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2010年12月31日 (金)

2010年の終わりに

本年も当ブログにおつきあいいただきまして誠にオリゴ糖、いやありがとうございます。

うーん、2010年・・・。 『2001年宇宙の旅』の不出来な続編で『2010年』ってのがありましたね。なんか『さよならジュピター』みたいな話だったような記憶が・・・。

ま、そんなことはどうでもいいんですが、2010年はFIFAワールドカップ・南アフリカ大会の年だったし、湘南ベルマーレが11年ぶりにJ1にいた年だったし(おまけに史上ワーストの成績だったし)、なんといってもベルマーレクイーン&マーメイドがいた年だったしね。 仕事の面ではとにかく忙しくって疲れた1年でした。 1年の最後に観た洋画が『白いリボン』、邦画が『海炭市叙景』と、2本とも陰々滅滅とした長編で、生きてるのがいやになるような作品だったので、更にどっと疲れたかも。うーむ。

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ま、年が変わるので気を取り直して、来年も『大江戸時夫の東京温度』をよろしくお願いします。 毎日チェックしようねー。 友人知人にも教えてあげようねー。

それでは良いお年をお迎えください!

(写真は、本日の東京スカイツリー)

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2010年12月30日 (木)

「とよんちのたまご」のプリン

Dsc_0104下北沢に今年4月にオープンしたたまご専門店『とよんちのたまご』。ヨーロッパのお菓子屋さんを思わせる洒落た店Dsc_0103構えですが、こだわりのタマゴだけで、よく商売になってますねえ。ちなみに千葉県にあるこだわりの養鶏場から毎日運んでくるようです。

まあタマゴだけと言っても、生タマゴ以外の製品もいくつかあり、これがその代表。

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てかてか輝く茶色タマゴ? いや、こいつがプリンなんです。1個260円なり。

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プラスティック容器の上半分がぱかっと開いて、中身のプリンはとーろとろ。水状の柔らかタイプです。

Dsc_0108 さすがにタマゴの濃厚な風味が感じられます。タマゴ屋のプリンです。 けど、大江戸の好みとしては、「焼きプリン」なんですよねえ。

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2010年12月29日 (水)

The Tower of Trash

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オフィスのゴミ箱に、たまたまあった細長いビニール袋をセットし、そこに紙ゴミ類を詰めていったら・・・

おお、ゴミのタワーといった趣き。ほとんど現代美術ですね。 うーん、実にコンセプチュアルで良い気がする。

高さは1m弱ぐらい。これを抱えて電車に乗ったりしても、それはそれでハプニング系のアート作品って感じで、オーライな気がする。

スカイツリーの前で記念写真なんか撮ったら、これはもうテッパンな気がする。

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今日の点取り占い140

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他人の物をだまって使ってはいけない   4点

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2010年12月28日 (火)

はらロール=白>青

Dsc_0087あの豆腐屋が作るヘルシーなドーナツでおなじみ「はらドーナツ」の別ブランド「はらロール」の『はらロール』です。 翻訳すると「はらまき」です。 1カット320円なり。

半分に切った写真ですが、クリームたっぷり。見た目では分かりませんが、左が「青巻」、右が「白巻」。どこが違うかというと、青巻は豆乳オンリーのさっぱり系。対する白巻は豆乳に練乳やはちみつを加えたまろやか味なのです。 小生の好みは、当然白巻の方。豆乳ベースの割には濃厚で、生地もうまいしクリームもうまいってことで、健闘してます。 他にも紅茶、抹茶、きな粉、胡麻、竹炭の『はらロール』があるようです。

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2010年12月27日 (月)

サントリーの「創業一八九九」

Dsc_0082 凄いウイスキーを飲ませてもらっちゃいました。ラベルからしてゴージャスで堂々としてて由緒ありげ。「サントリーウスキー 創業 一八九九」!

