スゴイぞ、「THIS IS IT」!
10月28日から2週間限定公開の「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を新宿ピカデリーで観ました。期間が短い中、確実に良い席で観るためには割高でもしょうがないと、インターネット予約で席を取って行きました。正解!これは1,800円なら安いです。でもこれだけ人気なら、また年明けあたりに再公開するんじゃないかなあ、と小生は踏んでおります。
バックステージものの大好きな大江戸としては、もう完全にストライク! 当代最高のショウを実現させるための過程、練習の風景なのに、これが最高のダンサー、最高のバンド、最高の裏方たちが集まってるものだから、その質の高いこと高いこと! バックダンサーのオーディション風景一つ取っても、それだけで「コーラスライン」が1本出来てしまうぐらいの質を感じさせてくれます。 そんな才能を従えて踊るキングの一挙手一投足のキレの鮮やかさ!神の動きであると共に、制止ポーズの完璧さは「能」をさえ思わせるものです。芸術の粋です。ここ100年のダンスへの影響度としては、ニジンスキー、フレッド・アステア、ボブ・フォッシー、マイケル・ジャクソンが四天王だと小生は勝手に思っております。 一方でギターの女性も見事でした。あんな厚みのある剛速球的なギターを弾けるとは・・・!
「Smooth Criminal」って本当にカッコイイ曲ですよねえ!尋常ならざるカッコ良さ。 「Beat It」のピタリ揃った群舞も昔以上にカッコイイし、「Billy Jean」では最後まで出そうで出ないムーンウォーク! これでリハーサルなわけですから、驚きあきれます。 公演が実現していたら・・・・本当に残念でたまりません。 とにかく稀代のエンターテイナー、マイケルの天才ぶりを存分に味わえる秀作です。編集も見事だということを付け加えておきます。 エンドタイトル、その後のおまけ、すべてが終わった時に劇場でかなりの数の拍手(パラパラではなく)が起きました。異例なことです。皆さんも満足したんでしょうね。
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