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2009年1月31日 (土)

「きらめくデザイナーたちの競演」展

090124_133801 gggことゲンザ・グラフィック・ギャラリーで開催中(31日まで)の展覧会「きらめくデザイナーたちの競演」を見ました。gggの母体である大日本印刷のグラフィックデザイン・アーカイブの収蔵品からのお披露目(123点)といったところですが、面白いのは年代や作風やバックグラウンドが似通った2人のデザイナーを並べての展示だというところ。 亀倉雄策-早川良雄、永井一正-田中一光、福田繁雄-仲條正義、粟津潔-横尾忠則、井上嗣也ー戸田正寿、サイトウマコト-矢萩喜従郎、佐藤卓-原研哉、平野敬子-服部一成・・・といった具合で、その組み合わせが絶妙です(大貫卓也ー佐藤可士和-佐野研二郎だけは3人組でした)。 そして、戦後日本のグラフィックデザイン(ポスター)の傑作選の趣もあって、見飽きることがありませんし、初心者が勉強するにも非常に良い機会となっておりました。090124_133802

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2009年1月30日 (金)

今日の点取り占い94

090130_010001 海水浴に行けるだろう   8点

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2009年1月29日 (木)

タイガー食堂の閉店

090128_132201_2

昨年6月6日にもご紹介した銀座1丁目の「タイガー食堂」、久々に前を通りかかったら・・・閉店してました。

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_32ab.html

ご覧の通り看板が外されて、淋しい光景です。 思えば昨年久々に何回か利用したのも、虫の知らせってやつだったんでしょうかねえ。 またひとつ“昭和”が消えていきました。

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2009年1月28日 (水)

2008洋画トップテン

昨日に引き続いて外国映画のトップテンです。

1.ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(ジェイムズ・D・スターン、アダム・デル・デオ)  2.ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(マーティン・スコセッシ)  3.ミスト(フランク・ダラボン)  4.パラノイド・パーク(ガス・ヴァン・サント)  5.リダクテッド 真実の価値(ブライアン・デ・パルマ)  6.バンテージ・ポイント(ピート・トラヴィス)  7.ファニーゲームU.S.A.(ミヒャエル・ハネケ)  8.潜水服は蝶の夢を見る(ジュリアン・シュナーベル)  9.ハプニング(M・ナイト・シャマラン)  10.アクロス・ザ・ユニバース(ジュリー・テイモア)  次点.その土曜日、7時58分(シドニー・ルメット)

<その他の記憶すべき作品>  アニー・リーボヴィッツ レンズの向うの人生  スルース  ペネロピ  クローバーフィールド HAKAISHA  ブーリン家の姉妹  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド  宮廷画家ゴヤは見た  ハンコック  ボーダータウン 報道されない殺人者  英国王給仕人に乾杯!

<特別賞>  (ライヴ・フィルム)「ザ・フー ライブ・アット・キルバーン」

監督賞&脚本賞:フランク・ダラボン(ミスト)  主演女優賞:ナオミ・ワッツ(ファニーゲームU.S.A.)  主演男優賞:ダニエル・デイ・ルイス(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)  助演女優賞:ティルダ・スウィントン(フィクサー)  助演男優賞:ジェフ・ブリッジズ(アイアンマン)

邦画と反対に、洋画はここ数年テンの選出に困る不作が続きます。これで、ドキュメンタリーがなかったらと思うと恐るべきものがあります。ハリウッド脚本化協会のストの影響だけでないことは明らかですし、そもそも数年前に較べてアジアやヨーロッパの方がむしろパワーダウンしています。今年はまた上向いて欲しいものです。

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2009年1月27日 (火)

2008邦画トップテン

お待たせしました。2008年のマイ邦画トップテン。 ( )内は監督名です。

1.トウキョウソナタ(黒沢清)  2.母べえ(山田洋次)  3.歩いても 歩いても(是枝裕和)  4.東京少女(小中和哉)  5.人のセックスを笑うな(井口奈己)  6.百万円と苦虫女(タナダユキ)  7.奈緒子(古厩智之)  8.しあわせのかおり(三原光尋)  9.接吻(万田敏邦)  10.ラブファイト(成島出)  次点.パコと魔法の絵本(中島哲也)

<その他の記憶すべき作品>  子猫の涙  休暇  全然大丈夫  純喫茶磯辺  クライマーズハイ  おくりびと  実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)  きみの友だち  ≒草間弥生 わたし大好き  GSワンダーランド  デトロイト・メタル・シティ   L change the WorLd  20世紀少年  グーグーだって猫である  ハッピーフライト

<特別賞> シネマ歌舞伎「野田版 研辰の討たれ」、シネマ歌舞伎「人情噺 文七元結」                

監督賞:黒沢清(トウキョウソナタ)  脚本賞:是枝裕和  主演女優賞:永作博美(人のセックスを笑うな)  主演男優賞:西田敏行(丘を越えて)  助演女優賞:蒼井優(人のセックスを笑うな)、土屋アンナ(パコと魔法の絵本)  助演男優賞:津川雅彦(落語娘)、中村梅之助(母べえ)  新人賞:藤本七海(子猫の涙)