調べてみると、1983年にサントリーがウイスキー作り60周年を記念して30,000円で販売した商品のようです。

もちろんストレートでいただきました。 香りがまろやかで、あたかもブランデーとかシェリーみたいな味わいです。ウイスキーとは思えないような「古酒」の趣きですが、サンザシとか梨とかリンゴみたいなフルーティーさも感じられ、重過ぎたり甘過ぎたりということはありません。むしろ瑞々しさを保ちながらの円熟という感じでした。 

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2010年12月26日 (日)

ベルマーレクイーン&マーメイド最後のイベント

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平塚のオリンピックシティ湘南で行われたベルマーレクイーン&マーメイドのイベント『感謝の集い』に行って来ました。吹きっさらしの中庭広場で午後3時半からだったので、寒いの寒くないのって…寒かったっす!! 小生は完全防寒で、ヒートテック上下にダウンに帽子、マフラー、手袋、カイロでも寒くてたまらなかったのに、長袖アンダーを着てたとはいえペラペラのユニフォームで足出してた五人の寒そうDscn0844_convert_20101226112229_2なことと言ったら!! かなりかわいそうな感じでした。 キングベルは(裸の王様の割には)全身着ぐるみ&サンタ服で、暖かそうでしたけど。

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で、目玉はこれ! 『キャプテン翼』の高橋陽一先生が描いてくれたベルマーレクイーン&マーメイドのポスター&Tシャツ!しかも5人の直筆サイン入りです!!(右下の高橋先生のサインは印刷) 大江戸はTシャツは買わなかったのですが、ポスター(1,000円)を2枚買いました。家宝家宝。

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イベントはクイーン&マーメイドの選ぶ「10大ニュース」やら、Tシャツ&ポスターの販売時におけるステージ上での握手と語らい(?)とか、質問コーナーとか、寒さと戦いながらもなごやかに進められました。聖夏ちゃんとゆりなちゃんが「好きな選手」にジャーンを挙げていたのは、ジャーンのファンとして嬉しかったですね。 それにしてもまあ、握手した手の冷え切ってつめたかったこと!!

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最後には湘南の真壁社長からの感謝状をキンDscn0855_convert_20101226112958グベルが手渡す授与式。みんな泣いちゃって、感動のスピーチとなりました。

そして最後はサイン会も急きょ開催。また家宝が増えちゃいましたね。

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とりあえず彼女たち5人が揃っての登場は今回が最後で、来年の動向は今後発表されるそうですが、みんなの言葉の端々からは、濃厚に「サヨナラ」のニュアンスが漂っていました。それは見守る我らとて承知しているという阿吽の呼吸。 本当に2010年のベルマーレが誇れる5人でしたし、真面目にそしていつも明るくチームを盛り立ててくれました。小生からもたくさんの「ありがとう」を伝えると共に、「来期からもスタジアムに観戦に来てね」とお願いしたいと思います。

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2010年12月23日 (木)

豆の驚異的成長

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とある忘年会のプレゼント交換でいただいた「message bean」なる缶詰。 缶を開けて水をやって、10日目ぐらいに何かがちょこっと見えて来たなと思ったら・・・。 その2日後には、もうこんな感じ。“Good luck”というメッセージが記されているではありませんか(芽の下の黒いものは、芽を覆っていた殻です)。

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その2日後には、こんなに伸びちゃいました! 間から若葉が顔をのぞかせています。なんだか成長が肉眼で見て取れるんじゃないかってほどのスピードです。

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さらに2日後にはこう(↓)ですもん。驚異的です。どこまで伸びるのでしょうか? まさに「ジャックと豆の木」です(ところで何の豆なんだろ、これ?)。

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今日の点取り占い139

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もっとまじめに勉強をしなさい   5点

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2010年12月21日 (火)

クリスマスにお願いする人々

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渋谷マークシティの1階にこんな小屋(?)Dsc_0064。入ってみると、内側は壁面やクリスマスツリーにびっしりと星型の紙が!

七夕の短冊のクリスマス・バージョンですね。それはもう、いろんなお願いが吊るしてありました。

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いきなり「オーランド・ブルームになります。」って、それ願い事じゃなくて宣言です。しかし、なぜ?どうしてなんだ?どうやってなるんだ、レイモンド??

