岡本太郎の大壁画
汐留の日本テレビ前で公開中(31日まで)の岡本太郎の壁画「明日の神話」を見ました。1969年、つまり「太陽の塔」と同時期にメキシコで制作した5.5×30mの大作で、2003年にメキシコシティ郊外の資材置き場で発見されてから修復を行い、ようやく公開となったそうです。 核が炸裂する瞬間をダイナミックに描きながら、そこからの再生を予感させる巨視的な作品で、岡本太郎の「ゲルニカ」とでも呼べるものではないでしょうか。 でも、その真摯な内容の割に、夏休み中の日テレ広場、しかもカフェやファストフードの客席前という雑然とゆるゆるなロケーションのため、どうも緊張感が抜けてて残念な感じがしました。 まあ、タダですから、一見の価値はあるでしょう。
話はまったく別ですが、5日(土)午後8時からフジテレビが「ウォーター・ボーイズ」「スウィング・ガールズ」という2本の矢口史靖監督作品を連続で放映するという楽しげな企画があり、両作品のファンの大江戸は拍手を贈ります、パチパチ(たとえ、その背後に山本圭一問題で「めちゃイケ」を控えているか再編集しているなんて事情が読み取れるとしても)。
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