本郷を歩く<後篇>~小石川へ
さてそもそも何で本郷に来たかと言うと、新聞に「本郷館取り壊し」の記事が出ていたから。10年ぐらい前に散策した際に、その威容に圧倒されたタイムスリップ感覚の木造3階建てアパート「本郷館」。
今日は既に1階部分に工事囲いが巡らされていました。
うーん、奇跡のような光景です。しっかり目に焼き付けました。 それにしてもよく今回の大地震に耐えたものです。
まあ、地震のせいで建て替え実施がとんとんと進んでしまったのかも知れませんが。
こうして蒋介石や林芙美子や小林多喜二らも滞在したという、この類まれなる建築物が消えていくのです。
そうかと思えば、そのすぐそばにこんな協会風の建物。何かと思ったら、なんと浄土真宗のお寺でした。これには意表を突かれました。
で、ちょっと離れてるけど足を伸ばして小石川植物園へ。
この建物が本館。庭園美術館に似たテイストのアールデコ調。
正面のガラスを通して、中の階段(らせん階段でしょうか?)が見えるところがユニークです。
園内の日本庭園の池と、バックに見える総合研究博物館。緑と赤のコントラストが実に美しい眺めです。
それにしてもこの白と赤の
洋館、ユニークです。イタリアかよ?それとも「赤門」の色に近いですかね。
やっぱり文京区は面白いですねー。
| 固定リンク
コメント
へ~、本郷にこんな建物があったんだ。
これは是非チェックしておきたいですねえ。
投稿: risi@いけばな | 2011年8月 6日 (土) 07時30分
はい、本郷館は早めにチェックしないと工事囲いが伸びてしまうかも知れませんよ。 小生の知っているいけばなの先生のお教室もこのそばにあったりします。
投稿: 大江戸時夫 | 2011年8月 6日 (土) 23時24分