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2011年1月31日 (月)

2010邦画トップテン

お待たせいたしました。恒例の「2010年マイ邦画トップテン」。(   )内は監督名。

1.告白(中島哲也)   2.さんかく(吉田恵輔)   3.今度は愛妻家(行定勲)   4.ボーイズ・オン・ザ・ラン(三浦大輔)   5.乱暴と待機(冨永昌敬)   6.スイートリトルライズ(矢崎仁司)   7.悪人(李相日)   8.時をかける少女(谷口正晃)   9.私の優しくない先輩(山本寛)   10.川の底からこんにちは(石井裕也)  次点.アウトレイジ(北野武)

<その他の記憶すべき作品>  おとうと  借りぐらしのアリエッティ  涼宮ハルヒの消失  スープ・オペラ  ちょんまげぷりん  カケラ  春との旅  ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う  玄牝  ヘヴンズ ストーリー  ヒーローショー  君に届け

監督賞:中島哲也(告白)  脚本賞:伊藤ちひろ(今度は愛妻家)  主演女優賞:田畑智子(さんかく)、深津絵里(悪人)  主演男優賞:峯田和伸(ボーイズ・オン・ザ・ラン)  助演女優賞:宮崎美子(悪人)  助演男優賞:濱田岳  新人賞:中村映里子(カケラ)  怪演賞:仲里依紗(ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲)

有望な新人や新しい才能の台頭が目立ったテンとなりました。全体的に、男はもがき続けているし、女はしなやかに突き進んで行きますね。まあ、それにしても「ヘンな人たち」を描いた映画が揃ったという見方もできるでしょう。やっぱヘンでなくちゃね。 女優の超当り年でもあり、主演女優賞は田畑、深津の他にも、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』の永作博美、『今度は愛妻家』の薬師丸ひろ子、『時をかける少女』の仲里依紗、『乱暴と待機』の美波、『川の底からこんにちは』の満島ひかり、『スープ・オペラ』の坂井真紀、『君に届け』の多部未華子、『告白』の松たか子など、多すぎて困りました。

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2011年1月30日 (日)

ザック・ジャパン遂に優勝!

とうとう優勝してしまいましたねー、アジアカップ! 闘莉王、中沢がいなくて、ケンゴも駒野も大久保もいなくて、阿部や森本もいなくて、始まってからも松井や香川が怪我して離脱したのに、いやー大したものです。 その分チームがよくまとまって、組織と連携の日本らしいサッカーを体現しておりました。

ザッケローニ、いい監督じゃありませんか。戦術もしっかりしてるし、選手交代も当ってるし、選手とのコミュニケーションも良さそう。紳士だしね。韓国戦の反省を踏まえて、岩政を入れた時も3バック(5バック)にはせずに、4バックで長友を前目に上げた布陣が見事に奏功しましたもん。 でも小生としては、今回の優勝って、オシムの播いた「サッカーの日本化」という種が、岡田監督を経て今しっかりと実ってきた感じがするんですよねー。

それにしてもオーストラリアのサッカーって、ひたすらロングボール放り込んでくるだけで、何の工夫もなく、体格まかせ。これで優勝したら、アジアのレベルを押し下げてしまいます。そういった意味でも、よりクレバーな日本のサッカーが勝って、良かったと思います。コンフェデレーションズ・カップに出られるのが大きいよねえ。 あと李のボレーシュート、気持ち良かったよねえ。優勝を決めるにふさわしい1撃でした。

MVP本田ってのはちょっとムムム・・・ですね。オーストラリア戦でも、持ち過ぎてボールかっさらわれる場面の多かったこと。シュートにも積極性が無かったし。 大江戸的には長友にMVPを進呈したいですね(川島も急成長で、素晴らしいキーパーになっちゃいましたけど)。さすがにレアル・マドリードが欲しがるだけのことはあります。 W杯、そしてこの大会を経て最大の収穫は、「日本の形」というものが見えて来たことだと思います。これからは、その質を高めていく旅路が始まるのです。

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2011年1月29日 (土)

「DOCUMENTARY of AKB48」:女子が日本を救う

338445_001映画『DOCUMENTARY of AKB48  10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』は、素晴らしく出来の良いドキュメンタリーでした。大ブレイクした2010年の流れを追いながら、メディア選抜メンバーのインタビューがその間に挟み込まれる構成。とにかくそのカット割が、いつもの岩井俊二的感覚なので、心地良く観ていられます(岩井は本作の製作総指揮)。

338445_008 監督は佐々木希主演『天使の恋』でデビューした寒竹ゆり。女性同士の安心感の中で(?)、メンバーのインタビューも適当にリラックスしたいい感じ。 エレクトリカルな映画音楽も、とても効果的にフィットしていました。

