奈江さんの「ホワイト・オン・ライス」
渋谷UPLINK Xの特別上映会で日本での劇場未公開作(’09年アメリカ映画)『ホワイト・オン・ライス』を観ました。なぜって?そう、裕木奈江さんが準主役で出演しているからなのです。デイヴィッド・リンチの『インランド・エンパイア』、クリント・イーストウッドの『硫黄島からの手紙』など“Nae”としてハリウッドで活動中の裕木さんですが、本作でも相変わらずの若さと味わいを見せてくれます。メガネ姿も披露してて、嬉しかったであります。
オープニングでは「何これ?国辱映画?」と思ったのですが、日本語が話せるというデイヴ・ボイル監督はその後、手堅いコメディーとしてまとめていきます。軽いけど、アラはあるけど、低予算だけど、まあいい気分でエンドタイトルを迎えることのできる作品でした。 それにしても奈江さんの夫役が60歳近いような冴えないオッサンだったので、びっくり(まあ、台詞でもそこらは一応説明しておりましたが・・・)。
主役の渡辺広さんが上映前に挨拶を行いましたが、奈江さんからのメッセージも紹介してくれました。ご本人も大阪の映画祭での上映時には登壇していたようなので、今日お会いできなかったのは誠に残念ながら、長年のファンとしてはこの新作をチェック出来て良かったです。ちなみに彼女のブログはこちら ↓
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コメント
大江戸時夫さん、はじめまして。
~青いそよ風が吹く街角~のBCと申します。
トラックバックありがとうございました。(*^-^*
裕木奈江さんと言えば90年代のマスコミ報道のイメージが強く
会う前は少し偏ったイメージを持っていたのですが
実際にお会いした奈江さんは
自然な笑顔で気さくな話し方で親しみやすい素敵な女性でした。(*^-^*
投稿: BC | 2010年4月15日 (木) 00時19分
BCさん、コメントありがとうございます。
ナマナエには随分会ってません(今は無きシアタートップスでの舞台「無頼の女房」以来かなあ)。 本当に何かの謀略にはまってしまった人でした。そして時代が合わなかった。’90年代前半より早くても遅くても受け容れられた人だと思います。なんせフェミニンで文科系なものが否定されて、イケイケな強い女性がもてはやされた時代でしたから。
投稿: 大江戸時夫 | 2010年4月16日 (金) 00時56分