コステロの「MOMOFUKU」
エルヴィス・コステロの新譜「MOMOFUKU」です。アルバム・タイトルはなんと日清食品の創業者・安藤百福氏(インスタントラーメンの生みの親)からの命名。ジャケットの下のネガは桃の写真(そのモモも掛けてあるんですかね?)、ジャケットの内側には「安藤百福(1910-2007)の想い出に He fed those who study. (彼は学ぶ者に食を与えた)」とありました。でも内容的には、特にラーメンと関係なさそうです。
出だしの1、2曲目があまりにも若き日のコステロ風で、おおゴキゲン!と思ったら、その後スローダウンしてしまいました。ま、中にはそこそこいい曲もあるのですが、ま12曲聴いて、ちょっと物足りない印象です。 百福氏のカップヌードルにひっかけて、「(このアルバムが2週間で出来たことに対し)やることといえば、お湯をかけるぐらいだった。」とコステロがコメントしたそうですけど、そんなこと言ってないでもうちょっと曲の質を上げていってくれたら良かったのに・・・。 とは言え、(バリエーションは広いものの)久々にロックンローラー・コステロって感じだったのは、嬉しいことです。
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