シアターへの愛、公演に向けた厳しい練習、チームへの帰属意識、メンバー間のリスペクト、将来への夢、プロ意338445_007識、リーダーたかみなへの信頼・・・、などなどが全編を通じて浮かび上がって来ます。 そして(特にファンでもない限り)集合体としてのAKB48だとよくわからない「それぞれの顔」が浮かび上がるのです。みんな一人ひとり違う個性だね、あたりまえだけど。 その中から「少女」というよりは「現代の女子」というものが立ちあがってくる所が、本作の値打ちでありましょう。みんな努力家で、前向きで、責任感あって・・・なんだか嬉しくなります。「日本の未来は、女子にまかせておけば大丈夫!」って気になってきます。

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篠田のアンダーだった努力家の横山由依がステージ上でレギュラーメンバーへの昇格を伝えられ、感涙にむせぶ場面は、思わず胸が詰まり落涙してしまいました。 高橋みなみの「男前」なリーダーシップはさすがでしたし、「嫌われる勇気を持て」と彼女に言った秋元康もさすがだなあ。柏木ゆきりんの「グイグイ引っ張るタイプじゃない人がリーダーに推された時の悩みとその後の成長」とか、ホントこの映画は日本のサラリーマン&OL、そして管理職必見だと思います。 ふぁいとぉ!

(エンドタイトルバックのオフショット=食べまくる少女たち、疲れ果てて眠る少女たちの短いショットが、これまた魅力的なんだな。)

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2011年1月28日 (金)

オリーブオイルのポテトチップス

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カルビーの『オリーブオイル ポテトチップス』です。イタリア産天日塩使用、油分30%カットです。皮つきのポテトを厚切りにしたチップスで、1枚1枚がかなり大ぶりです。素晴らしい。

Dsc_0175 素材の良さを生かした上質なポテチと言えるでしょう。オリーブ風味とシンプルな塩味が厚切りの芋感とカリカリの食感と相まって、確かにおいしかったです。

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2011年1月27日 (木)

サンマルクのミルクティーチョコクロ

Dsc_0161サンマルクカフェの期間限定『ミルクティーチョコクロ』(170円)です。うーん、濃厚な紅茶の香り。アールグレイでしょうか。ミルクとのハーモニーも抜群なお味で、実に美味です。

などと書いていたら、2008年にも書いていたんですね、小生ってば。すっかり忘れてました。 ↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-cf87.html

でも2年ちょっとの間に190円が170円に下がっておりました。うーむ、デフレーション。

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2011年1月26日 (水)

激闘日韓戦のPK戦勝利!

アジアカップ準決勝の日韓戦。久々に観てて心臓に悪く、疲れる試合。深夜に大声出しちゃうような試合でした。 前半、日本より試合間隔が1日短くておまけに準々決勝で120分闘っている韓国の出足はいつになくゆるかったです。その間にちゃんと崩せてたんだから、もっと点を決めないとダメですよね。案の定攻め続けた後にPK取られて先制されるという嫌な展開。

でも長友-前田の見事なゴールで、いやな空気を一掃しました。けれども前半のうちにリスクを冒して2点目を取っておけば、そこで試合がほとんど決まっていたと思います。韓国、疲れてましたから。そこらへんが今後の日本の課題ではあります。

延長前半、ラッキーとも言えるPKからの流れで逆転し、1点差を守り切ろうとした延長後半14分、あそこで失点しちゃダメだよなあ。っていうか、3バック(実質は7バック、むしろ全員守備)にしてからラインが下がり過ぎ。あれでは持ちません。せっかく長友と本田圭で時計を進めたのに、交代したばかりの本田卓が・・・。

でも、日本がPK戦で勝ったのも久しぶり。それこそ優勝した2004年アジアカップ(川口の鬼神セーブ!)以来のような気が・・・。 川島、いったいどうしちゃったんだ?!ってな大当たりでした。 いやいや、あの時にホント似てきました。かくなる上はもう一つ勝って、優勝するしかありません!

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2011年1月25日 (火)

豊洲のリル・ドーナツ

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豊洲のららぽーと内にある「リル・ドーナツ(Lil' Donuts)」に行きました。店名の通り小ぶり(Little)のドーナツに各種トッピングを施したものを食べさせてくれます。

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こんな箱に小さいのが8つ入ってて450円。小生が食べたのは『アップルシナモン』。ジェリー状のトッピングと混ぜて、木製のフォークでいただきます。思ったほど量がタフってこともなく、ミスド2個分ぐらいの感じですね。

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揚げたてで暖かいのではありますが、まあ期待したほど激ウマでもなかったです。アイスクリームのトッピングもつけた方がおいしかったかもね。

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店を出るとドックの西にはご覧の夕陽。ケータイカメラで普通に撮っただけとは思えぬような美しさです。

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銀座巴川ビル、解体へ

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銀座3丁目の松屋銀座の裏手。むしろルイ・ヴィトンの裏手と言うべきか。いい感じのレトロ建築だった巴川ビルが、遂に建て替え工事に入ってしまいました。ああ、無粋な腰巻が・・・。

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近年はなんだか居酒屋風の店とか入ってましたが、その前はキハチ・チャイナ。そしてその前は長らく川奈ホテルのオフィスだったように記憶しています。

1924(大正13)竣工というから築80年以上だったわけですね。規則正しく美しい矩形の連続。

Dsc_0153 この黒い窓枠も、ダイヤ柄のステンドグラスも、おしゃれじゃありませんか。 ああ、こうなると1度も入ったことが無かったのが悔やまれます。もっとちゃんとサヨナラ・フェスティバル的な告知をしてもらいたかったです。ダイシン百貨店のように↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-05b6.html

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2011年1月23日 (日)

「ソーシャル・ネットワーク」、見事に面白い!

