驚異の映像「ハッピー フィート」
映画「ハッピー フィート」、そんなにヒットせずに、もうほとんど残ってる劇場がないけれど、いやースゴイ! CGアニメの究極的到達点というか、眼福的驚異のスペクタクルというか、ひとつひとつの場面の絵作りの凄まじさに圧倒されます。 CGアニメならではの利点を見事に生かした、氷原の超ロングショット(そこにうごめく何万のペンギンたち!)だとか、雪山を滑り落ちる場面の猛烈なスピード感、滑走感だとか、生みの中を泳ぎ陸に飛び移り滑り込む場面の開放感や躍動感・・・。そしてペンギンの毛並みから氷や水の質感までの細密でリアルな表現。ラストの群舞のパワフルでビューティフルで驚異的な眺め。 アカデミー賞受賞も当然ですが、映像は、人間は、ここまで来たんだなあと思わずにはいられませんでした(てなことを思ったのは「ジュラシック・パーク」の時以来かなあ)。
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