「ダイ・ハード4.0」とウイリスとウイルス
大好きな「ダイ・ハード」シリーズの12年ぶりの新作「ダイ・ハード4.0」を観ました。WEB2.0にひっかけたタイトルが示すように、今回はサイバーテロのお話。今まで以上に派手な見せ場の連続で、やはり超1級のアクション映画として十分に楽しませてくれます。 でもね、これだけCGでなんでもできちゃう時代になると、見せ場が他の映画と入れ替え可能になっちゃうんですよね。「ミッション・インポッシブル(M.I.)」や「007」のシリーズとおんなじに見えてしまうわけですし、アクションもここまで派手に過激になると、いくらマクレーンでもこれは無理だろ!の領域に突入しちゃってます。マーヴェル・コミックスのスーパーヒーローじゃないんだから。「ダイ・ハード」以降、この手の作品が色々出てきたので、本家としてもやりにくいところなんでしょうね。観る側の人間が、この手の展開やアクションに慣れてきちゃってる面もありますし。
スキンヘッドになったマクレーンのユーモアは健在ながら、このシリーズとしてはさらに人間味が欲しかったところ。結局、見せ場は凄くても、ぐいぐい引き込む物語としての幹が意外に細いのです。最後の敵の倒し方なんかも、随分あっさりしております。 マクレーンの娘が、「アメリカの鈴木杏」ってな顔でありました。 ところで、テレビなんかでよく「ブルース・ウイルス」って言ってるんですけど、人の名前にはもっと神経使いましょうよ(いくらサイバーテロだからって・・・)。 ブルースはウイリス。元韓国やオーストラリア代表のサッカー監督はヒディングじゃなくて、ヒディンク!
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コメント
私も観ました。
飛行機に飛び乗るのは・・・・
まぁ 考えずに観るには良い映画かな
投稿: きかんぼう | 2007年7月 9日 (月) 22時08分