gggの福田繁雄展
ggg(銀座グラフィック・ギャラリー)で27日まで『福田繁雄のヴィジュアル・ジャンピング』と題した追悼展を行っております。昨年1月に急逝した福田さんですが、デザイン界において独特の地位を築いていた巨星でした。 デザインと言いながらむしろトリックアートっと呼ぶべき独自の作風は、デザイナーと言うよりも「マジシャン」と言った方がスッキリくる性質のものでした。
そこらへんは娘の福田美蘭さんにも受け継がれていますが、同じように“視覚的トリック”を追究しながらも、父と娘では「デザイン」と「アート」とが確かに9:1ぐらいの比率でそれぞれのフィールドに収斂されているあたりが、なるほどって感じです。
以前仕事関係でお邪魔した上北沢のお宅も、入口が斜めになってたりしてトリッキーでありました。
| 固定リンク
コメント