柿ピー考
柿ピーにも色々ありまして、結構まずいものも多いわけですが、今一般的に広く売られているもので上級の美味しさというと、まずはセブンイレブンの「こだわりの柿ピー」が挙げられます。「富しげ」って所が販売元で、赤穂の天然塩使用ってあたりが『こだわり』なのでしょうか。 で、調べてみるとなんと、これってピーナッツはでん六、柿の種は亀田製菓のもので、それをミックスしたものなのだとか。でも「えー?ホントかなあ??」って感じ。明らかに亀田の辛味ばかりで旨みのない柿の種に比べて、カツオだしの旨みがついてるもんなあ。OEMでも指定がいろいろ違うんじゃないかなあ。そして、ピーナッツの含有量が多いのが嬉しいです。ほぼ50/50あるいはそれ以上でピーナッツの方が多いって印象で、そこらが従来の柿の種7割の柿ピーとは違うところです。
一方ライバルのローソンの「本格柿ピー」は、たしかセブンイレブンより後発で以前の柿ピーは大したこと無かったのに、セブンに追いつき追い越せで改良を重ね、ピーナッツの量や質、柿の種の味、天然塩などにこだわって、ほとんどセブンの企画に合わせ、今やセブンの味を越えてしまっているような気もします。やればできる。たいしたものです。
ただセブンイレブンには、普通の柿ピーに加えて「こだわりの辛口柿ピー」があります。国内産唐辛子使用です。適度な辛味が後を引きます。ピーナッツの甘みとの相性も抜群です。ビールが進みます。
これらに比べると旧来型の亀田やでん六などは、いろんな意味で負けてると思います。柿の旨み、ピーの旨み、新しい味、当世風な配合率などなど・・・。
ちなみに大江戸は、ビール(発泡酒)のみならず、ワインでも柿ピーで行っちゃいますよ、けっこう。
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