ダイシン百貨店もうすぐ閉館
大森駅から小生の足で6分ぐらい、ってことはゆっくり歩けば10分ぐらいで到着する「ダイシン百貨店」。「百貨店」と言うものの今どきあり得ないほど昭和なスーパーマーケットです。ただし6階建て。
1964(昭和39)年開店だそうで、東京オリンピックのあった年、東海道新幹線が開業した年です。その年を舞台に映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の3作目も製作されるそうですね。
正面入り口を入るといきなり野菜売場。しかも天井には天の川のようなブルーのイルミネーション。
ほとんどめまいがしそうな光景です。
店内のいたる所には「さよなら昭和館」のビラ攻撃。ベタです。いや、館内にはベタじゃないものなんて、ありません。
洋服売場にズラリと吊るしてあるアウターなんて、黒、濃紺、濃グレーといった年寄りカラーだけで、とにかく暗いです。
1Fは食品売場。その上は衣料品とか、薬品・化粧品とか、家電とか、文房具とか家具とかでして、なるほど領域としては「百貨店」的です。
で、6階が社員休憩室みたいに見える手狭な不思議空間なのに、これがれっきとした客用施設の「食堂」。そこに至る階段が、ご覧の通りすごいことになってます。
もうブッこわすんだから、どうでもいいや的な落書きパラダイスになってました。
「わたしはダイシンで育った。沢山の思い出、本当に有難う。」と泣かせてくれます。大江戸は初めて訪れたので、何の思い入れもありませんが・・・。
店を出て左隣、建築工事中だった壁面に、「2011年春第1弾オープン 2012年春グランドオープン」の掲示がありました。どのように生まれ変わるのでしょうね。
ところで全く関係ないけど、すぐそばに、こんな楽しいお顔のおうちがありました。
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