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2009年2月 6日 (金)

上野大仏と大阪万博展

090204_135201 上野のお山を歩いていると、「上野大仏」なる文字が・・・。見てみると「合格祈願」ののぼりがはためき、丘の上には謎のパゴダが・・・。090204_135101 あやしいので調査してみると、なんと人間の身の丈ほどのデカイ顔が!090204_134901 これが上野大仏なんだそうです。「顔だけかいっ!!」って気もしますが、実はもともと6mあった大仏が地震など度重なる罹災で首が落ちたりして、今は顔だけになってしまったようです。 受験にご利益があるようで、脇には合格祈願の絵馬などもぶら下がってましたが、こんな首が“落ちた”ような大仏で大丈夫なんでしょうか?

090204_143001_2ま、そもそも上野に来た目的は、国立科学博物館でやっている特別展「1970年 大阪万博の軌跡」を見るため。年がバレちゃうけど、大江戸も大阪万博を見た人間として、この桜マークや太陽の塔には目が無いもんで・・・。 いやー、とにかく何もかもが懐かしく、タイムカプセルのような展覧会でした。ノスタルジアのみですが、ある層には確実にアピールするでしょう。それにしても当時の経団連会長・石坂泰三が太陽の塔のデザインにじっと見入って、「これさえあれば万博は成功だ。後は何もいらない」とまで言ったというエピソードには唸りました。確かに太陽の塔の芸術としての強さ、大きさは20世紀日本の最高峰ですが、それを初見で経済人である石坂氏が認めていたという事実は素晴らしいと思います。 パビリオンの数々も、今もって斬新ですね。 かと思うと、会場の片隅に「月の石」がひっそりと展示されていたり、最後に映画「20世紀少年」関連のコーナーがあったりするのもご愛嬌ってな、ちょっと風変わりな展覧会でした。 

090204_142701 それはそうと、大江戸は科博の出口の所の実物大の大きなクジラが好きなんだあ!いいなあ、クジラ(NYのアメリカ自然史博物館のやつが最高ですけど)。

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コメント

「東京大仏」、なんかやたらシュールですねえ。
珍東京百景なんてえのがあったら、risiは上位にランキングしちゃいますね。

投稿: risi@いけばな | 2009年2月 6日 (金) 07時18分

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