ここ数年の日本映画の充実が加速してて、従来のトップテン級作品が20本はあって、選ぶのに難渋する始末。でもみんな愛すべき作品たちです。 シネマ歌舞伎なので別格なのですが、本当は中村勘三郎を主演男優賞に推したいところ(まあ、西田もいつもはクサ過ぎる芝居なのに、抑制を効かせて菊地寛を演じ切っていましたので、良しとしましょう)。  

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2009年1月26日 (月)

駒沢公園あたりまで

090125_122501_2 今日のジョギングは駒沢公園あたりまで。公園内を走ると、2面あるサッカーのピッチでは高校生たちの試合。片方は5分ほど見て離れたのですけど、メインのピッチでは修徳vs.保谷だかなんだかで、これが結構面白くて15分ぐらい見てしまいました。090125_123701_2 久々のナマ観戦だもんねえ。

090125_130502_3 で、そこから少し南に行って、オシャレなパン屋(マリアージュ ドゥ ファリーヌ)とジャム屋(コンフィチュール アッシュ)が並んでる所で、パンと「駒沢バウムクーヘン」をお買い物。どちらも、あの辻口博啓パティシエがプロデュースしているお店だそうです。090125_130501_2 おしゃれで、店員さんの接客も感じいいけれど、値段は高目です。 アッシュで買ったバウムクーヘンは、基本を押さえてプレーン。でも米粉で作るという生地が柔らかすぎて、大江戸好みではありませんでした。シュガーコーティングのさりげないパリパリ感は良かったのですけれど・・・。 帰り道は袋を持って走りました(ちょっとじゃま)。090125_195101_2  

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2009年1月24日 (土)

Becker'sの粗挽きハンバーガー

090124_140901 JR東日本系のハンバーガーショップBecker'sの店舗限定新メニュー「粗挽きグリルバーガー」を食べました(小生は日比谷点で)。ハンバーガーショップにしては高い価格ですし、注文後焼き始めるので5-6分から10分ぐらいかかるってのもなかなかなのですが、食べて納得。ウマイです!とにかく肉が厚くて、ジューシーで、粗挽き感が良くって、ペッパーがいい味で、まさにステーキ感覚です。かつて小生がニューヨークのラルフ・ローレンそばのハンバーガーショップで食べたやつと同じって感じです。噛むと肉汁たっぷりで、それがローストオニオンの汁とあわさってバンズに滲み込んでるあたり、クーッ、こたえられません。ホント、肉がうまいです。 やはりクォーターパウンダーより優秀です。 

小生の注文したセットは、このハンバーガーとコールスローとフライドポテトと多めのホットコーヒーで840円。まあ、ファーストフードだと思うと高目ですが、この本格ハンバーガーで、飲み物までついたセットですから、リーズナブル(本来の意味で)だと思います。090124_135701 Becker'sって、玉子をはさんだクロワッサンとか、あまり良いイメージは無かったのですが、いろいろ改革しているみたいで、意外に良かったです。 見直しちゃいました。   090124_135702

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元祖「銀ブラ」、カフェー パウリスタ

090119_135501 先日行ったのが銀座8丁目の老舗「カフェー パウリスタ」。老舗どころか、現存する日本最古のコーヒー専門店だそうです。創業100年だとか・・・。かつて芥川龍之介、菊地寛、高村光太郎らも通った名店とかで、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ夫妻が3日3晩来店したこともあったそうです。 内装は、古いタイプの喫茶店ですねえ。ただレトロな価値が出るところまでは行ってないけど。でも銀座通りに面したビルの1階で喫茶店やってるなんて、今ではここぐらいでは?090119_135502

代表作である「森のコーヒー」を飲みました。ブラジルの契約農園から直輸入している無農薬栽培のコーヒーです。うーん、普通の、昭和からの喫茶店のコーヒーの味だあ。やや酸味が強く、今の基準からするとさほど濃くはないです。 オーセンティックな日本の喫茶店(カフェー)を味わいたい時には是非どうぞ。 なにしろ「銀ブラ」の語源というのは「銀座をブラブラ」ではなく、なんと「銀座のカフェーパウリスタでブラジルコーヒーを飲むこと」なんですよ!大江戸も最近知りました。大正時代の慶応ボーイの流行だったようです。びっくり!

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2009年1月23日 (金)

「ファニーゲームU.S.A.」のいやーな感じ

気分が悪くなりたければこの映画を観るがよい。実にいやーな感じです、「ファニーゲームU.S.A.」。実にファニーじゃないです。開巻早々のクレジットタイトル途中で、ヘンデルのクラシックがデスメタルの騒音にかき消されるところから不快感が始まり、それは最後まで積み重なっていきます。白い服を着た清潔そうな好青年二人が、こんなにも不気味で鬼畜だなんて!白い服や白い手袋がこんなにも不安感や嫌悪感をかきたてるなんて! 観てる者の精神をじりじりとキリキリといたぶってくれて、身体までおかしくなっちゃいそうなスゴイ映画です。これ観てトラウマになっちゃう人、けっこういるだろうなー。

