「Little DJ」、泣かせます
映画「Little DJ~小さな恋の物語」を観ました。ほんわかした話かと思ったら、最近の日本映画の例に漏れずまたもや死病もの。ほんとは死人を出さずに作ってもいい物語なのにねえ。でもそのせいで、終盤は泣かせる場面の連続。周囲でも鼻水をすする音だらけ。いやあ、こいつは泣けまっせ。 神木隆之介くんも大きくなったもんだが、ヒロイン役の福田麻由子ちゃんがニコッと笑いまくっていて、その笑顔が(三日月型の目が)田中麗奈そっくり。大人になった時の彼女を広末涼子が演じているのですが、これが田中麗奈だったらスゴイだろうなあと思いました。でも福田麻由子ちゃんは良く見ると神木くんにもちょっと似ていたりします。 父親役の石黒賢がとんでもねえ性格で(半ばからけっこうまともになるけど)、突っ込みどころ満載。この性格じゃあ、(映画の中で)神木くんがキレちゃうのも納得です。 あとは原田芳雄がさすがの味を出してました。 ハウス・オブ・資生堂の展覧会「スクリーンのなかの銀座」用のオリジナル短編ムービー「WOMAN」では気恥ずかしくなるような未熟さを見せてしまっていた永田琴監督ですが、ここではリリカルかつ安定感のある、まずまずの仕事をしています。
| 固定リンク
コメント