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映画『ソーシャル・ネットワーク』は、あの大傑作(なのに日本ではイマイチのウケ具合だった)『ベンジャミン・バトン』に次ぐデイヴィッド・フィンチャー作品。 ヴィジュアリスト・フィンチャーなのに、最初から最後まで猛スピードの速射砲トークに満たされたバリバリの会話劇です。

101020_sn_sub7_2 なにしろ凄いテンポで突き進み、気がついたら「え、もう終わり?」って感じの2時間でした。体感的には1時間半ってとこ。近来まれに見るスピード感を持ったドラマです。脚本も演出もタイトかつエネルギッシュで隙がありません。

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ほとんど封印されたかのようなフィンチャーの冒険的ヴィジュアルは、ボートレースのシークェンスにおいて、周囲の風景をボケさせた映像で「おお」と思わせてくれます。その他にも、やはり絵作りが普通に見えて普通じゃなかったりしてます。精度が高いです。さすがです。

主人公をはじめ登場人物に感情移入できるわけでもなく、深い感慨を与えたり哲学を披歴するわけでもないのですが、やはり優れた作品です。まさに現代がここにあるからです。一方で、諍い、嫉妬、不信など人類普遍のテーマもしっかり描かれているのが、この映画をより強固なものとしています。

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ラストの主人公に漂う空気は、例えば『市民ケーン』における“Rosebud”のようです。功成り名を遂げた男の心の奥底の「原点」。これを描けたことは、フィンチャーが本物の映画作家となった証だと思います。 ゴールデングローブ作品賞に次いで、オスカーも最有力でしょう。

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ダイシン百貨店もうすぐ閉館

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大森駅から小生の足で6分ぐらい、ってことはゆっくり歩けば10分ぐらいで到着する「ダイシン百貨店」。「百貨店」と言うものの今どきあり得ないほど昭和なスーDsc_0163_2パーマーケットです。ただし6階建て。

1964(昭和39)年開店だそうで、東京オリンピックのあった年、東海道新幹線が開業した年です。その年を舞台に映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の3作目も製作されるそうですね。

正面入り口を入るといきなり野菜売場。しかも天井には天の川のようなブルーのイルミネーション。

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ほとんどめまいがしそうな光景です。

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店内のいたる所には「さよなら昭和館」のビラ攻撃。ベタです。いや、館内にはベタじゃないものなんて、ありません。

洋服売場にズラリと吊るしてあるアウターなんて、黒、濃紺、濃グレーといった年寄Dsc_0165_2りカラーだけで、とにかく暗いです。

1Fは食品売場。その上は衣料品とか、薬品・化粧品とか、家電とか、文Dsc_0170_2房具とか家具とかでして、なるほど領域としては「百貨店」的です。

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で、6階が社員休憩室みたいに見える手狭な不思議空間なのに、これがれっきとした客用施設の「食堂」。そこに至る階段が、ご覧の通りすごいことになってます。

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もうブッこわすんだから、どうでもいいや的な落書きパラダイスになってました。

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「わたしはダイシンで育った。沢山の思い出、本当に有難う。」と泣かせてくれます。大江戸は初めて訪れたので、何の思い入れもありませんが・・・。

店を出て左隣、建築工事中だった壁面に、「2011年春第1弾オープン 2012年春グランドオープDsc_0172ン」の掲示がありました。どのように生まれ変わるのでしょうね。

ところで全く関係ないけど、すぐそばに、こんな楽しいお顔のおうちがありました。

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2011年1月22日 (土)

カタール撃破で4強へ!

アジアカップ決勝トーナメント初戦、ってゆーか準々決勝のカタール戦。なんせ開催国だし中東だしメツが監督だし金の力で帰化選手いっぱいだしで、危険な要素が数々あったのですが・・・そういったわけで1点目はカタールに。

でも香川の大会初得点で追いついた後は、負ける気がしなかったです。後半吉田の退場で10人になり1-2とリードされた時も、勝てる感じでした。香川の2点目も、今の香川らしい素晴らしいゴール。その前の本田の粘りも良かったです。3点とも流れの中から決めてます。今日も岡崎は効いてました。そして、どんどんいいチームになって来てます。

それにしても、やけに興奮してたなザック。さすがはイタリア人。これで決勝だとどうなっっちゃうんでしょう。

準決勝は韓国かなあ(イランかなあ)。日本の方が1日多く休めるってのは、嬉しいアドヴァンテージです。吉田が出られないCBは伊野波でしょう。右サイドにはウッチーが帰って来ますから。 チームの更なる進化に期待しましょう。

