最後の入替え戦も名勝負
J1/J2入替え戦ジュビロvs.ベガルタの第2戦をTV観戦、と言っても後半19分からなのですが、いやあ凄い試合でした。普通に記録だけ見れば、ロスタイム4分のうち3分近くまで磐田が2-0でリードしていたのですから、磐田の楽勝に見えますし、実際試合内容では圧倒的にジュビロでした。でも、そこがサッカーのわからないところ、特にホーム&アウェイの不思議な醍醐味で、ロスタイムのフリーキックで仙台が1点入れて2-1としたところからのラスト1分の攻防が凄まじかったのです。つまり、第1戦は1-1のドローだったので、この試合が2-2になった場合、規定によりアウェイゴール数の多い仙台がJ1行きとなるってわけで。しかも1点取った仙台が最後の力を振り絞って猛攻を仕掛けてきたもので、ゴール前の怒涛のせめぎあいときたら!スタジアムの異様な熱気と興奮がTVからも感じられました。さすがに1分では足りず、ジュビロが逃げ切ってタイムアップ、J1残留を果たしました。でもベガルタの得点があと2-3分早かったら、ひょっとしたら・・・って可能性は十分あったと思います。笛が鳴ると、両チームの選手がピッチに倒れこみました。まさにそんな死闘でした。 特にどちらに肩入れしてもいなかったのですが、試合終了後のベガルタ・サポの涙や、それでも懸命に声援を送る姿には目頭が熱くなりました。 1週間前までは、ひょっとして湘南がこの試合に出る可能性もあったわけなので・・・。 それにしても入替え戦には名勝負が多かったですね。来年からは3チームが自動昇(降)格になるそうなので、ちょっと残念な気もします。
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