5大シャトー・セカンド勢揃い
なんとおボルドー5大シャトーのセカンドを味わう会に出させてもらいまして、いやあ結構でございました。 シャンパーニュで喉を潤したらまず、シャトー・ラフィットのセカンド「ムーラン・デ・カリュアド83年」、それもマグナムで。うーん、四半世紀前ですもんねえ。開くのにちょいと時間がかかりました。酸味が強く、渋みと共に「枯淡の境地」って感じでした。
次は「レ・フォール・ドゥ・ラトゥール96年」。濃厚で深みがしっかり。黒すぐり、チェリー、タバコ、チョコレート、トリュフ、イチゴジャムなどのニュアンスが感じられました。いいですね。
続いて「バーン・オーブリオン02年」。りんご、ベリーなどと酸味が特徴で、意外に複雑さに欠けるかもと思ったら、30分ほど経過したところでまろやかにおいしく花開きました。その後はしっかりと力強くなりもしました。
で「シャトー・マルゴー・パヴィヨン・ルージュ04年」。うーん、酸味強すぎだし、ちょっと軽すぎでは・・・。アフターの樽香は素敵でしたけど。
そして「ル・プティ・ムートン05年」です。この一度見たら忘れないエチケット(ラベル)デザイン。やっぱり大江戸はムートン系の味が好きですねえ。凝縮した果実味とミルキーな樽香。 それにしても出てきた順番はだんだん若いワインになってるのに、古けりゃいいってもんじゃないし、若けりゃダメってもんでもないことが改めてよくわかりました。
で、なぜか最後にお口直しに白てことで、ここの「ムルソー04年」。うん、おいしいです。さんざし、梨、はちみつ、ナッツなどが感じられ、クリーミーなアフター。豊かな白です。 今回もおいしく楽しく、いい勉強させてもらいました。
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