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2011年1月21日 (金)

イチゴのグミ:スペインvs.日本

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支援者の方からいただきました。全世界で有名なスペインはハリボーの『STRAWBERRIES & CREAM』グミ。赤い部分はイチゴ、白い部分はクリームってわけで、クリームがとってもミルキーです。パウダーがついてますけど酸っぱさは無く、甘いです。噛み心地はまずまずなんですけど。

一方こちらはカンロの『ピュレグミ』シリーズの「濃いちご&ヨーグルト」。すっぱいパウダーがついているとはいうものの、いつもほど酸っぱすぎはしません。けれど、あDsc_0150まりヨーグルトっぽくはないですねえ。 大江戸的には、口中ですっぱいパウダーをすっかり舐め取って、そんなものなかった状態にしてから噛んでみると・・・、これはうまいです!甘さ、風味、食感と絶妙です。 この勝負、日本の勝ちでしょう。

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2011年1月20日 (木)

香り長持ち「TEXAS 2」

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マクドナルドの「ビッグ・アメリカ2」シリーズ第1弾、『テキサス2バーガー』です。箱には“TEXAS 2”の文字。好事家がこれを見れば、『悪魔のいけにえ2』(原題:The Texas Chainsaw Massacre 2)を連想してしまうことは必至(デニス・ホッパーが怪演でしたね)。でも「何の肉?」などとおびえる必要はありません。いつものマックのDsc_0149100%ビーフです。

前回の『テキサスバーガー』を更においしく進化させたそうです。肉感あふれる1/4パウンド・ミート。ベーコンや粒マスタードやチーズにオニオン。そして、とってもスパイシーなチリビーンズが決め手です。

ただ、このチリビーンズのスパイスがスゴイんです。食べる時にこぼれて指に付いてしまったのですが、手を洗ってもその匂いがとれないんですね。ずーっと、結構強烈に、少しカレーのようでもあるスパイシー・フレイバーが身のまわりにありまして、それは帰宅してハンドソープで手を洗っても落ちませんでした。それどころか入浴して、翌日昼ごろまで指先にほのかな香りが残っていたのには驚きました。 これなら、この匂いをおかずにして食パンが食べられそうです(それはウナギの香りでご飯を食べる・・・っていう落語)。

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2011年1月19日 (水)

新宿中央公園の滝

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西新宿の新宿中央公園内にある「新宿ナイアガラの滝」です。もちろん人工の滝なのですが、このあたりにかつて淀橋浄水場があったことを思うと、水との関わりは深いわけですね。江戸時代には本物の滝もあったようで、そんな錦絵があるんです。

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まあ一目見て人工ではあるのですが、それはそれで水しぶきが太陽光を浴びて輝くさまなどはきれいなものです。夏には夏の冬には冬の良さがありますね。

Dsc_0137 2月27日の東京マラソンのスタート前には、ここらへんもランナーでぎっしり埋まります。大江戸は今年もはずれましたけどね(9倍だから、しょうがない)。

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で、びっくりなのはその裏側に「新宿白糸の滝」ってのがあること。位置的にはこちらが高い所にありまして、その分落差が短い幅広の滝となっております。

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水量も少なめで、そこらへんも白糸の滝らしいところです(軽井沢など各地にありますよね)。

Dsc_0142 まあこちらはさすがにショボイ印象もありますね。背景には高層ビル街が見えて、ステキですが・・・。

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2011年1月18日 (火)

日本5-0の完勝!

アジアカップ1次リーグ3戦目は対サウジアラビア。終わってみれば5-0の圧勝で、決勝トーナメント進出となりました。まあある程度予想された結果ではありました。と言うのも、ここまで連敗してるってことはよっぽどチーム状態が悪いってことですし、ガチガチに守るチームじゃなくて個人能力にそこそこ自信を持った攻撃好きのチームらしいし、その一方で守備が淡白でヘタみたいなので、そうするとスペースが出来ます。スペースを与えられて、おまけにプレッシャーが弱ければ、日本のサッカーは必ず機能します。日本がヨーロッパのチームに割と強いのは、そういうわけです。

岡崎のハットトリック&前田の2点と、FWが全得点を叩きだしたのも、日本としては珍しいこと。やっぱり守備が緩いってことだよなあ。それにしても岡崎ノッてます。松井が怪我で帰国することになっただけに、頼もしい好調さです。 川島の出場停止で出番が回ってきた西川も敵の攻撃を0点に押さえて、しっかりアピールしました。

それにしても途中からワンサイド・ゲームになってしまって、ほとんどまともなサッカーではなくなってしまいましたね。むしろもっと得点できた試合でもありました。 次は開催国のカタールと当ります。心配無いと思いますが、ちょっとイヤなのはアチラの監督。日本をよく知っている知将メツだけに、何かやってくるかもしれません。うーむ。

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2011年1月16日 (日)

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」:かくし芸大会ですか!?