反モラル、反人道、反アメリカ映画的なこの展開、この暴力と非道。まさにハネケという底意地の悪さ(ハネケ自信のセルフリメイクなので、レイトショーでリバイバル中の、その原点である’97年作品も観なければ・・・) それにしても、映画の技量は見事です。 だから、青年から映画の観客への語りかけだとか、あの驚愕の禁じ手(!)だとかのトリッキーな表現に走らなくても良かったのに、との思いはぬぐえません。そこは成功してないもん。

金を払って嫌な気分になりたい人は必見! そしてスクリーンの中の悲惨さを観て、現在の自分の状況の幸せさを噛みしめたい人も、是非どうぞ。

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2009年1月22日 (木)

コラーゲン補給はグミで

090121_201001 ブルボンの「キュービィロップグミ」の“いちご”です。国産とちおとめ果汁10%(生果汁換算)です。しかも1袋にコラーゲン2600mg入りです。多いです。 グミはキューブ型でやや小粒。表面のパウダーがすっぱいのが減点です。香りや食感は及第なんですが・・・。

090121_201101こちらは大塚食品の「NU ニュー グレープグミ」です。コラーゲン1700mg。中心部に植物性乳酸菌入りのとろけるやわらかグミが入っているという趣向です。「コンコード&マスカット果汁の華やかな香りと爽やかな甘さ」とあるのですが、うーん、やはりブドウの難しさが出ちゃってますねえ。あまり魅力的な香りとはいきませんでした。こちらのすっぱいパウダーはあまりすっぱくないので、そこは助かりましたが・・・。

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2009年1月20日 (火)

イエメン戦、勝ったけど・・・

早くも日本サッカーの新しい年がスタートしました。アジアカップ予選の対イエメン戦。まあ、かなり格下の相手ということもあり、岡田監督もこの試合を、若手やサブメンバーの能力の見極め的な位置付けにしていたものと思われます。まあ紅白戦で言ったら、完全にBチームの布陣ですもんねえ。 まあ、そんな中でメンバーが奮起してくれたら、狙い通りだったのでしょうが、2-1で勝ったとはいえ、ちょっとねえ・・・。岡崎と田中達也は1ゴール・1アシストづつで大いにアピールしましたが、あとはゲームキャプテンを務めた中村憲剛が安定していた他は、あまり目だったパフォーマンスを見せた選手もいませんでした。寺田、高木の大型CBコンビの見せ場もあんまり無かったし。 それにしても、あれだけ圧倒的にボール支配してシュートも25本も打ってたのに、2点ってのは物足りなすぎます。岡田監督もけっこう憮然としてました。 まあ、これからメンバーが揃っていけば・・・です。

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血管ビルat渋谷

090120_161001 渋谷の東急文化会館跡の大規模な工事が行われていますが、その奥の書店だのなんだのあったゾーンも一体化再開発で、取り壊しに入っておりました。で、その一角にあった建物の裏側が凄かったです。植物がびーっしり!090120_161002 まさに網の目のように張り巡らされた血管みたいです。近々取り壊されてしまうのが惜しい奇景ではあります。090120_161003

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恵方巻?キットカット

090119_201701 キットカットの「まるかじりBar」です。上部にはしっかり「090119_201901 今年の恵方は東北東やや右!」と書いてあります。なんだぁ、「やや右」って?? まあ残念なことに恵方巻のような円柱ではなく台形型の直方体です。 味の方は素晴らしいです。普通のキットカットよりうまいっす。

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ホント久しぶりの「シャイニング」

昨日たまたまCSでチャンネル替えたら始まったところだったので、ちょっと見たらば目が離せなくなり、結局最後まで見ちゃいました。スタンリー・キューブリック監督の’80年作品「シャイニング」。公開時に新宿ピカデリーで観ているのですが、それ以来「えっ、こんなに!?」ってな年月が過ぎておりました。びっくりだ。だって、映画は古びていませんもん、ジャック・ニコルソンが若いってこと意外は。

モダンホラーの傑作ですが、この作品は怖いと言うよりはあくまでも“美しい”です。エレベーターから廊下に溢れてくる血の奔流、双子の少女、見事な内装のクラシカル&モダーンなホテル、そのバー、そのトイレ、そして植木の迷路。他のキューブリック作品に負けず劣らず、全てのカットが魅力的で力があります。子供が足こぎ自動車に乗って、ホテルの廊下を走っていくだけで、なぜこんなに不安な緊張感があるのか?その絨毯の模様だけでも不安を掻き立てていきます。なんと言っても、シンメトリカル(左右対称)な構図がコワイです。ピーター・グリーナウェイもびっくりの、シンメトリーの王国です。その頂点が双子の少女ってことですけど、あれはダイアン・アーバスのパクリでもありますね(ちなみに「毛皮のエロス」でダイアン・アーバスを演じたニコ-ル・キッドマンは、キューブリックの遺作「アイズ・ワイド・シャット」の主演だという縁もあったりします)。

それにしても凍っちゃったニコルソンは、妙にマヌケだぞ。遠路はるばる助けに来た割にはあっさり殺されちゃった黒人コックもなんだかマヌケだぞ。 そして最近どこへ行っちゃったのか?のシェリー・デュヴォールは、まさにアメリカの市川実和子ですね(てゆーか市川実和子が日本のシェリー・デュヴォールなのか)。

