恥ずかしい「レアル・ザ・ムービー」
「レアル・ザ・ムービー」を観たのだが、うーん、あまり満足できる出来ではなかったなあ。W杯イヤーのサッカー映画ということでは近日公開の「ゴール!」というやつがあるけれど、その広告コピーにある「世界はサッカーで一つになる」を思わせる5つのエピソードが、この映画(レアル)で描かれていて、巻頭に出てくるのが東京編なのだけど、まあこれがヒドイ。 ベッカム命の女子高生とそのボーイフレンドのたわいもないエピソードなのだが、他のエピソードと較べてもあまりにも異質、というか国辱的。女の子はただアイドルとしてのベッカムにキャーキャー言うだけで、男の子はサッカーの試合には興味を示さずマンガ読んでるし・・・とにかく、いかに日本がサッカー不毛の地で、そこにいる薄っぺらな若い連中がしょーもない奴らかを描いただけの汗顔もので、フットボールへの愛などみじんもない。 なんでこうなったのか知らないけど、世界でこれが公開されるかと思うと、いたたまれないですね。 Give me a break.(カンベンしてくれ)
で、六本木ヒルズのTOHOシネマズ(ちなみにチケットカウンターのおねーさんたちはみんなレアルのユニフォームを着てました)を出て、テレ朝の建物を見ると、W杯のクロアチア戦放映に向けた巨大な壁面広告が。 電光掲示によると「あと75日」だそうです。おー、もうそんなかあ。
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