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映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、なかなかに長くていやになる2時間18分でした。 とにかくダメダメな点が多くて、「実写版」の難しさを端的に表すような作品になっています。

まず下向き矢印入りのユニフォームが(÷)=かっこわりぃ~です。まあアニメ同様なんでしょうけど、アニメだとスーツですが、本作ではジャケットのみで下は普通のパンツ。へんなの。かえってカッコ悪いっす。

335872_005 VFXも山崎貴だけにしっかりしてはいますが、今どきこれぐらいでは驚きもしません。むしろ艦内や機器のデザインの古めかしさに唖然とします。まあ原作アニメに合わせたってことなのでしょうけど、うーむ・・・2段ベッドとか「蟹工船」みたいだし、未来感が著しく欠如しています。

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役者たちの芝居もヘタで、全体的に「かくし芸大会」とかのパロディー・ドラマみたい。西田敏行とか出てくると、ますますそんな感じです。それにしても柳葉、西田、緒形、黒木、マイコと、みんなこのユニフォームが似合わないよなあ。主要キャスト以外の乗組員が妙に素人っぽくて、この戦艦に乗り組んでいる(きっと)エリートだっていう説得力がありませんし。

そして木村拓哉があまりにも古代進ではなくてキムタクでしかないので、これまた唖然。しぐさにせよ口跡にせよ、いったいどういうつもりやねん?これでは「スマスマ」でのパロディー・コントにしか見えませんです(キムタクさんの画像はジャニーズの管理が厳しくて、ないんです)。

335872_004やっぱり山崎努の演技だけはレベルが違う素晴らしさ。山崎さんだけは見るに値しました(でも時々、「いいかげんに白ーいBOSS」とか言いそうでしたけど)。 橋爪功さんもかなり良かったのですが、軍服姿の橋爪さんを見て、「ああ、この人にアドルフ・ヒトラーを演じさせてみたい」と思わずにはいられませんでした。

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2011年1月15日 (土)

BRUTUSの「男の作法」

Dsc_0135『BRUTUS』最新号の特集テーマは「男の作法」。言わずと知れた池波正太郎の名著と同じタイトルです。あの本は大江戸も繰り返し読んでいる座右の書なのですが、こちらの特集は少々物足りない内容。酒、ファッション、趣味、仕事、金・・・と、いろいろ出てくる項目がそれぞれに量的にも質的にも物足りない感じ。正直「以前の『BRUTUS』なら、もっと充実したものに仕上げてくれただろう」と思わずにいられませんでした。

表紙はご覧の通り御歳80歳のクリント・イーストウッド。添えられているフレーズがいいです---“Real masculinity is the confidence to not have to prove your manhood.”「真の男は、雄々しさを他人に見せつけない」。

「男の作法かるた」なるものが綴じ込みになっていましたが、中でもなるほどと思ったのが、倉俣史朗の言葉で「宵越しのアイデアは持たず。1回ごとに全部出し切る。」ってやつ。これは小生の経験からも非常に納得がいきます。3回分ぐらいのアイデアだと思って、小出しにとっておこうとしても、「あぶはちとらず」になってしまい、うまくいかないものです。全てを出し切るとストックが無くなってしまいそうなものですが、さにあらず。無くなった分、不思議と新しいものが補充されるんですよね。だから「常に全力投球」が正解だと思います。

ま、こんなもん読んでる時点で「本物」ではないって感じですけどね。恥ずかしながら俗物です、ってところです。

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薄氷のシリア戦(中東は何でもアリ)

ザック・ジャパンのアジアカップ第2戦、対シリアはかなり危ない試合で、まさに冷や汗ものの勝利でした。それもこれも全般的に流動的な動きが足りないからであって、1点目のゴールシーンは何人もが流動的にからんだからこそ決まったゴール。とりわけ香川の切り返しは見事でしたし、本田の強さと粘り、松井の落ち着いたクレバーさも光っていました。こういうシーンをもっと見たかったところです。

問題の川島レッドカード場面は、その判定自体もさることながら(中東で中東のチームと戦う時にはどんなことでも起こります)、原博美技術委員長ら日本協会が抗議するとか言っておきながら、「試合終了後2時間以内に抗議文書を提出する」条件を知らなかったため、遅れて出した抗議文は正式には受理されず、参考程度に受け取ってもらえて、当然判定はそのままというお粗末。そりゃないよなー。川島ら選手たちがかわいそうです。世が世なら切腹ものではないでしょうか。

ただ、審判の負い目のなせる技か、岡崎がかなりラッキーにPKを与えてもらって、それを蹴った本田のシュートも本人が言ってたように危ないところでしたが、幸運にも横っ跳びの股抜きになって、まあ結果オーライ。

意外にもザッケローニ・ジャパンの公式戦初勝利(って、ご本人も指摘されるまで気づいてなかったようですが)だったんですよね。 まあ一試合ごとに連携もできていくでしょうから、次がまた楽しみです。