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2009年1月19日 (月)

代々木八幡周辺の怪異

090118_125401 ジョギングがてらの初詣(もう「初」とは言えないかな)、今回は代々木八幡宮に寄り道しました。小田急線の代々木八幡駅からもちょっと離れていて、山手通り沿いにあるのですけど、行ったことがある人は割と少ないんではないかな。090118_125901 まあ、ちゃんとした神社でして、まだ初詣客もおりました。090118_125601  だけどこんなのが参道の脇にあって、驚いちゃいました。代々木八幡遺跡の跡に、竪穴式住居を再現したものだそうです。

090118_124901 で、そのそば(というよりは代々木公園そば)に、こんな小屋が・・・。ピサの斜塔ばりに傾いてます。おそらく住居ではなく物置かなんかだと思うのですけど、ナマで見るともっと傾いて見えます。090118_125002_2  

そしてこちらも代々木八幡そばの怪物件。090118_130303 正面から見ても、なんとなく妖気と奇妙さを発していますが、裏に回ると・・・すごいです。090118_130301_2 上の方焦げてます。090118_130302 ちなみに横から見ても、なんかヘンです。トマソン的な細いドア?が2つも並んでるし・・・。なんだかワケあり感たっぷりです。 

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2009年1月17日 (土)

今日の点取り占い93

090117_233501_3 君は大へんまぬけやろうだ   2点

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ハドソン川の奇跡と内田裕也と「ハッピーフライト」

「ハドソン川の奇跡」だとか・・・。NYで航空機がらみの大事件でも、今回のは9・11とは違って明るい話題です。 機長でかした! それにしてもハドソン川のあのあたりって、ハリウッド版「ゴジラ」で、イグアナの怪物みたいなゴジラが潜ったあたりですよね。 かつてアルバム「コミック雑誌なんかいらない」のジャケット及び同ヴィジュアルのパルコのCMのために、内田裕也さんが服着たまんま泳いだ所でもあります。ちなみにあのアルバム(当時はLP)ではA面、B面のことを、イーストリバー・サイド、ハドソンリバー・サイドと称しておりました(おっしゃれー)。 「コミック雑誌なんかいらない」は’86年に映画化もされましたが、その監督は「おくりびと」で今をときめく滝田洋二郎。ピンク映画出身の彼の、一般映画第1作でした。

それにしても事故の原因がバードストラックとは、まるで「ハッピーフライト」ではありませんか! しかもあの映画には事故で着水!みたいなシーンまであるし。予言していたのか、矢口史靖?

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2009年1月16日 (金)

福田繁雄さん逝去

グラフィックデザイナーの福田繁雄さんが76歳で亡くなりました。まあ、特殊な領域のデザイナーでしたね。錯視、トリックアートの世界の魔術師的アーティストであり、第一人者でありました。 小生は仕事関係で何度か、上北沢にある福田氏のお宅に入ったことがあるのですが、玄関口からしてトリックアートの世界になっておりましたし、家の中には氏の立体作品がいくつか置かれてました。 着るものも、“ネクタイの絵が描いてあるTシャツ”とか、そういう世界でした。 画家というかコンテンポラリー・アーティストの福田美蘭さんは愛娘ですが、異なるフィールドでやはり「二次元の可能性」を追究したり、誰も気づかない新しい視点から物事を見て不思議な世界を築いたりするあたり、血は争えないものですねえ(ちなみに大江戸は美蘭さんの初期からのファンです)。 「ユーモア」の要素も二人に共通する特質です。FUKUDAのDNAは継承されたと言えましょう。 ご冥福をお祈りいたします。 

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2009年1月15日 (木)

中央区観光検定の受験番号

090115_002201 先日大江戸のもとに「中央区観光検定」の受験票が届いたのですが、そのナンバーが「20000000017」! なんだって11桁?! これだけあれば999億番台まで対応できますから、全人類が受けても楽勝楽勝です。 てゆーか、これって「17番」でしょ。番号若っ! 試験は2月22日。中央区の木は柳。中央区の花はつつじ。中央区長は矢田さん。やだって言っても矢田さん(だじゃれ)。

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2009年1月14日 (水)

「神の雫」など新ドラマの季節

今クールの新ドラマが次々とスタートしてますが、先週始まったフジ「トライアングル」は関西テレビ50周年記念だけあって、キャストの豪華さで圧倒します。江口洋介、広末涼子、稲垣吾郎、相武紗季、堺雅人、谷原章介、佐々木蔵之助、小日向文世、大杉漣、風吹ジュン、北大路欣也って、ほとんど主役クラスの人がこれだけ並ぶと、どんだけ出るんだよーって感じです。 まずはパリ・ロケを含む第1話で深い謎を提示して、第2話ではそれを発展させてる段階です。髪を短めにした江口洋介って、なだぎ武にけっこう似てます。 でもドラマの匂いとしては、イマイチ一級品の香りがしてないんだよなあ、今のところ。

