「女の子ものがたり」にノレなくて・・・
秀作「いけちゃんとぼく」に次ぐ西原理恵子原作の実写映画「女の子ものがたり」を公開2日目に観ました。ポスター・ビジュアルが最高にステキだったので、深津ファンとしては期待がスパークしていたのですが、作品の出来は「そこそこ」の線を抜けられなかったなあ。 昨年の「子猫の涙」が素晴らしかった森岡利行の脚本&監督なので、その意味でも期待は大きかったのですが、関西の言葉とろくでもない生活としょうもない人々といった前作同様の骨組みがあまり生きてないのです。なんか表面的というか・・・。
ふかっちゃんも「ぐうたらでだらしない」この役柄がイマイチ合ってません。彼女は「本質的にしっかりした人が時たま見せるぐうたらさ、だらしなさ」にかけては絶品なのですが、常日頃がだらしない人を演じる今回の場合、どうも作ったような芝居になってしまうのが残念でした。 しかも他の2人と比べると小学生時代(森迫永依)、高校生時代(大後寿々花)との顔ギャップが大きくて、気になってしょうがありませんでした。大人になると、いきなり別人すぎるぞ。 なぜか彼女の服は黄色でまとめてあるんだよね。それはそれで可愛かったです。 さすがにアップなど見ると、結構オトナになったなあと感じました。
小生が男だからノレないのかなあ?女性だったら共感できるのかなあ? いや、でもやはり映画としての掘り下げ、対象との切り結び方が弱いと思うんですけどねえ。
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