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2011年1月14日 (金)

今日の点取り占い142

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ちょうちょうやとんぼを捕りたい   7点

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2011年1月13日 (木)

「キネ旬」ベストテン発表

毎年恒例の2010「キネマ旬報」ベストテンが発表されましたね。邦画1位の『悪人』は予想通りでしたが(希望としては『告白』の方に取ってもらいたかったのですが)、1位になるほどまでの作品かなあという気もいたします。李相日は『フラガール』といいこれといい、妙にベストテン受けするんですねえ。7位の『必死剣鳥刺し』も、そこまでいいかぁ?です。去年の時代劇は数多かった割には全滅と思っているのですけどね。

主演女優賞は寺島しのぶ(キャタピラー)でしたか。今年は超絶激戦で、深津絵里(悪人)、松たか子(告白)との三つ巴。しかも満島ひかり(川の底からこんにちは)とか薬師丸ひろ子(今度は愛妻家)とか他にも好演が多かったので、どうなるのだろうと思っていたのです。ふかっちゃんはこれまでで最大のチャンスを逃がしてしまいました。無念。

洋画のベストワンは『息もできない』。えー、そこまで評価しなくてもいいでしょうって作品です。それだったら、もっとキム・ギドクとかパク・チャヌクとかを評価しろよ!と言いたいところです。 『第9地区』の3位ってのも、「そこまで上にしちゃいますか?!」ですよね。 『クレイジー・ハート』や『インセプション』も、「あ、入っちゃうんだ?」ですしね。

大江戸のベストテンはまだもう少し、観逃がし作の落ち穂拾いをしてから、いつものように「日本一(?)遅いベストテン」として発表させていただきますので、あとしばらくお待ちを。

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2011年1月12日 (水)

中野のミシン

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中野のマルイが2007年8月にクローズしてから3年半近くが過ぎ去り、(たぶん紆余曲折を経て)まもなく新築オープンの運びとなっているようです。

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1月28日(金)オープンですね。

それはそうとその裏手に不思議な光景が・・・。 じゃん、赤坂ミシン商会ですよ。シンガーミシンにジャガーミシン、ブラザーミシンに日立ミシンと何でも来い!状態です。“sewing machine”が日本で変化して「ミシン」となり、今や目にすることさえほとんどない「ミシン」。その看板がこれだけ揃っている奇妙な館。なんだか「ミシンの養老院」といった趣きすら湛えております。Dsc_0127 やっぱりミシンは中野に限る、って「目黒のさんま」じゃないし、「ニシン」でもないんですから。

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2011年1月10日 (月)

「トロン:レガシー」、冷えびえと無機質

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映画『トロン:レガシー』を、3D字幕版で観ました。前作もリアルタイムで観ている小生ではありますが、どちらもかなりつまらないです。どちらも冷えびえとした無機質なトーンです。CGIの発達で、映像的に目新しいものも無くなってしまった現代の新作の方が、より退屈であることも確かです。

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黒を基調としたボディースーツに、白いラインの人とオレンジのラインの人がいます。オレンジの人はなんだか、auのイメージです。特にIS03の感じかな(小生のやつはオレンジラインなしのブラックですが)。 じゃあ、白いラインの人はソフトバンクなのかと問われるとムムムなのですが・・・。

100824_tron_main それにしてもあの光るリングはフリスビーっぽくもありますが、大江戸の観察眼からはウルトラマンの「八つ裂き光輪」にしか見えません。それを言ったら、バイクは仮面ライダーだし。

101210_tron_sub4 一つだけ驚いたのはジェフ・ブリッジズの若い頃の顔をCGで作って動かしていること。これできるんだったら、女優さんにとっては福音っていうか、永遠に若い役やれちゃうってことじゃあないですか。うーん、ほとんど神の領域を侵しかかっておりますね。

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ザック・ジャパンのアジア杯始まる

いよいよアジアカップが始まりました。ザッケローニ・ジャパン初の公式戦。目指すは優勝。俊輔の後を引き継いだ新しい「10番」は香川です。

ヨルダンは当然守り倒す戦法ですが、プレスがかなり速く激しく、日本の選手たちもちょっと手を焼きました。その上、キーパーが圧倒的にフィジカルもテクニックも優れていて、こいつのおかげでなかなかゴールが決まりません。でもホントいいキーパーだと思います。

前半ロスタイムに日本が決められた1点は、DF吉田の足に当たってコースが変わった不運なもの。当らなければ川島が押さえてたコースでした。でもこれはしょうがない。 問題はその後。ヨルダンはガチガチに守りを固めて、攻め込もうにもスペースが無い状態。そこを本田、香川らが何度も何度も中央突破を試みちゃあ跳ね返される展開。どんづまりの感じです。 うーん、日本って相変わらずスペースを与えてもらえるヨーロッパの国と対戦する時の方が良いサッカーで結果を出せるけど、アジアの格下相手だと固めた守りを崩せないんですよね。なんか打開策は無いものでしょうか。中村憲剛と石川直宏あたりがいると、結構ハマりそうな気がするのですが・・・。