そして火曜夜10時でもろカブリするのが日テレの「神の雫」。昨年12月23日の当ブログでもお伝えしましたね。大江戸はこちらをナマで見て、「トライアングル」を録画で見ました。 うーん、難しさいっぱいの企画ですからねえ。まだ連載中で、単行本第18巻でまだ“十二使徒”のうち第5までしか進んでいないですし。ワインに興味ない人にも見てもらわないといけないし。 さっそく原作とは変えて、使徒を第6までとしていましたし、とにかくめまぐるしく詰め込んでました。それにしても今回はキモとなるデキャンタージュの、本来一筋の糸のようになるべきワインの流れが、あまり美しく見えませんでした。そこはキモでしょう。亀梨くんがそこまでマスターする時間が無いのなら、むしろCGを使うべきだったと思います。 それにしてもみやびちゃんとはあまりにもイメージが違う仲里衣紗!彼女はまだ19だから、ワイン飲むシーンも多いこの作品へのキャスティングってのは、ちょいと問題アリなのでは?(原作からすると、相武紗季あたりならハマる気がします。まあ彼女は「トライアングル」の方に出ちゃってますが・・・) そして竹中直人をああいう風にしか使わないのは、日本のTVの貧困であるぞ。あれじゃあ「のだめ」と一緒じゃん。 

でも、本当に期待できるのはやはり“山田太一最後の作品”とのふれこみの「ありふれた奇跡」でしょう。仲間由紀恵と加瀬亮です。第1話から、静かに丁寧に、確かなクォリティーを感じさせてくれました。今後に期待大です。

たぶん見ないだろうけど、ちょっと気になるのは松山ケンイチ主演の「銭ゲバ」。いったいどうして今時この企画が出てきたのか?(原作は40年ぐらい前の「少年サンデー」連載マンガ) そもそも「ゲバ」って、「ゲバルト」(暴力的闘争)から来ている学生運動用語ですもん。不思議です。

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2009年1月13日 (火)

今さらですが・・・竹内まりやの「Expressions」

090112_232601_2  昨秋出た竹内まりやの3枚組みベストアルバム「Expressions」をようやく(すみません、中古で)買いました。デビュー30周年記念版でもあると聞くと、感慨深いものがありますね(そういえば去年はサザンも30周年だったもんねえ)。選りすぐった珠玉の42曲であります。ブックレットに歌詞とともに、本人による全曲の解説がついているのが嬉しいです。

もちろんアルバムタイトルは’94年に出たベストアルバム「Impressions」と対を成すもの。“ex=out”に対して“im=in”となっていて、「印象」と「表現」ですから、うまく出来たネーミングです。

でも’03年の「Longtime Favorites」からのカヴァー曲が結構入ってる割に、'80-81年頃の、小生の大好きな「二人のバカンス」「イチゴの誘惑」「Special Delivery~特別航空便」「NATALIE」といったところが無視されてるってのは、いったいどうしてなんでしょう? インタビューなどで彼女はこの時代の「アイドル的な楽曲や活動を要求されることと自らの志向のギャップ」について語っており、それが休業にもつながったため、ここらへんを振り返りたくないんでしょうかねえ。大江戸的にはいちばん好きなゾーンだったりするのに・・・。 ま、ファン投票の1位が大江戸の大っ嫌いな「駅」(これとか「シングル・アゲイン」とか「告白」みたいな暗いマイナーコードの演歌みたいな曲たちは、まったくダメなんです)だって言うぐらいだから、なかなか大衆の好みというのはままならないものであります。

アルバム中のベスト5を挙げるのなら、「マンハッタン・キス」「もう一度」「カムフラージュ」「September」「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」かな。

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2009年1月11日 (日)

目黒川の風情

090111_12110001 昨年末に補欠当選の通知が来て、3月22日の東京マラソンに出走できることになった大江戸ですが、まずはその前に2月15日の青梅があるってことで、年明け以来ちょっとはマジメに練習に取り組んでおります。と言っても、いつもがかなりいいかげんなので、やっぱり休みの日にちょこっと長めに走るだけなのですが、まあ毎年そんなんで何とかまとめてますんで・・・。 ただ、今日は気合を入れて2時間40分ほど(迷ったりしながら)走りました。調整は順調です。

090111_12110002 今日は目黒川を下って五反田まで行って戻るようなコースだったのですが、今までは中目黒までしか行ったことが無かったので新鮮でした。中目黒のちょい先に、こんな奇岩の並んだ場所があって驚きましたし。 Photo_3  この目黒新橋なんかは、御茶ノ水の聖橋のミニチュア版といったデザインです。で、その脇にも橋のデザインの延長線上のようなこんなアーチがあって、なかなか目を引いてくれます。Hi380007 Hi380005 そして、五反田駅そばの目黒川脇にはこんな風情のある古ーい日本家屋の旅館!があって、驚いちゃいました。 川には水鳥もいるし、やっぱり東京には川がないとね。Hi380008

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ストロベリーの誘惑

090108_09470001 年末からのイチゴの季節が続くコンビニ棚ですが、ロッテ・キシリトールガムにもイチゴさんが!090108_09500001 パッケージの色もイチゴのイラストもガムの色もカワユスカワユスの「ストロベリー」です。 ま、味はフツーでしたけど・・・。

竹内まりや20代の頃のヒットしなかったシングル「イチゴの誘惑」って、キュートでラヴリーな名曲です。大好き!

