「THE LAST MESSAGE 海猿」:作品が大浸水です
映画『THE LAST MESSAGE 海猿』を3Dで観ました。まあ最近ちらほらある“後処理3D”なのですけど、まあそこそこの立体感は出てました。でも序盤などカメラ手持ちで動かしたりしてるから、3Dだと観にくいのなんの。結果的には「2Dでも良かった」と感じました。
うーん、このシリーズもスケール的には1作ごとにアップして行くのと反比例して、質的にはどんどんダメになっていきます。突っ込みどころ満載です。 前作でもクライマック
スの緊迫して時間が無い状況で、延々とケータイでラブラブコールの泣き芝居であきれましたけど、本作でも似たようなもの。せっかく突き進んできたクライマックスに水を差す加藤あい関連の「愛をめぐる泣かせ場面」のゆったりテンポ。ハリウッドだったら、絶対にカットになる部分ですよ。映画を停滞させ、殺してしまいますから。
その他にも破綻やほころびの多いホン(福田靖)と演出(羽住英一郎)ではありました。ほころびから水が入って大浸水です。 演出もリポビタンD的に妙に力の入った(笑いと紙一重の)場面が多かったし、仙崎とバディの関係なんか今まで以上にあからさまにゲイっぽかったと思います。 そもそもあの船やあの施設で、あんな手回し式のバルブなんてアリなんでしょうか?
巨大天然ガスプラントのCGとかは良く出来ているのに、全体的に残念な出来であります。福田靖って、数年前まではすごーく面白く密度の濃いい脚本を連発してる人で、『海猿』も1作目のピュアなドラマとしての面白さは確かなものだったのになあ。
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コメント
2Dで見ました。スケール感は見事ですが
主役夫婦・・・
個人的には、三浦君のクライマックスシーンの
荒れ狂った水面を指し、確認し良しといったシーンだけは
良かったかな。
ただ、同じフジ系では『踊る3』よりはマシだったかなという感じです。
投稿: きかんぼう | 2010年10月13日 (水) 00時24分