こちらは真っ当に「Merry Xmas!」ですが・・・、ジョンとヨーコのサイン入り。ニセモDsc_0066ンじゃねーか!

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↓こちらは「結婚したい!!」という女性。 直球です。素直とも言います。

で、こちらは長編。「長恨歌」とも言います(それは漢文)。 「わたしは2010年に九九をがんばりました。うたもがんばりました。バイオリDsc_0069ンもがんばりました。なのでクリスマスプレゼントをください。クリスマスプレゼントはデジタルカメラです。いっぱいしゃしんをとりたいからです。まっているのでよろしくおねがいします!」 いやー、こどもってすごいです! 天才です!

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それにくらべて大人は、「倒産しませんように」って・・・。哀し過ぎるじゃねーか。

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「キャッチができますように」。 うーむ意味不明だぞ、ゆりこ君。 何かの球技?キャッチセールス?キャッチバー? それともゆりこ君はコピーライターで、キャッチコピーを考えてるってーの??

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すいません、小さくてボケてて見にくいと思いますが、「早く解放されますように」というKyokoさんの願いです。 奴隷?軟禁? 大丈夫か、Kyokoさん?!

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そして最後はこれだ!「宝くじ3万円」。 なにコレ? 3万円っていう金額が、中途半端の頂点です。

それにしてもクリスマスって、お願いをする日じゃないですよね(それを言ってはいかんのかな?)。

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救われない歌詞の名曲

山下達郎の『クリスマス・イブ』、なかなか辛い歌ですよね。「きっと君は来ない」歌ですし、「・・・君への思い、かなえられそうもない」歌ですから。なのになぜ、ああも美しく、何度も繰り返し聴きたくなる曲なのでしょうか。マジックです。

これの究極バージョンが、ギルバート・オサリバンの『アローン・アゲイン』。過ぎ去りし恋を懐かしむような曲相なんですけど、実は・・・暗い暗ーい歌詞です。へんなの。 ↓

http://www.eigo21.com/03/pops/alone.htm

でも何度でも聞きたくなる名曲なんですよねー。マジックです。

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2010年12月19日 (日)

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」:お酒はほどほどにね

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映画『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』、いやーコワイですね、アルコール依存症。大量吐血しようが、内蔵ボロボロ頭スカスカになろうが、やめられないんですね。 全体的にそんなにシリアスなタッチで描いてはおらず、むしろコミカルなトーンすら漂わせているのですが、この病気の絶望的な怖さは伝わります。

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浅野忠信演じる主人公が、一旦は断酒したものの、奈良漬から始まってビール、焼酎へとエスカレートしていくさまが恐ろしいです。

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マンガ家の妻(西原理恵子がモデル)を演じる永作博美は、ここ数年何を演じても見事です。アベレージ高過ぎるほどです。いわゆる“演技”の類型には決して堕せず、全く独特のアプローチで、天才を見せつけてくれます。その緩急自在なドリブルは、メッシを思わせるものだと思います。

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東陽一監督の名を聞いたのも久しぶりです。2000年代になってからも数本撮っていて、6年ぶりの新作となりますが、まあ注目されるような作品は'92年の『橋のない川』あたりまでさかのぼるんじゃないでしょうか。 いくつか「どうなんだろ?」って演出もありますけど、全体的には悪くない出来ではないでしょうか。

それにしても西原映画、ここ数年で『ぼくんち』『女の子ものがたり』『いけちゃんとぼく』『パーマネント野ばら』、本作、そして公開待機中の『毎日かあさん』と目白押しです。どうなっちゃってるんでしょ?