ザックの選手交代も、李、岡崎とFWを続けて投入して行き、もう前の方の選手が密集して、どうしようもない感じ。本田に替えて藤本淳吾を入れたのが後半45分って、遅すぎます! で、入れた途端にボールと人の流れが良くなって、同点ゴール。その後の怒涛の攻め・・・って、遅すぎるやろー! まあしょうがなかったとはいえ足に当たってゴールを許してしまった吉田麻也が、ドッカーンと音がしそうな「大砲」ヘディングでゴールを決めることができて良かったですよね。吉田は前半にもオフサイドになった「幻のゴール」があったので、3回揺れたゴールネットの全てが彼によるものなのでした。

いろいろと課題の多い試合でしたが、初戦がこうだったことで今後締まっていき、結果オーライってこともよくある話なので、代表の奮起と修正に期待するとしましょう。

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2011年1月 9日 (日)

「バスキアのすべて」:甦る早逝の天才

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映画『バスキアのすべて』は、1988年に27歳の若さで他界した天才アーティスト、ジャン=ミシェル・バスキアのドキュメンタリー。本人へのインタビューなど当時の映像を数多く使って、それをバスキアと関係のあった人々の現在のインタビューや、数々の作品と合わせて紹介する93分です。

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当時からバスキアが大好きで、バスキアの死のニュースに驚き、死後もっと好きになった大江戸としては、色々と懐かしくもあり、また改めて凄さと天才を実感しました。 ケニー・シャーフとかトニー・シャフラジとかの懐かしい人々もすっかり年とって出演してますが、考えてみればバスキアも生きてたら50歳ですもんねえ。

337943_007人々は口を揃えて、「ジャン=ミシェルには驚くほど教養があった」と言っています。確かに、「黒人のピカソと言われるのは光栄だが、嬉しくない。白人だったらそう言われないだろうから。」とか、「 (作品は)どこにどんな線を引くとか、よーく考えて、全部計算して描いてるんだよ。決して偶然(の産物)だなんて言わせない」とかの名言も残しております。

二十歳かそこらでアート界の寵児として旋風を巻き起こし、NYのセレブに仲間入りしたバスキアは、アンディ・ウォーホルにも気に入られ、アートの歴史に名を刻む存在になっていったわけです。なにしろ世界的20101005_baskia_sub4に注目されたアフリカン・アメリカンの現代美術作家ってのは、初めてのことでした。 その分プレッシャーも大きかったのでしょう。ドラッグに溺れていった彼は、オーバードーズで急逝してしまい、伝説となりました。 キース・ヘリング=31歳、ロバート・メイプルソープ=42歳とあの頃のトップ・アーティストはみんな若くして亡くなりましたよね(こちらの二人はエイズで亡くなったのですが)。

この映画はかなりテンポ良く、面白く出来ています。それにしても、バスキア作品の独創性、力強さは本当にスゴイ!と再確認できました。そして「傷つきやすい天才」ってことでは、マイケル・ジャクソンを連想したりもしたのです。

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2011年1月 8日 (土)

キットカットの新作3色

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キットカットの『ラッキーBigリトル』です。以前にも「ビッグ」なんだか「リトル」なんだかハッキリしろよと言ったような気がしますが・・・、今回もまたまた謎の3色展開です。

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つまり、ご覧のようにパッケージの色が3種類ありまして、でも中身は同じって寸法です。なんでやねん?

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中身はホワイトチョコがけが基本で、中にピンクのやつもそこそこ入っております。それにしても「ラッキーピンクを探そう!!」「ぜんぶ白だと逆にラッキー!?」って、いったいどっちやねん?

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ま、肝腎のお味はホワイトチョコのヘンな甘さが災いして、ダメでーす。キットカットにしては大いに残念な感じです。

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2011年1月 6日 (木)

アンデルセンの「銀座ショコラレザン」

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アンデルセンの『銀座ショコラレザン』(252円)。去年から売っている、松屋銀座限定商品だそうです。デニッシュ生地でラムレーズン入りカスタードクリームをサンドってことで、いちおうデニッシュの領域なんでしょうけど、まあそこそこですね。デニッシュ感が今一つ。つまり普通のパンに近いですし、カスタード感もラムレーズンの風味も、それぞれに物足りないのです。サイドにコーティングしたチョコレートもそこそこですしね。 

なので、そこそこにはおいしいと言えるのですが、小生の好みからすると、もっとしっかり甘くても良かったのにと感じました。コスト・パフォーマンスは悪くないと思うのですが・・・(外見からすると、もっとおいしそうですもんね)。

