« 金のサブちゃん at HMV | トップページ | gggの「ADC展」 »

2009年7月25日 (土)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 見事な傑作

Eva1 Photo  「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」をしばらく前に観ましたが、いやー凄いです。日本のアニメ史上でも、「千と千尋の神隠し」に勝るとも劣らない最高峰ではないでしょうか。TVシリーズから大きく逸脱し、新しい道を歩みながら、新しい感銘を生み出しています。 またエヴァ的世界を継承しながらも、さらに深く大きな何かに迫ろうともしているかのようです。

新たな息吹を吹き込まれたキャラクターたち。学園ドラマ部分のみずみずしさ。サービス・ショットの萌え感。戦闘シーンのド迫力の凄まじさ。それら全てが実に質の高い映像で、見る者の視覚的喜びを刺激し続けます。海は赤いし、使徒はヒエロニムス・ボッシュの「快楽の園」に出てきそうだったりしてるし・・・。 またシンジの、レイの、アスカの、それぞれの悩みが痛く刺さりますし、一方で全てが『愛』に収斂されていくというか、『愛』が全てを突き動かしているあたりが“力技”で描かれていて、素晴らしいです。

「今日の日はさようなら」や「翼をください」の使い方に唖然としながらも、ああこれが庵野だよなあ、「ラブ&ポップ」のエンドロールでも「あの素晴らしい愛をもう一度」を使ってたよなあなどと思いました。 それよりもむしろ「太陽を盗んだ男」の挿入曲の使用にびっくりしましたが、これがいーーーんだ!なんでもない日常の素晴らしさが、とにかく日常を生きることの美しさが、ひしひしと迫って来るんですよ。お見事!

そもそも「1・2・3」とか「続」とかの代わりに「序・破・急」を使うあたりのセンスからして凄いのですが、エンディングの予告で「急」ではなく「Q」だってのがわかって、さらにぶっとびました。「1Q84」か?! まあ“Quickening”だそうですから、それってやっぱり「急」じゃん。

もう一度観たい、いや観なくては、です。もちろん(今のところ)今年の邦画ベスト1です。新宿ミラノ1のロビーには初号機とレイの特大フィギュアが展示してありました。それにしてもこの「ギララみたいな初号機」をグチャグチャな太線で描いたポスター・ビジュアルもアヴァンギャルドで、ホント凄いですねー。

1_2 2

|

« 金のサブちゃん at HMV | トップページ | gggの「ADC展」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/30654886

この記事へのトラックバック一覧です: 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」 見事な傑作:

» もう一回エヴァ破見てきた [わたしは趣味を生きる。[ラノベ・音楽中心]]
朝遅く起きて、ふと思い立ってもう一度エヴァンゲリオン新劇場版:破を見てきました。 [続きを読む]

受信: 2009年7月26日 (日) 03時07分

» ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 鑑賞メモ [*nicoponism]
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 鑑賞メモ 【超絶ネタバレ注意!】 公開されて日も経ってるのに満席でしたよほんとすごい人だった!あまりにも素晴らしすぎて震え・・・た!リアルタイムでTVみて翌日に学校で... [続きを読む]

受信: 2009年7月29日 (水) 13時31分

« 金のサブちゃん at HMV | トップページ | gggの「ADC展」 »