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2010年12月18日 (土)

「バーレスク」:パフォーマンスは一流だけど・・・

101007_burlesque_sub1映画『バーレスク』、まあショウビズ界のスター誕生ものの定番的ストーリーで、田舎での主人公がのし上がっていく物語。クリスティーナ・アギレラの圧倒的な歌唱力とパフォーマンスで、楽しめる映画にはなっております。でも、バックダンサーを含めて、ショウ自体は素晴らしいのですけど、どうも演出の切れ味がねえ・・・。

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なんだか、ごく普通なんですよねえ。やはりこの手のバーレスク・レビューとなると、ボブ・フォシーの『キャバレー』とか、バズ・ラーマンの『ムーラン・ルージュ』とか、ロブ・マーシャルの『シカゴ』とか、そうそうたる名匠たちの秀作が揃っているので、それらに較べると・・・ちょっと平凡すぎて物足りないのです。 脚本も実に類型的で、ぬるいし。

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それにしてもシェール! 64歳ですよ!! なんせ1960年代から活躍している人ですから。本作での歌とダンスも(そしていろんな手を入れてるであろう顔も)なかなかスゴイです。

あと小生の好きなスタンリー・トゥッチも、お得意のスタイリッシュなゲイ役で、いい味出してました。メガネのずり下がり具合とか、いい感じにカッコイイんだよねー。

100820_burlesque_main料理人次第では、もっと傑作に仕上げられる可能性もあっただけに残念ではあります。でもポール・バーホーヴェンの『ショーガール』のような失敗作にならなかったことで、良しとしましょうか。

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東急文化会館跡地のメリークリスマス

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渋谷の東急文化会館跡地の建築現場、ご覧のようにクリスマス仕様になっております。 それにしてもここって、メッチャ巨大なんですよねー。横や裏から見ると、いかに巨大なものかわかります。こういうどデカイ建築を見るといつも、「人類って、思えば遠くまで来たもんだなー」と思わずにはいられません。Dsc_0046

そして、工事現場にこんなクリスマス装飾をやっちゃおうなんて考えた人はエライなあ。 ああ、その昔『戦場のメリークリスマス』を観たのは、ここ。渋谷パンテオンだったなあ。

新しいビルディングのオープンは、2012年のようですよ。

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2010年12月17日 (金)

今日の点取り占い138

Dsc_0043けんどうがとてもつよい   9点

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2010年12月16日 (木)

石橋は叩かず渡る

石橋を叩いて渡る奴があるか。石橋だと思ったら、叩かず渡ってしまえ!

本田宗一郎の言葉らしいのですが、なるほどです。今の世の中、みんな慎重になり過ぎてるんじゃないかなー。数値の分析とか詳細な検討とかする時間と労力を考えると、直感や経験で進んじゃった方が効率的だったりすることってありますよね。どっちにしても大差が無いことに変にこだわることで、かえって損したりとかね。あーだこーだ考えてる間に、渡れちゃいますからね。機を逸しないスピードって、結構重要です。「拙速」って言葉もありますしね。

サントリーの創業者、鳥井信治郎の有名な「やってみなはれ」にも通じるところがあると思います。

そういえば、「石橋を叩いて割る」ってのもありました(なんだそりゃ)。

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2010年12月15日 (水)

アヒル口ランキング

「gooランキング」とやらで『アヒル口がかわいい女優・アイドルランキング』ってのがありました。

1位はAKB48から初のソロデビューが決まった板野友美。あまり小生の好みではありませんが、確かにアヒル口チャンピオンだと前から思ってました。 2位以下は、上戸彩、宮崎あおい、広末涼子、鈴木亜美、吉高由里子、田中美保、優木まおみ、水川あさみ、佐藤江梨子というベストテン。さすがに後ろの方は「はてアヒル口かしらん?」と思うような人も・・・。

ま、小生としてはベルマーレクイーンの井上ゆりなちゃん(今日12月15日が24歳のお誕生日!)を推したいですね。加藤ローサもけっこう魅力的なアヒル口だと思いますけど。 でも一方では、相武紗季や市川実和子みたいなカエル口もイケてると思いますけど・・・。

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2010年12月14日 (火)

