ワインのオールスター戦
恐るべきグランヴァン三昧の集いがありまして、大江戸も呼ばれて堪能してきました。まずはモエ・エ・シャンドンのマグナム瓶で幕開け。
で、白はいきなりコルトン・シャルルマーニュ(2001)!まろやかでナッツやバニラ香、ふっくら豊かな味わいです。 そして赤は最初からシャトー・オー・ブリオン(2001)が出てくるという脅威の展開。香りの厚みの貫禄、複雑さ、洗練。恍惚としてしまいますね。 続いてジヴリー・シャンベルタン(2004)。まだ若く、酸味とタンニンが勝ちすぎてますねえ。 次にル・オーメドック・ジスクール。これは果実味が凝縮されてて結構でした。後から調べると、とってもお買い得なワインです。 そしてシャトー・シザック。これもお買い得ワインで、濃厚な力のあるワインでした。ただ40分ぐらいたつと、妙にたよりなくなってしまいました。 で、シャトー・ブラーヌ・カントナック(1978)、見事な凝縮感で落ち葉やベリーやタンニンの複雑なニュアンス。恐るべきことに30分過ぎると劇的にニュアンスが変わりました。「すがすがしく」なったのです!30年近く経たワインの神秘。
ここでシャトー・ムートン・ロートシルト(2002)が!!ああ、スゴすぎる。なんてことでしょう。エチケット(ラベル)の絵はイリヤ・カバコフ(ロシアのアーティスト)。濃く深く、華やかさとまろやかさとバニラ香と・・・。幸せな味と香りに陶酔。小生はこっちの方がオー・ブリオンよりも好きだあ。 締めのデザートワインはイタリアのジローラモ・ドリゴの『ピコリット』。とろりとして甘ーくて、これまた結構でした。 いやあ夢のような一夜でございました。バチが当らぬといいけど・・・。 お世話になった銀座3丁目の「饗」さん、どうもありがとうございました。
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