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2009年1月10日 (土)

今日の点取り占い92

090110_01080001 カレーライスがからすぎました   1点

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2009年1月 9日 (金)

変わりグミあれとそれ

090107_19480001 昨年11月6日に紹介したUHA味覚糖の「忍者めし」はかつお梅味の不思議なグミで、大江戸的には生臭さがバツでした。でも今回の「宮崎マンゴー味」は悪くありません。普通にマンゴー味のハードグミです。ただ見てくれは、「抜けた汚い歯」みたいですけど。090107_19490001 パッケージの忍者キャラも、おお、宮崎県と言えば・・・の、あの人ではありませんか。

090107_19510001 こちらは不二家の「のどグミ」。爽快メントールの“シトラスミント”(レモン果汁4%)とやわらかメントールの“ピーチミント”(ピーチ果汁7%)です。ミントポリフェノール配合ってことで、10種類のハーブエキスやビタミンCも入っているそうですが・・・にがーい! ま、良薬口に苦しなのかも知れませんが、小生がグミに求めているのは、こんなんじゃないんだよーーん(泣)

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2009年1月 7日 (水)

キットカットの大学いも味

090107_19500001 キットカットの期間限定版新作「大学いも味」です。英国人が見たら、腰を抜かしますね。まわりのコーティングはホワイトチョコだけど、黄色っぽいです。さつまいも風味ってことらしいのですが、それでもホワイトチョコ感の方が勝ってて、正直よくわかりません。 中身はしょうゆパウダー、さつまいも(なると金時)パウダー、黒ゴマパウダーが入ってるらしいのですが、これまたよくわかりません(ま、みたらし風の味はしますが)。知ってて、そのつもりで食べてもよくわからないってのは、ちょっといかがなものかと・・・。最近ちょっと粗製乱造の気味があるのではと・・・。 大江戸は大学いも、結構好きなだけに残念です。 あっ、そうか!この時期だから「きっと勝つと」の「大学」いもで、右上に「サクラサク」マークが入ってるってわけだったのですね。なるほど!

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ガウディーもひれ伏す謎の怪建築

090106_14200001 大宮八幡宮からランニングで戻る道すがら、杉並区和泉2丁目の商店街に驚くべき建物を発見しました。090106_14210001 何なんでしょう、このマジンガーZのような、兜の武者のような威圧的ファサードは?そしてこの壁面の過剰な装飾!しかも下部と上部が別々にスゴイ!090106_14220003 090106_14210002 もう、どこを取り上げてもスゴイのです。いったい何を考えているのやら・・。090106_14210003 どうもマンションと飲食店とデイリーヤマザキが入っているようなのですが、うーん、デイリーヤマザキとコレ、ぜんぜん合いません。だってこれだもん、090106_14220002 090106_14220001楽しいほどトゥー・マッチで。環境的には「もとラブホ」なんて可能性は無い所なので、謎が謎を呼んじゃいます。 090106_14240001  階段見ても、ガウディー好きなんだろうなあ。外壁下部のモザイクやら何やらも。ダリ美術館の要素も入ってるかな。090106_14230001  いやはや、衝撃の怪建築です。

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大宮八幡宮と周辺の味わい

090106_13420001 ジョギングがてら初詣、というのが、大江戸の1月のパターンとして存在しますが、今回は杉並区の大宮八幡宮に行きました。090106_13460001_2 なかなか立派な八幡様ですが、さすがにもう人はまばら。で、この脇に流れるのが善福寺川。090106_13530001ここらは大宮遺跡(関係ないけどベルマーレのストライカー石原直樹がJ1大宮に移籍しちゃいました。チェッ。)ってのもあったそうで、この地層に露出した木の根っこのアヴァンギャルドな趣きときたら!090106_13520001_2  090106_14000002   で、その横の和田堀公園の池にはカモたちが・・・まるで英国のカントリーサイドじゃないですか。

090106_13430001そこを出た通りにもこんな英国の郊外かボストンあたり?って感じの家が立ち並んでましたけど、残念ながらこちらは擬古体。そんなに古くはありませんでした。 でも和の古い住宅ならありましたよ。090106_13400001_2 これはスゴイ。 ここらへん、いい感じに古いものが残ってて。どうです、この「味の素」の懐かしい書体。090106_14080001    そして昭和的な材木屋さんの初荷に、おめでたい文字と絵柄が!カンナで削っちゃうから、こういうのもアリなんでしょうね。090106_13410001

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2009年1月 5日 (月)

トナカイの奇跡

昨年12月25日の『クリスマスの物語をプレゼント』で取り上げたショートストーリーですが、WEB上では1日限定で消滅しております。巷の「見逃した」「もう一度」という声にお答えして、テキストベースですが本欄に載せることにしました。 ちょっと時期遅れですが、お楽しみください。

