アヒル口ブーム、続いてますね
しばらく前に新創刊となったメディアファクトリー新書の『なぜアヒル口に惹かれるのか』を読みました。野村理朗という認知科学者の方が書いた本ですが、すぐ読めちゃいました。まあわかりやすい書き方で書いてあるってのもありますけど、何しろ内容が“薄い”。 「アヒル口が人気」という現象を、大したことも無い例証と論旨で説明しているのですが、特段目新しい話も無く、掘り下げも浅目。ご自分のフィールドである認知科学の土俵に引き込んで、脳との関係で解き明かすあたりに、かろうじてこの方が書いた意義が漂っています。けれどもほとんどの読者は、そんな部分に興味は引かれません。むしろ「飛ばし読みパート」になってます。 まあ「萌え系」の本文イラストがいい感じなのですが、ちょっと期待外れでしたねー。
それにしてもベルマーレクイーンの井上ゆりなさんは、いつ見ても典型的なアヒル口なのであります。
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