2007邦画トップテン
お待たせしました。2007年マイ日本映画トップテン。 ( )内は監督名です。
1.天然コケッコー(山下敦弘) 2.それでもボクはやってない(周防正行) 3.キサラギ(佐藤祐市) 4.魂萌え!(阪本順治) 5.幸福な食卓(小松隆志) 6.さくらん(蜷川美花) 7.あしたの私のつくり方(市川準) 8.檸檬のころ(岩田ユキ) 9.人が人を愛することのどうしようもなさ(石井隆) 10.魍魎の匣(原田眞人) 次点.NARA 奈良美智との旅の記録(坂部康二)
<その他の記憶すべき作品> 世界はときどき美しい ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 めがね サイドカーに犬 犯人に告ぐ 0093女王陛下の草刈正雄 ALWAYS 続・三丁目の夕日 オリヲン座からの招待状 陸に上った軍艦
監督賞:山下敦弘(天然コケッコー) 脚本賞:古沢良太(キサラギ) 主演女優賞:夏帆(天然コケッコー) 主演男優賞:なし 助演女優賞:小泉今日子(やじきた道中 てれすこ) 助演男優賞:伊東四朗(しゃべれども しゃべれども) (準)新人賞:谷村美月(檸檬のころ)
邦画は好調を維持していますが、見事な4位までと比べると、5位以降はちょっと頼りなくもあります。 1位と2位、どっちをどっちにするかは悩むところですが、「コケッコー」は最高に大江戸好みなので。夏帆は撮影当時15歳にして、女優としてのピークを迎えてしまったのでは?と心配になるほど(「Wの悲劇」で20歳の薬師丸ひろ子にも同じ事を思いました)。 「それでも~」の正義と憤怒、「キサラギ」の驚くべき脚本もこの年の大きな収穫でした。
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