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2011年1月15日 (土)

BRUTUSの「男の作法」

Dsc_0135『BRUTUS』最新号の特集テーマは「男の作法」。言わずと知れた池波正太郎の名著と同じタイトルです。あの本は大江戸も繰り返し読んでいる座右の書なのですが、こちらの特集は少々物足りない内容。酒、ファッション、趣味、仕事、金・・・と、いろいろ出てくる項目がそれぞれに量的にも質的にも物足りない感じ。正直「以前の『BRUTUS』なら、もっと充実したものに仕上げてくれただろう」と思わずにいられませんでした。

表紙はご覧の通り御歳80歳のクリント・イーストウッド。添えられているフレーズがいいです---“Real masculinity is the confidence to not have to prove your manhood.”「真の男は、雄々しさを他人に見せつけない」。

「男の作法かるた」なるものが綴じ込みになっていましたが、中でもなるほどと思ったのが、倉俣史朗の言葉で「宵越しのアイデアは持たず。1回ごとに全部出し切る。」ってやつ。これは小生の経験からも非常に納得がいきます。3回分ぐらいのアイデアだと思って、小出しにとっておこうとしても、「あぶはちとらず」になってしまい、うまくいかないものです。全てを出し切るとストックが無くなってしまいそうなものですが、さにあらず。無くなった分、不思議と新しいものが補充されるんですよね。だから「常に全力投球」が正解だと思います。

ま、こんなもん読んでる時点で「本物」ではないって感じですけどね。恥ずかしながら俗物です、ってところです。

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