長距離走者ハルキ
村上春樹の新著「走ることについて語るときに僕の語ること」を読みました。こんな個人的な覚え書きみたいな本が、そこそこの部数ちゃんと売れてしまうところが、春樹さんの凄いところですねえ。かく言う小生もハルキストのはしくれなので、龍さんのは文庫本で読んでも、春樹さんの新作はハードカヴァーで買ってしまうのです。 なにしろ、村上氏のランニングに関する思いと考察と経験のみを記した本なので、長距離ランナーのはしくれとして、共通する部分、首肯する部分も多かったです。 とはいえ十人十色、違う部分は違います。小生はとてもじゃないけど100kmマラソンやトライアスロンに手を出そうなどとは思いません。NYシティマラソンを含め4回のフルマラソンを走った大江戸ではありますが、村上さんのように毎日欠かさず10kmなんてマジメなランナーじゃないもんですから。 それでも小生も、基本的には「最後まで歩かない」ようにしてはいますけど。
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