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2008年8月10日 (日)

良いです、「百万円と苦虫女」

「百万円と苦虫女」は素晴らしく豊かな日本映画です。脇役が多いため、単独主演は3年ぶりという蒼井優の魅力が全開。TVドラマ「おせん」も(特に女子の間で)「蒼井優カワイイ!」の声がやたら多かったですけど、本作でも負けず劣らずカワイイです(ま、個人的にはそんなに“好み”ではないのですけど・・・)。そして、女優としてホントうまいです。彼女の世代の若手は宮崎あおいとか上野樹里とか巧い人が多いのですが、やはり蒼井優の巧さにはいつも唸らされます。今年の彼女には「人のセックスを笑うな」の助演女優賞と合わせて、こちらの主演女優賞を個人的にあげたいくらいです。お得意の、困ったような“微妙な”表情がたまりません。

彼女一人のパートも、弟とのじわっとハートに迫る肉親愛も、森山未来くんとのヒリヒリするような恋も、描写として秀逸です。観る者のエモーションを揺さぶり続けて、今年の日本映画を代表する一作になっています。 脚本・監督のタナダユキは、昨年の「赤い文化住宅の初子」ではそれほどいいとも思わなかったのですが、今回は見事です。本物の創造者の“センス”を見せつけています。

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