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2011年2月12日 (土)

佐野元春「月と専制君主」と「別冊カドカワ」

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1月に出た佐野元春のニュー・アルバム『月と専制君主』です。タイトル曲をはじめ、隠れた佳品の数々をセルフカバーしたもの。全く異なったアプローチで、曲の再生を試みています。「ジュジュ」はなかなか軽快なテンポになってますが、この曲だけは『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』のアレンジがとにかく大好きなので・・・、でも悪くないです。 「ヤングブラッズ」がラテンロックになってるのには、びっくり。これで泣きのギターが入ったら、もろサンタナです。 「彼女が自由に踊る時」にはラブサイケデリコが参加しています。 「日曜の朝の憂鬱」、『Visitors』では「Monday Morning Blue」でしたね。タイトルが日本語になったように、歌詞も「Oh,sometimes・・・」が「時々~」になったり、「I don't know why.」が「なぜだろう」になったりしています。 そして「レインガール」はワルツに編曲されていました。 全体的にリラックスしていて、余裕がありますね。佐野さんももう55歳ですもんねー。

DVD(30分ちょっと)もオマケについていて、レコーディング風景のドキュメンタリーを収録しています。みんな大人で、みんなプロで、いい感じです。

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で、『別冊カドカワ』の佐野元春総力特集。表紙から始まって216ページまでびっしりと超ロング大特集です!(その後に阪本順治監督『行きずりの街』の賞特集が17ページついていて、それですべてです。本人による『月と専制君主』全曲解説ありーの、佐野と堤幸彦対談ありーの、バンドメンバーやゆかりの人による佐野評ありーの、思い出話ありーの、年表や全記録ありーのと盛りだくさん。 何といっても佐野さんは30th Anniversaryですからねー。ライオンヘアーはゴマ塩になったけど、あとは変わらないですねー。 3月のライヴ行くんだ!たのしみたのしみ。

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