佐藤卓展 in 水戸
このブログでは原則として東京以外の出来事は書かないようにしているのですが、今回は番外編。
水戸芸術館に行き、『佐藤卓展 「日常のデザイン」』(~07年1月14日)を見ました。ロッテ・キシリトールガムや明治・おいしい牛乳のパッケージデザイン、NHK「日本語であそぼう」のデザインワークなどで知られるグラフィックデザイナー(アート・ディレクター)佐藤卓さんの仕事を集めた、美術館としては新しい試みの展覧会です。
日常よくみかけるさまざまな商品のパッケージや容器のデザイン、児童教育番組、ヘンなものコレクション、リカちゃんや写ルンですのデザインの細部や成り立ちを事細かに解説していく「デザインの解剖」シリーズなど、広い対象層に向かって開かれた、非常に敷居の低い展覧会になっていて、学生や若い人たちを中心としたお客さんも非常に楽しげ、かつ興味深げにじっくりと鑑賞していました。
ホールで行われた、脳科学者の茂木健一郎さんと佐藤卓さんのトークショーも聞いたのですが、2人の興味深い話に加えて、「質問コーナー」で飛び出した茨城の女性3人の唖然とするような面白すぎる質問に衝撃を受けました。あまりにも「このトークショーの質問事項として想定外」の領域から打ち込まれるその質問やら不思議なアティテュードやらに脱力し、水戸おそるべしとの意を強くしました。 ま、それだけ「間口が広い」展覧会だってことなんでしょうね。
ミュージアムショップでは本展オリジナル企画の佐藤卓プロダクツ「チョコ納豆」(わらづと入り)やチョコ☆(ほし)いもを販売しており、購入しました。なかなかグッドなお味です。 チョコ納豆の方は帰途のパーキングエリアでも販売してて、びっくり!でした(写真)。
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