佐野元春の「THE SINGLES」
去年の夏に出た佐野元春の1980-2004年のシングル版コレクション2枚組みCD「THE SINGLES」を中古で買いました。基本的に年代順で、ただ1曲目と最後が「ガラスのジェネレーション」とその2006年新録バージョンという対比になってます。きら星のごとき全39曲。本人による全曲ライナーノーツもついてます。 佐野ファンにとっても、入門者にとっても必聴です(って、今頃買っといて・・・)。
佐野さんと言えば大江戸にとっては神様も同然で、初期のアルバムやベストアルバム(「NO DAMAGE」1、2)などは100回というと大げさだけど、皆50回ぐらいは聴いているのではないでしょうか。それにしてもこれはいい。 そりゃあ初期のヒットを集めたDISC1の方が・・・と思うけど、いやいや「約束の橋」以降のDISC2が意外なほど良くって。久々に聴いた曲が多いのもDISC2の方なんだけど(なんでシングルになってたのかよくわからない「ドクター」とかもあるんですけどね)、「シティチャイルド」とか「ヤァ!ソウルボーイ」とか「だいじょうぶ、と彼女は言った」とかのいいこといいこと!) 発表時よりも良く感じました。もちろん「約束の橋」、「誰かが君のドアを叩いてる」、「彼女の隣人」、「イノセント」、「月夜を往け」も素晴らしいです。 DISC1の方だって、「ナイトライフ」や「トゥナイト」の良さがつくづく沁みたし、「警告通り 計画通り」における、いまみちともたかの圧倒的なギターの跳梁跋扈には言葉もありません。
でもやっぱり「ガラスのジェネレーション」なんだなあ。 ま、大江戸の生涯の1曲なので、これに関しては書けません。言葉にできませんってところです。
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