みんなちがって、みんないい。

私と小鳥と鈴と   金子みすゞ

   私が両手をひろげても、
   お空はちっとも飛べないが、
   飛べる小鳥は私のやうに、
   地面(じべた)を速くは走れない。

   私がからだをゆすっても、
   きれいな音は出ないけど、
   あの鳴る鈴は私のやうに、
   たくさんな唄は知らないよ。

   鈴と、小鳥と、それから私、
   みんなちがって、みんないい。

人それぞれです。 概して人間って、自分と違うもの、自分の世界に無いものを拒絶したり嫌悪したり排斥したりしてしまうものです。でも人って、ホントそれぞれなんです。同じ地点からスタートして同じゴールにたどりつくのでも、その間のルートは千差万別。 また、ある人が苦手なものをある人は得意とし、ある人が嫌いなものをある人は大好きだったりします。 だから面白いし、だから補完し合うし、だから世界は多様な広がりと厚みを獲得していくのです。

「みんなちがって、みんないい。」  なんて、ポジティブで心の広い世界観なのでしょう。 逆にみんな違わなくて一様だったら・・・ぞっとしますね。いじめや差別やファシズムって、そうですもん。 違いを認め合う社会、それを築いていくのは一人ひとりの心の持ちよう次第なのです。  

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2010年12月12日 (日)

「ハーブ&ドロシー」:素晴らしきコレクター夫妻

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映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』は、日本人女性監督(佐々木芽生)によるドキュメンタリー。ニューヨークの郵便局員と図書館司書でありなT0009341aがら、1960年代から現代美術作品を収集し続けた夫妻の奇跡の記録。

なにしろ妻ドロシーの給料で生活し、夫ハーブの給料は全て作品購入に使ったということで、30年たってワシントンのナショナル・ギャラリーに寄贈した時には1LDKのアパートに大型トラック5台分の作品(4,000点以上)が詰まっていた・・・って、どーゆーことやー!

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でも二人とも大変な目利きですし、心底アートを愛しています。そして真剣にアートと向き合っています。二人が同じ方向を見つめているさまが、とても素敵です。

とにかくこの二人がいくら見ていても飽きないキャラなので、佐々木監督としては特段の演出やギミックを施す必要もなく、ただただ対象を捉えて、そこにある種の敬意を浮かび上がらせたのでしょう。 彼らが多くのアーティストから愛されたのも、700f0a1fむべなるかなです。観客も映画を観終わる前に、二人を好きになってしまうのです。

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2010年12月11日 (土)

恵比寿ガーデンプレイスの光

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今年もまた恵比寿ガーデンプレイスに恒例のバカラ・シャンデリアの灯が点っております。冬の夜空に、明るいです。美しいです。250灯のライトと8,472ピ

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ースのクリスタルからなる世界最大級のバカラで、恵比寿では1999年から続いているのです。 誇れる上質な物を、毎年毎年続けていくというスタンスは、素晴らしいと思います。

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そしてスロープの並木を彩るイルミネーションの輝きも実にロマンティックです。

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クリスマスツリーもオーセンティックに素敵です。 ほんと毎年思うけど、ここのクリスマス、最高ですねー。

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それにしても、ここに限らず冬の夜の冷たい空気の中の光ってのは、どうしてかくもセンチメンタルに感動的なのでしょうか(アルコール入ってたりすると、もう胸がいっぱいになって泣きそうになりますもん)。

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「人生万歳!」と恵比寿ガーデンシネマ休館

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ウディ・アレン監督作品『人生万歳!』が本日公開。 主演のハゲジジイ=ラリー・デイヴィッドが、その頭といいシニカルなインテリ・ニューヨーカーっぽい話しぶりといい、メガネといい、実にアレンを彷彿とさせるのですが、その攻撃的な動物性は、アレンと決定的に違うところです。 アレンのような弱っちい哀愁が無い分、とても嫌な感じの罵倒型ガンコジジイで、観てる方はさすがに辟易とするようなキャラクターです。

337820_003そのジジイに、二十歳そこそこのキュートな娘が恋してしまう展開は、「えー!なんで?」ではありますが、アレンとスン・イの(スキャンダラスな)結婚のことを描いてるんだな、これは、と気がつくと全てに合点がいく趣向。

