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2007年9月 9日 (日)

TV版「生きる」

黒澤明作品のTVドラマ・リメイク第2弾「生きる」、おそるおそる見ましたが、まずまずでした。意外なことに「天国と地獄」ほどの時代ギャップを感じないで済んだのですが、それって半世紀を経ても“お役所仕事”ってもんに大きな変化が無いってことなのでしょうか?まあ確かに中世ヨーロッパ以来、官僚ってやつは変化が無い、というか、それが役人の本質なのかも知れませんね。 藤田明二の演出は奇を衒わずに、黒澤の構図を借用しながら普通すぎるほど普通でしたけど、昨日の鶴橋康夫みたいにヘンテコなスプリット・スクリーンなどを使わないだけ良かったです。 また、志村喬の役を松本幸四郎じゃあハンサムすぎるだろうと思ってましたが、いやいやちゃんとはまってました。「ゴンドラの唄」も恐れていたほどヘンじゃなかったし。 

それでも黒澤作品とのレベルの差は歴然でして、こんな2作品を作るのなら、黒澤作品そのものを放映してくれればなあ、と思ってしまいます。 まあ、2作品ともモノクロだし、それでは視聴率が取れないのでしょうけど、もし視聴者が見比べたら、絶対黒澤作品の方にこそ満足してもらえるのになあと確信します。

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