わーい、オーパスワン
恒例、銀座の「饗」さんでのワインの会、またありました。今回のトップバッターも凄いです。「ペリエ・ジュエ ベルエポック」のロゼ・シャンパーニュ。アール・ヌーヴォーの絵柄の入った美しいボトルはエミール・ガレのデザインによるもの!まろやかで上品で気品があって、でも快活でカワイイ感じもあって、ステキです。 次なるは「ジャン・ルイ・バララン クレマン・ド・ボルドー」、スパークリングです。おいしいです。気分のいい泡で、フルーティーで、バランスよく、苦味や変なクセがなく、後味もキチンと背筋の伸びた感じで、コレいいです。 そして赤ワイン「ムートン・カデ レゼルヴ '05年」、黒ラベルのムートン・カデって初めて見ました。バランスの良い果実味、タンニン、酸味、バニラ香。ちゃんとしてます。
そして本日のメイン、「オーパスワン '03年」!カリフォルニアの最高峰で、大江戸の憧れのワインのひとつでした。ラベルもカッコよく、オーパスワン=(音楽用語で)「作品1」という連想からラベルの顔は誰か音楽家なんだと思ってましたが、後から調べたらこのワインの生みの親バロン・フィリップとロバート・モンダヴィの横顔なのでした(あららら・・)。いやー、それにしてもなんと芳醇!厚みのある果実味、濃厚なバニラ香、もううっとりしちゃうような感動の美味。ああ幸せ・・・の味と香りです。
でも次の「ペポリ キャンティ・クラシコ '05年」も良かったです。若いのに深い強い味で、枯葉香も強く、オーパスワンの後ということを計算した絶妙のセレクト。並のキャンティクラシコとは違う逸品でした。 高いワインが美味しいのはある意味当たり前なのですが、ここんちのシェフはリーズナブルな絶品セレクトを提供してくれるので、ホントありがたいです。さすがです。 シメは「オタール」のナポレオンでした。
でもいいワインって、家に帰ってもその味と香りが喉の奥、頭の中に残ってるんです。しかも何種類か飲んでも、順番に関係なく、その中で一番のワインの味が残ってるんです(今回はオーパスワンね)。あれ、不思議ですよねえ。
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