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まあ後は、かつてアレン映画で観たような展開で、快調にハッピーエンディングまで駆け抜けていきます。 5年ぶりにホームタウン=ニューヨークで撮った作品だけに快調で、やはりアレン主演で観たかったと思うのが人情ってもんでしょう。『マンハッタン』の変奏曲のようでもありますしね。 まあアレ337820_004ンとしては、あんまり自分の実話みたいに受け取られるのを嫌って、もっと普遍性を持たせたかったんでしょうね。それと、彼の含羞がそうさせたのでしょう。

ソーホーのユニクロが待ち合わせの場として登場したあたりも御時世。小生も持っているバスキアの絵の七分袖Tシャツが写っておりました。Dsc_0025

それはそうと、恵比寿ガーデンシネマが、本作を最後に休館となってしまうのです!館内に「2011年1月29日(土)より」休館となり、「17年間ありがとうございました」という告知が貼ってありました。 うーん、ミニシアター受難の時代ですね。ちょっとショックです。

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2010年12月10日 (金)

今日の点取り占い137

Dsc_0018ちょうちょうやとんぼを捕りたい   7点

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2010年12月 9日 (木)

スタバのチョコレートエクレールラテ

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コンビニで売ってるスターバックスのチルドタイプで冬季限定『シャトールー チョコレートエクレールラテ』です。

パリ郊外の町シャトールー。19世紀初頭、そこでの豪華な晩餐会のデザートに供される上品なエクレール(エクレア)をイメージしたドリンク。 エスプレッソ+カスタード+チョコレートの香りと味です。うん、豊かなハーモニーで、甘露であります。

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2010年12月 8日 (水)

歌舞伎そばは生きていた

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歌舞伎座の建て替えで、無くなったもんだとばかり思ってたんです。正面左奥にあった「歌舞伎そば」。 ところがところが、裏側に移転してたんですねー。 現在の建て替え工事現場の1本裏の道、やや昭和通り寄りの所。

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店の感じや、おぼろげな記憶をたどってみると、以前小料理屋だった所を居抜きで使ってるみたい。なんか随分風情のある洒落た店になっちゃいました。

でも戸をあけると自動券売機があって、以前より席数の少ないカウンターのみの店です。 で、いました! あの人間国宝級のスピーディーな動きでそばを作るおじさんが! しかも技術を伝承するかのように、もう一人のおじさんと話しながら仕事してました。

かき揚げそばを食べましたが、当然味は変わっていません。おいしゅうございました。

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2010年12月 6日 (月)

FC東京の降格

それにしてもFC東京のJ2降格には驚きましたね。最終節で、それまでずっと16位だった神戸にうっちゃりを食らっての転落という感じですが、京都に0-2というのは・・・甘く見たのかなあ。あの戦力で降格ってのは、これまで無かったです。あり得ないことです。 大黒、平山、石川、羽生、梶山、中村、米本、今野、徳永、森重、権田--これで落ちろったって、普通ムリです。でも落ちちゃったんだよなあ。来期は大幅に選手が流出するんだろうなあ。ベルマーレに羽生欲しいなあ。

湘南の反町監督が「来期のJ2は経営規模の大きいチームが数多いという珍しい状況になる」と言ってましたが、確かにFC東京、京都、千葉、東京Vあたりが揃ってますもんねえ。  まあ来期は湘南vs.FC東京を味スタでとか、湘南vs.千葉をフクアリでとか見られるのが楽しみです。特に「湘南-千葉戦をJ1で」などと一昨年思っていたのが、いよいよ(J2で)実現となるのが、皮肉ではありますが・・・。

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2010年12月 5日 (日)

「マザーウォーター」:癒しのBGV的映画

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映画『マザーウォーター』は、とにかく「ゆったり」です。このキャストですと、当然『かもめ食堂』や『めがね』の線を狙っているのでしょうけど、それら以上に終始ゆったりした世界です。

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豆腐とウイスキー(水割り)とコーヒー、それぞれに「水が命」。人々のあっさりさっぱりした性格と日常の営みも、まさに水の如し。でも一本調子なんだよねえ。それでは映画として機能しません。まあ癒しのBGVとして、なんとなく流しておくのにはいいのかも知れませんが・・・。

