三菱一号館の美しさ
昨年9月3日から三菱一号館竣工記念として開催していた「一丁倫敦と丸の内スタイル展」にようやく行きました。会期が長いとなるとなかなか行かないってのが多くの人間ですが、なにしろ明日までだもんで。
とにかくこのレンガ作りの建物の美しいこと。もともとはジョサイア・コンドルが設計し、明治27年に日本初のオフィスビルとして建てられたもので、昭和43年に姿を消しました。しかし今回の復元で、可能な限り創建当時の様子を再現したのです。
なんと230万個!の赤レンガを使っているというのですから、驚きます。そういった歴史と復元の苦心、そして往時の貴重な記録や時代相の再現などの展覧会でした。 それにしてもこのファサードやステップのついた入口なんて、まさにロンドンで、映画「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」
にでも出て来そうです。
裏手に回ると庭園があって、ムーアの彫刻とかも配置された緑の美しさが、レンガ色と見事なハーモニーを奏でています。見事な空間です。 三菱さん、良いことをやってくれました(ここは夜のライトアップもまた素敵なんですよねー)。
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