ゆるーくおバカな「ギララの逆襲」
映画「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」が、想像通り川崎実監督ならではのくだらなさ満載で、私のような好事家にはまあそこそこ楽しめる出来となってました(けっこう飽きもしましたが)。ギララの登場場面は’60年代の「宇宙怪獣ギララ」の映像をそのまんま流用してて、その手抜きぶりもこれだけ堂々とやられると、「まあ、それもアリか」と納得してしまいそうです。 制作時期がすごく前だったのでしょうか?なぜか日本の首相が安部晋三のそっくりさんであって福田さんのそっくりさんではないのが??なところ。 最後に北の将軍様と喜び組まで出てくるあたり川崎実の面目躍如です。 加藤夏希が大真面目に「ネチコマネチコマ・・・」とコマネチポーズの踊りを踊りまくるあたりのバカバカしさ、それと「タケ魔人」・・・世界のキタノ、さすがに度量が大きいですってゆーか、ほとんどタケちゃんマンの世界です。
ただ、どうせならもっともっとくだらなさを極めて欲しかったです、「いかレスラー」や「コアラ課長」のように。 そして、ギララがらみの「怪獣映画」としてのシーンがもっと充実してて欲しかったなあ、と思うのでありました。
| 固定リンク
コメント