とにかく限られた登場人物たちが、ゆったりとした暮らしの中で飲んだり食べたり子供と遊んだりを繰り返すのみ。こんなんで、この人たちの生活って成り立っていくのかしらん?と心配したりするのは大きなお世話なんでしょうか。 また京都を舞台にしているのに、みんな標準語ってのも、不思議な世界ですよね(もっとも、この世界に関西の言葉は似合わない気がいたしますが)。

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それでも澄み切った映像に、気持ちのいい風は吹き抜けていくのですけどね・・・。 ゆったりで気持ち良過ぎて、眠くなること必至です。

そして豆腐やコーヒーもさることながら、ウイスキーが飲みたくなること必定の映画ではあります(ただ、あのバー、広めのカウンターはいいけど、ちょと明る過ぎるなあ)。

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深津絵里in「春琴」再演の高み

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世田谷パブリックシアターで『春琴』の再演を見ました。小生は2008年の初演の際に見てまして、その時の感想はこちら↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_2d94.html

前回公演は多くの演劇賞に輝いたりして、深津絵里の演技ともども大いに評価されましたが、今回の再演では出だしとか細部を改変しつつ、より完成度高く研ぎ澄ました印象。見事です。現代演劇の最高峰と言っても過言ではないほどのレベルで、形而上と形而下がつかず離れず絶妙に、演劇ならではの表現として迫ります。サイモン・マクバーニー演出の芸術性の高さが、見る者を圧倒します。

『陰翳礼讃』の世界を『春琴抄』に混ぜただけに闇の暗さが印象的ですし、声や音も重要な要素です。ヒバリの鳴き声と羽音。竹の樋を伝って水が流れる音。そして深津絵里による、あまりにも完璧な「こども声」。 闇の中の光、そして音や声が、「豊饒なミニマリズム」の世界を成り立たせています。

深津絵里さんがこの作品においては、いつものように「ふかっちゃん」なんて言えないほど崇高な女優として屹立しています。 彼女と佐助役のチョウソンハが表現する「異形の純愛」が、見る者を激しく揺さぶり、突き刺すのです。 そしてラスト、やはり息をのむ三味線の衝撃。 カーテンコールが6回ぐらいあったかなあ。それとスタンディング・オベーションにまでなっていったこと、その拍手の熱さが、観客の気持ちとこの芝居の成功を物語っていました。

前から3列目の右隅という席で見ました。右サイド駆け上がって、コーナーポスト間近でセンタリングみたいな席! ほんと見やすくて、コンパクトで、天井高くて、いい劇場ですねえ、ここ。

ロビーで販売していた(鑑賞パンフレットにもなる)写真集ってのがまた素敵ですよ。

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こんな謡本だか戦前の教科書みたいな製本(糸綴じ!)。洒落てます。ここでも感銘を受けました。

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2010年12月 4日 (土)

竹内まりや10年ぶりのライブ

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日本武道館で竹内まりや10年ぶりのライブ、『souvenir again』を見ました。大江戸は10年前のやつはチケットを入手できず、ライブCDやその写真で知るのみなのですが、何せ'82年のファイナルライブ@新宿厚生年金会館を見ておりますので、28年ぶりのまりやさんのライブってことになります(年がバレる話ですね)。

オープニングアクトに杉真理のバンド「BOX」が登場。うーん、杉さん久々に見たけど、ああいう童顔の人が年取るのって難しいですね。

そしていよいよまりやさんの登場。ステージ装飾のドレープ・クロスに呼応するかのようなスカート(後にドレスとなる)に黒ブーツ。双眼鏡で見ると、さすがに10年前のライブの写真よりは年を経たわけですが、でも55歳には見えない若々しさです。バックバDsc_0014ンドは山下達郎をはじめ、佐橋佳幸、伊藤広規など一流どころ。 1曲目は「家に帰ろう マイ・スイート・ホーム」、続いて「毎日がスペシャル」とゴキゲンです。