<2008 Christmas Short Story by Oedo Tokio>

トナカイの奇跡

  クリスマス・イヴまで仕事だなんて、まったくなんてことだ。あたしのように夜の9時過ぎまでケーキを売ってる人間がいるおかげで、みんなだって楽しいイヴが過ごせるわけなのに、その分の「見返り」ってもんがないのは、どういうことなんだろう。くたくたになったあたしが家にたどり着いたのは夜11時近く。暖房とテレビのスイッチを入れて、部屋着に着替えて、メイクを落として、ようやくビールだ。イヴだけどビールだ。そしてイヴだからフライドチキンだ。ああ、疲れきった細胞にビールが染み渡っていくのが心地良い。食べ終わって「ふう」と落ち着いた時、ドアにノックの音。ドアスコープから覗くと、そこにいたのはトナカイだった。意表を突かれたあたしは、思わずドアを開けてしまった。

  「メリー・クリスマス! こんばんは、トナカイです。ケーキをごちそうになりに来ました。」 え?! なんでトナカイ? なんで日本語? なんでケーキ? 「いいんです。あなたは選ばれた人なんだから。ま、くじに当たったようなものだけど。あるでしょ、ケーキ?一人じゃ食べきれないでしょ。」 確かにその通りだ。でもトナカイごときにそう言われるのもシャクだ。なにしろ今日の帰り際に、「頑張ってくれたごほうびだよ」って店長さんがくれた4人家族用のクリスマスケーキの箱がテーブルに乗っているのだけど、あたし一人でいったいどうすればいいって言うのか。そもそも、内気なこのあたしが大好きな『店長さん』(32歳・独身・まずまずイケメン)はニブイんだかポーカーフェイスなんだか、まったくのところあたしに気があるのかないのかわかんない、わかんなすぎる・・・などと思ってる間にずうずうしく上がりこんだトナカイは、ケーキの箱を鼻でつついている。 「あー、わかったわかった。あたしがやるから。」 丸いケーキの12時から2時ぐらいの分量を自分用に切り分けて、あとはトナカイにくれてやった。

「ふー、おいしかった。ごちそうさま。 ところでクリスマス・プレゼントは何がいいですか?」 ふーん、何かくれるんだ。でもビール一缶ぐらいの酔いじゃあ「店長さんの愛♡」・・・だなんて、こんな見ず知らずのトナカイに言えるわけない!それに、そんな「恩返し」的な申し出を、どこまで信じていいのやら。相手は鶴や亀やお地蔵さんじゃないんだから。だからって「戦争の無い世界!」なんて口走ってしまったあたしもあたしだ。まったくどうかしてる。トナカイはきょとんとして、「ホントにそれでいいの?」と尋ねた。「もちろん! それともダメなの? やっぱりできないの?」「いやいや、今までそういうのって無かったから・・・。 うん、いい! とてもいいよ。愛がある。」そしてトナカイはドアの向こうに消えて行った。

         *         *         *

<30年後>

  戦争ってものが本や映画の中だけの『ヒストリー』になって、もう四半世紀以上になる。もちろんそれで世界中の不幸が無くなったわけじゃないけど、あたしとしてはけっこう満足している。あのトナカイは、見かけによらずグレートだった。でも本当にグレートなのは、「戦争の無い世界」って言ったこのあたしだ。ノーベル平和賞を10個ぐらいもらってもいいはずだ。あたしの果たした役割を証明できれば、だけど。

  今年もクリスマスがやって来た。夫(62歳・元店長・まだそれなりにイケメン=古語)は、立体映像のバーチャル・ツリーの横で、まだハイハイ歩きの初孫と遊んでる。この子のところにも、いつかあのトナカイが尋ねて来たりしないかな。その時のためにも、あの話だけはしておいてやりたい。まあ、信じてもらえないかも知れないけど・・・。 ドアにかけた古典的なクリスマス・リースにはトナカイのオーナメントとヒイラギの飾り。その赤い実がハートのように輝いて見えた。                                    (了)

                                                           

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2009年1月 4日 (日)

新宿伊勢丹と渋谷西武のウインドウ

090102_19050001 1年前の正月は「一期一会一美」というメッセージで、和の精神性に迫っていった伊勢丹新宿店のショーウインドウ。今年もやってくれてます。090102_19050003  「花鳥風月」「円」「方」「点」「線」「面」「天地」「うらら」「ふわり」「くれない」「枝にうぐいす」といった和のテーマを、3つの方向性で見事に表現しています。090102_19050002 深い美的教養とアーティスティックな知性の発露、さすがです。090102_19060001

090104_19210005 伊勢丹がモノトーンのミニマリズムなんかで攻める一方で、渋谷西武はただただ目を奪うカラフルな美です。090104_19210001 ここの大きなウインドウって、いつも結構いい出来なのですが、今回のは「うわぁあ」って見とれちゃう感じでした。090104_19210003 目の覚めるようなブルーの空にカラフルな蝶がはばたく色の極楽!しかも蝶の画像がところどころ立体に加工されてます(あの表面がギザギザのシートを使った“レンティキュラー”っていう、大して飛び出さないやつ)。マネキンさんたちの白いウイッグや服の色も、うまいことマッチしてて、ライトの効果が生きる夜間に見ると、感動的にキレイです。090104_19210002 090104_19210004

