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2008年10月 7日 (火)

必見の「大琳派展」

081006_14080001 昨日、一般公開より1日早く、東京国立博物館の「大琳派展」プレビューに行ってきました。081007_00160001 今号の「BRUTUS」も琳派特集だったりしてブームのさなかですけど、いやあこの琳派展はスゴイです。決定版的な内容です。ここ十数年の琳派展では京博だけでやって東京に来なかったやつが充実していたはずなのですが、今回のはそれをも凌駕しているのではないでしょうか。国宝・重文40数件をはじめとする240数件の傑作揃いなんです。 (会期中の展示替えもありますが)宗達の「白象図杉戸」、光琳の「風神雷神図屏風」や「燕子花図屏風」や「八橋蒔絵螺鈿硯箱」、抱一の「夏秋草図屏風」や「四季草花図屏風」などなど“教科書に出てる”名品のオンパレード!これはまさに“Don't miss it!”な、ありがたい展覧会であります。 で本展における大江戸のベストは?と問われれば・・・うーん、やっぱり抱一の「夏秋草図屏風」ですかねえ。あの機知とセンス。見ているとムービーになって風が吹き雨が降り出すリアルな空気感と、空間の“間”が気持ちいい絶妙なデザイン=装飾性(日本絵画の根幹)の両立。

最近の展覧会はグッズも充実しておりますが、出ました!ベアブリックの風神・雷神。写真はちょっと小さくて見にくいでしょうけど、白い奴と緑の奴がおりまする。081006_15140001 081006_14100001

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コメント

いいなあ~。
内覧会で見れちゃうんだぁ。

・・役得?

投稿: risi@いけばな | 2008年10月 8日 (水) 06時34分

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