「Mr.Children / Split The Difference」:地味&ストイック
映画『Mr.Children / Split The Difference』が2週間の限定公開中で、連日満席が続いているようですが、やっと行きました。前売券なしの全席2,000円均一。前日予約で新宿ピカデリーの最前列をやっと押さえました。
割とおとなしくしている今年のミスチルの姿を追ったドキュメンタリー。曲作りやレコーディング、そしてこの映画のための少人数ライヴ。 曲目はまあポピュラーですが、渋目と言えば渋目でもあり、まだ音が出来上がっていないスタジオ風景が多いものですから、地味な印象すら与えます。彼ら(小林武史氏を含め)の淡々とした仕事ぶり、口数の少ない穏やかさにより、地味な印象はますます強まります。 映像においても、モノクロ場面が多く、カラーでも「銀残し」的な押さえたトーン・・・これまた地味です。 唯一ラスト近くのグローブ座でのライヴでは「ニシエヒガシエ」のホーンセクション充実アレンジ(ギター抑制)に合わせて、カラーも普通に明るくなります。 まあ、その後のホントのラストでまた地味地味になるのですけど・・・。みんなストイックだよねー(少なくともそう見えます)。
ミスチル映画っていうと'95年の『Mr.Children in FILM : es』がありまして、あちらはライヴ+バックステージの一般的なドキュメンタリーとしてよく出来ていましたが、こちらはちょっと「大ファン」向けって感じで、普通のファンである小生にはちょっと物足りなさも残りました。 それにしても『es』から15年もたったんですねえ。桜井さんも40歳になりました。相変わらずスリムだし、若いです。
| 固定リンク
コメント