みを、写真と文章で綴った五十年史。選手や元選手、そしてチーム関係者へのインタビューが充実しています(高田保則の顔なんか久しぶりに見たな)。もちろん中田英寿のインタビューもありますよ。セルジオ越後さんも、藤和時代に在籍していたんですよねえ。

巻末の記録集(チーム記録、個人記録、選手一覧、背番号の変遷)も、じっくり見てしまう面白さと懐かしさです。

歴史を通して、このクラブは「自由」だったし、攻撃好きの「暴れん坊」だったんだなあと再確認もできました。愛すべきクラブです。

今年はライザップとの提携で大きなターニングポイントを迎えたベルマーレ。新たなスタジアム構想も含めて、これからがますます楽しみです。

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2018年7月10日 (火)

「告白小説、その結末」:不安で不快で・・・

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映画『告白小説、その結末』は、ロマン・ポランスキーらしい心理サスペンス。お得意な「不安をあおる」で、最初から最後まで嫌な気持ちにしてくれます。とにかく観ていて、不安、いやむしろ不快なんです。金払って観てるのに、なんでこんな嫌な思いにならないといけないんだ?と思わないでもありませんが、とにかくイライラします。

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その要因としては、エル役のエヴァ・グリーンのクセのある言動が挙げられます。もう最初から怪しさたっぷりで、なんでこんな人を信用、信頼してしまったのか理解に苦しみます。で、すぐに仲良くなったり、家に招き入れたりします。信じられません、こんなに怪しいのに。そういった主人公の女性作家のトロさにもイラっと来ます。そんな奴、さっさと叩き出しちゃえばいいのに・・・と。

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で、ラストもちょっと釈然としなかったので、いくつかのネタバレサイトで確認してみると・・・はー、そんな捉え方もあるんですねー。びっくりでした。そういう話だとは、わかりませんでした(どういう話か気になった人は、自分で調べてみよう)。てゆーか、ポランスキーさん、種明かしが曖昧です。それじゃあ、わかりませんって(あるいは大江戸が鈍いだけなのでしょうか?)。

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(以降ネタバレあり) 終盤の毒がらみの展開は、『ファントム・スレッド』かよ!って感じでしたが、どっちにしても気の毒(しゃれではない)で、かつハラハラして、観るのが辛かったっす。・・・って、それ、見事にポランスキーの術中にはまったってことなんでしょうかねえ?

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2018年7月 9日 (月)

「カメラを止めるな!」:この頭脳、半端ないって!

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映画『カメラを止めるな!』の評判がえらく良いので、観ようとしたところ、一度目は「全回満席」の表示で、「へー、当たってるんだ」とあきらめまして・・・(新宿のK'sシネマは、インターネットで席が取れなくて、先売りも無し。当日の開場時からの整理券配布形式)。1週間後に、かなり早めに整理券をもらっておこうと2回目のトライをしたら、意外にもまた「全回満席」の表示。慌てて劇場サイトを見たら、本日の情報とかで「10時30分現在・・・」と残席情報が。それ見ると、11時過ぎぐらいに、売り切れちゃう驚異の人気だったので、とうとう意を決して朝10時20分頃劇場に着きました。そこから20分近く並んで、ようやく16時40分の回の整理券を手にしたのでありました。でも、観てみたらその人気の秘密もわかりました。これは、人に薦めたくなりますね。363764_007

ただし、これネタバレ厳禁なので、どこまで書いて表現できるものやら・・・。言えることは、映画って金が無くても知恵で面白いものを創れるんだなーってこと。いやあ、この脚本を書いて作り上げた上田慎一郎さんって、スゴイです。頭いいです。内田けんじ監督が『運命じゃない人』で出て来た時みたいな衝撃です(ノー・スター&低予算ってのも似てますし)。

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前半37分のゾンビ映画部分も、ちょっとひねりがあったり、そもそもワンカットで駆け抜けるのがスゲーな!って感じでしたが、いやいや、そこはまだ入口に過ぎなかったのですね。物語は1か月前となり、メイキングの物語になるのですが・・・。これ以上は書けません。でもそこから約1時間後の満足感とじんわり来る感動は、ハンパありません。

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こんな感じの作品で、ここまで「映画への愛」を感じるとはびっくりです。意外過ぎます。そして気持ち良過ぎるほどの伏線の回収。いや、お見事です。場内は後半、もう笑いの渦でした。「カネがないなら、知恵を出せ」って、本当だったんですねえ。

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終映後に(予定外だったのですが)キャスト4人による舞台挨拶がありました(撮影OK)。舞台挨拶やトークショーなどのイベントもしょっちゅうやっているようで、キャストが毎回階段に立ってお客様を見送ったりもしておりました。こういう「熱気」(それは映画にも溢れておりました)がお客にも伝わって、大ヒットにもつながったのでしょうね。今後の拡大公開も予定されているようで、まずはおめでとうございます。

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2018年7月 8日 (日)

「ワンダー 君は太陽」:多くの子らに観てほしい

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映画『ワンダー 君は太陽』は、想像したのとは違ったトーンの、軽くて明るい作品でした。この題材ですと、普通はもっとシリアスに、辛かったり、やけにお泣かせになっていたりするものですが、この作品は意外なほどのんびりほんわかとしていて、すがすがしく気持ちのいい「読後感」なのです。

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いじめの描写もそんなにひどいものではありませんし、クラスメイト達も比較的早く彼を受け入れてくれます。登場人物たちも、ほとんどがいい人やそんなに悪くない人です。悪人として描かれているのが、いじめっこの両親(特に母親)で、差別意識や選良意識の塊みたいな人たちで、「こういう親に育てられたら、そりゃあ子供だって・・・」と思わざるを得ません。あとは、終盤に出て来る上級生のいじめっ子かな。でもそこらへんも割とさらりと流して、映画は感動的なクライマックスへ進んで行くのです。

363462_007_2そのクライマックスも、さらりとポジティブな空気に満ちていて、作為的に感動させて泣かせるだけ(感動ポルノ)になっていないのが、良い所。 

そして、主人公の姉やその友達や両親、そしてクラスメイト達に先生たちと、登場人物たちそれぞれがしっかりと描かれているのも、本作の素晴らしい所です。

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ひねくれた所が一切ない、こんな作品が今日び作られるというのは、ある種の奇跡かも知れません。それをもって「甘ちょろい」とか批判する人もいることでしょう。でも、いつの時代にもそういう作品があってほしいなあと(キャプラ好きの)大江戸は思うのです。 今は学校で行く映画観賞会って、無いのかしらん? もしまだ残っているとしたら、一人でも多くの人に(特に子供たちに)観てもらえるといいなあと思います。よく見たら、「文部科学省特別選定」って書いてありました。

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