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2010年7月31日 (土)

「熱海の捜査官」、ムムム・・・

テレビ朝日の金曜深夜ドラマ枠で『熱海の捜査官』が始まったのですが、どうにもこうにも期待を裏切ってくれた初回でした。三木聡脚本・監督、オダギリジョー主演で脇には岩松了やふせえりなど。とくれば見る者としては当然、『時効警察』を期待してしまうわけですが、なんだかねえ・・・。確かに三木らしいオフビート感覚とか、間(ま)の笑いとかはありますけど、小ネタ控えめで、テンポも良くなく、外見はかなりフツーに近かったです。しかも今回は1話で完結せず、広がった謎の解決は第2話に持ち越しとなってしまい、フラストレーションもたまります(あおって、引っ張っといて、次回予告だもんなー)。

オダギリジョーは髪を短くして、なんだか普通の変なおじさんになっていました。栗山千明は、うーん、なんで麻生久美子じゃないの?っていうガッカリ感を禁じ得ません。ふせえりだけは、いつものふせえりだよねー。

キメ台詞にしても、今のところ(番組CMでも強調されている)「だいたいわかりました」ぐらいしかないし、困っちゃいますねー。これからアッと驚く面白さに転調していくのでしょうか? そうなって欲しいものです。 せっかく『うぬぼれ刑事』から本作へと続く「黄金のゆるゆる金曜日」になりそうなんですから・・・、よろしくお願いします。

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