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2009年1月 3日 (土)

新年は「ガラスのジェネレーション」

先日、大晦日には「ラプソディー・イン・ブルー」、って話を書きましたが、新年はというと・・・「ガラスのジェネレーション」でした。大江戸にとって佐野元春は神様って話は何度か書いたと思いますが、やはり年のはじめは初心に戻らないとね。曲の最後の『つまらない大人にはなりたくない』っていう青臭いメッセージには、でもやっぱり永遠のパワーがあります。 ま、生涯で一番多く聴いてる曲ですから。

「シュガータイム」や「スターダスト・キッズ」も、しみたなあ。

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浅草・伝法院通りの怪

090103_16230001 浅草の雑踏で、何やら2階の窓外に人影が。 おや、こんないなせな方でした。                           090103_16210001 090103_16220001 それでもって、近辺にもいろいろいらっしゃいました。090103_16230002 こんな方とか、こんな方たちもです。白浪五人男ですね。 たぶん新春浅草歌舞伎の影響なのでは?090103_16240002090103_16240001 (演目には入ってなかったけど) 浅草公会堂前の店には鼠小僧。090103_16270001 これは何年か前からあったような気が・・・。 で、浅草公会堂は初春らしくおめでたい感じでした。090103_16280001 

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2009年1月 2日 (金)

「魔法遣いに大切なこと」の大器 山下リオ

映画「魔法遣いに大切なこと」、最初のうちはあまりにも突然な展開に戸惑ってしまいそうでした。なにしろ、現代の日本に魔法遣いがリアルに存在していて、普通に生活していて、国家公務員としての「魔法士」としての資格を得るべく訓練をしたりするんです。リアルな生活の中のファンタジーってんでしょうか。現代日本における「ハリー・ポッター」的世界。 でもそれを魅力的に彩るのは、映画初出演にして初主演の16歳・山下リオ。言わずと知れた当代リハウスガールです。ってことは夏帆の後を継ぐリハウスガールなわけでして、この映画の相手役・岡田将生くんは「天然コケッコー」の夏帆に次いで2代のリハウスガールと競演する快挙(?)を達成したのであります。うーん、なんか幸せなヤツですね。 それにしても「ラブファイト」といい本作といい、最近は美少女&美少年の映画でも、男はヘタレで女はしっかり者という図式が多い気がします。それと、この2作品って’80年代アイドル映画の匂いがしますよね。

映画の出来はまずまずで、中原俊としても「櫻の園」リメイク版ほどの失敗は犯していないというか、むしろリリカルなファンタジーと成長物語としてほめてあげたい気もします。 やはり山下リオの素材の良さが光ります。スラッとしてて、顔はカエル系にかわいいですし、目の下のクマのようなものがいい感じです(角度によっては少々鼻が大きい気もしますが)。まだ演技はヘタですけど、これからの伸びしろを感じさせる子です。

中目黒を舞台にした映画としても記憶されるべきでしょう。目黒川を捉えたロングショットなんかもなかなか結構です。 ま、ライトアップされた東京タワーもステキでしたけど。 (以下ネタバレ注意)でも、なんでこれもまた例によって“死病映画”になってしまったんでしょう。「またかよ」って感じでした。それがなくてもあんなに美しいキスシーンが撮れているのに・・・、残念。

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2009年1月 1日 (木)

元日はやはり天皇杯決勝

毎年元日の午後は、サッカー天皇杯決勝@国立競技場のTV観戦です。ガンバ大阪vs.柏レイソルの戦いですが、ここのところの天皇杯の決勝って、どっちが勝ってもいいや、ってチームが出るので、気楽に観戦してられます。ま、今年もどうでも良かったのですが、柏ってチームは昔から好きになれないのと、ガンバにはやはり来年もACLに出て欲しかったので、一応ガンバ寄りで見ておりました。ただフランサの技だけはじっくり味わいたいとも思っていました。

結果は延長後半、満を持して投入した播戸のゴールで1-0にしてガンバが勝ちました。クラブ・ワールドカップと天皇杯の過密日程で、疲労困憊・満身創痍だったガンバですが、西野監督の戦術が当たりました。前半はガンバ的にならなくてもしょうがない、の省力サッカー。後半、柏がフランサ、李を投入して勝負をかけたところもねちっこく守りながらじっと耐えて、むしろ体力的には有利だったはずのレイソルを消耗させていきました。ある時点で完全に120分の戦いで勝つことに内心決めていたのでしょう。レイソルが3枚の交代カードを早々に切ったのに対して、ガンバの最初の選手交代は延長後半開始時から入った播戸だったのですから。ホントに疲れと怪我人の多さを克服して「勝つ」道を選んだ西野采配が見事でした。あそこまで播戸投入を待って待って、結局決定的な仕事をさせちゃうんだから・・・。 ま、フランサのファンタスティックな異次元世界は、相変わらず笑っちゃうほど凄かったですけど、彼の好機に走って走って食らいついた遠藤の姿に、ガンバの勝因を見た思いもいたしました。

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