新曲として「チャンスの前髪」「ウイスキーがお好きでしょ」「人生の扉」などはありましたが、他は異常なほど(CDで知る)10年前のツアーと同じ曲目。おかげで、新鮮味にはちょっと乏しいのです。聞きたい曲はもっといろいろあるのにね。何せ「不思議なピーチパイ」~「セプテンバー」のメドレーなんかまで同じでしたもん。 演奏のレベルや音質は高かったです。さすがに達郎さんがついてますから。まあ、まりやさん自身は出だしを間違えたり音が外れたりのミスがちょこちょこあったのですけど、それを補って余りあるシンガーだなあと再確認できました。 アンコールでは、乗馬服を思わせる白パンツに真っ赤なセーター(フロントに「M」の字)で、若々しく躍動していました。

圧倒的な感動や興奮は無かったものの、ハートフルでフレンドリーで素敵なライブでした。 還暦と言わず、またやってくださいね。

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2010年12月 2日 (木)

謎の居酒屋忘年会チラシ

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Dsc_0009 数日前、都内某所に折り込まれた居酒屋チェーンのチラシ。同じもんが4枚も!と思いきや、どうしてどうして、全部違います。 「やるき茶屋」に「ちゃぽん」、そして下の2枚は何と「日本Dsc_0003_2海庄や」と「大漁日本海庄や」(どう違うんでしょ?)。

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店員さん男女が出ている写真をよくよく見ると、「日本海庄や」(中)より「大漁日本海庄や」(右)のが、店員さんの写真がやや大きいのです! そして左の「ちゃぽん」では同じ店員さんで、全く同じ表情なのに、男性の着てるものの色が違います! (ちなみに「やるき茶屋」は若い女子店員が1人でした)

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裏側もかなり似たような作りの宴会ご案内になってます。てゆーかDsc_0004_2、「日本海庄や」と「ちゃぽん」、全く一緒です。

このようにして値段などで追っていくと、大漁日本海庄や>日本海庄や&ちゃぽん>やるき茶屋 というランク付けがわかって、なるほどなるほどでした。

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「幹事様下見用生ビール一杯無料券」がついてるのは、4店共通。その上の幹事様165人に当たる懸賞も、グループ全店でってことなんでしょうね。

それにしても、ここのグループはどういうつもりなんでしょう? 「店なんて、どこで飲もうが一緒ですよ」とでも言いたいのでしょうか? 話題性を狙ったんでしょうか? まあブログネタぐらいにはなりますけど・・・。

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流行語って・・・

恒例の流行語大賞が発表されましたね。でも、ここんとこ毎年のように違和感を感じるのは私だけではないはず。 今年のトップが「ゲゲゲの~」って、何??? そんなの流行ってません。単にTVドラマ「ゲゲゲの女房」(とその原作)が大当たりしただけ。 ほかにも「食べるラー油」とか「AKB48」とかって、流行語じゃなくてヒット商品の部類でしょ。 「いい質問ですねえ!」って、説明されないと“by 池上彰”ってことがわかんないです。

候補に入りながら選外となった「2位じゃダメなんですか?」とか「どや顔」、「・・・ぜよ」あたりの方がよっぽど印象的であり、かつ『流行語』の概念にマッチしていると思いました。 ちなみに去年の大賞は「政権交代」・・・これも流行語じゃないですよね。 とにかく近年のやつは、『流行語』という一番の大前提を崩しちゃってるのが多いので、誠に遺憾でございます。そこ外しちゃダメでしょ。

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2010年12月 1日 (水)

Happy birthday!

11月30日は宮﨑あおいの25歳のお誕生日でした。ハッピー・バースデイ!

なんとんなんと満島ひかりも1985年11月30日生まれと、全く同じ日に生まれたのです! びっくりだ。

(ちなみに1957年のこの日に生まれたのは、田口トモロヲさんでした。)

で、日付変わって今日12月1日は映画の日。そしてウディ・アレン75歳の誕生日です。うーん、あおいちゃんとウディには半世紀の開きがあるわけですね。なるほど。

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