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いちごの果汁グミ、100点満点

Dsc_0129明治『こだわり果汁の果汁グミ』の「いちご」です。あまおう果汁51%使用(いちご果汁中)ってことで、うわー、これはおいしいです! イチゴの香りと味の再現をここまで上手に・・・さすがは“グミの王者”(と勝手に小生が呼んでいる)明治だけのことはあります。しかも普通の『果汁グミ』より、なんだかえらそうな『こだわり果汁の果汁グミ』なわけですから・・・。

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味、香り、食感とグミに大切な3要素がパーフェクトに上出来で、コラーゲン2700mg入りの着色料不使用。見た目もほら、半透明の赤で美しいじゃありませんか。 まさに“王者のグミ”です。 あまりにうまくて止まりません。一気に一袋食べてしまいそうです。

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2011年1月 4日 (火)

渋谷のジュンク堂

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昨年9月に渋谷・東急本店の7階全フロアを使ってオープンしたジュンク堂書店に、今さらながら初めて行きました。 1,100坪(3,630㎡)、蔵書数130万冊。1フロアの書店としては日本最大級だとか。

とにかく「純工藤」(それは誤変換)、いや「ジュンク堂流」の図書館的な均一書棚と碁盤の目配列なもんで、パッと見でその広さに圧倒されます。1フロアをまるまる突っ切る2本のメインストリートの長いこと長いこと!100m走まではできないけど、けっこうな長さですよあれは。 マップを見てみると、フロアの端から端まで35列の書棚(背中合わせの書棚を1列として)プラス両端の壁面を背負った書棚ですよ。背中合わせの書棚を別々の列として勘定すると、なんと72列ですよ! おそるべしです。

端っこにマルゼンの文具と鳩居堂さんが入っているのですが、全体面積Dsc_0127の1割程度。  本棚のサイドに椅子があって、みんな座り読みをしている光景はジュンク堂ならではのものです。喫茶コーナーもやはりあるのです。 大盛堂、三省堂、旭屋、ブックファーストといった大型書店が何らかの事情で無くなってしまった渋谷の地で、本の文化を守っていってもらいたいと思います。

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2011年1月 3日 (月)

今日の点取り占い141

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しづかにしてやかましく言うな   8点

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「ノルウェイの森」:原作通りだけど・・・

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映画『ノルウェイの森』をようやく観ましたが、村上春樹ファンとしてもトラン・アン・ユン・ファンとしても物足りない出来。 ちょっと原作に忠実すぎて、映画としての自由度や跳躍が足りませんでした。 あのトラン・アン・ユン独特の瑞々しくも水と緑が印象的な艶っぽい映像美が欠落していましてねえ。

336172_006 台詞にしてもナレーションにしてもハルキ節全開で、それを松山ケンイチがかなり見事に(無理なく)発声しているのですが、そうは言っても映画と小説は違いますからねえ。

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菊地凛子は今29歳。さすがに二十歳の直子を演じるのにはちょっと無理があるんじゃないかなー。芝居でカバーはしているのですが、とは言え・・・。

336172_005 水原希子は初々しくて、この緑さんの役にはとっても合ってます。実年齢の役ですし。

それはそうと、松山、菊池、水原--3人とも見事に「アヒル口」でした!!

村上春樹先生も、バーテンダーの役でさりげなくカメオ出演してましたね。

終盤、ワタナベ(松山)が悲嘆のあまり放浪するシークェンスにかかる音楽が、ほとんど『シャイニング』ばりにホラーな雰囲気だったのにはたまげました。

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まあ原作もそうですけど、やけにセックスだらけで、しかも何故か人が4人も死んでしまう物語です(うち3人が自殺)。 エロスとタナトス、そして喪失感を通して普遍的なものを浮かび上がらせる春樹ワールドではありますけど・・・、成功作とは言い難いところでしょう。

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2011年1月 1日 (土)

2011年のはじめに

時は立ち止まらず流れて行きます。 2011年がスタートしました。平成23年ってことは、平成生まれの大卒新入社員が出てくるわけですね。

高倉健さんなんて、今年で80歳!ですよ。 岩下志麻さんも、三田佳子さんも、原田芳雄さんも、小林克也さんも、石坂浩二さんも、渡哲也さんも70歳。 一方で、夏帆さんや北乃きいさんやベルマーレ・マーメイドの伊藤聖夏さんはようやく二十歳を迎えられます。

皆様がた一人一人に素晴らしい2011年になりますようお祈りしつつ、今年も『大江戸時夫の東京温度』をよろしくお願い申し上げます。

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というわけで小生の初詣は新宿・十二社(じゅうにそう=中央公園の脇っちょ)の「熊野神社」。実はここに詣でるのは初めてのこと。新宿地区の総鎮守で、商売繁昌、家運上昇などの御利益があるようです。

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小生の元日パターンでは、サッカー天皇杯の決勝をTV観戦してから家を出て初詣に行くので、神社やお寺に着く頃にはいつも日が落ちちゃってます。 それにしても最近は、神社では柏手(かしわで)、お寺では合掌っていう基本を知らない人が多いですね。 神社では一般的には「二礼二拍手一礼」ですよ。よろしくね。

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