4年後につながるドロー
戦前の予想通り日本もパラグアイも慎重な慎重な試合運びでしたが、どちらも決定的なほころびは無く、結果120分の死闘はスコアレス・ドローとなりました。それでも次へ進むチームを決めなきゃいけないのがトーナメント戦。ゴールとボールを使った「くじびき」に当たったのはパラグアイでした。 岡田監督はどうしても120分以内の決着を望んでいたと思いますよ。だから大いなる冒険として、阿部を削って憲剛を投入したわけです。確かにケンゴは良かったのですが、最後のカードが玉田だったのがちょっと?? なぜ森本じゃなかったのか(結局ピッチに立てなかったフィールド・プレイヤーは森本、岩政、内田の3人でした。鹿島ファンは怒るよね)?
それにしてもここまで盛り上がるとは、W杯開幕時には誰も思っていなかったことでしょう。昨日の視聴率も平均57.3%、瞬間最高視聴率は64.9%ですもん。11PM~2AMぐらいの時間でですよ! スターがいなくたって、やはりいいチーム、いい戦いはわかってもらえるんですね。日本も捨てたもんじゃありません(まあ、ますます熱しやすく冷めやすいって説もありますが)。岡田監督なんて、すっかり名将、英雄になっちゃいました。やっぱり大石内蔵助だ。 でも小生はオシムの残した遺産が結構あったと思うんですよね。だからこそパラグアイ戦は、あと少しリスクを冒しても攻める勝負どころを作ってほしかったと思うのです。
さあて、また新しい4年が始まります。今回の躍進で、ポスト岡田監督もけっこうビッグネーム(ってゆーか有能な人)が日本に興味を持ってくれることでしょう。日本も随分「オトナ」なサッカーができるようになりましたし。 それと、南半球のW杯との相性が良いのだとしたら、4年後はブラジルですからねっ!(その前にキチンとアジアを勝ち抜かなきゃですけど)
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