サッカー女子日本代表の凱旋試合
国立競技場で「東日本大震災復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン! なでしこジャパン(日本女子代表)vs.なでしこリーグ選抜」(長いですね、ぜいぜい。)を観戦。終始小雨模様でしたが、メイン側の最上段、屋根のある所だったので、まったく濡れませんでした。 ←入場者にはこんな「なでしこの種」をくれました。サカタのタネです。9月植えだそうです。
W杯優勝の凱旋試合という趣きもありますが、急にセットした試合のため金曜の夜で、雨の影響もあり、観客数は2万2千ちょっとと、期待したほどの大フィーバーにはなりませんでした。 が、なでしこジャパンを初めて見る大江戸のような人々を中心に、これだけ集まったというのは凄いことだったりもします。
昨日なでしこに国民栄誉賞を授与した菅直人首相もピッチでなでしこを激励。 国歌の独唱は倉木麻衣。透き通った、伸びの良い声でなかなかでした(先週の男子日韓戦の時のヤツは国辱もののひどさだったからなあ)。 大震災の犠牲者に哀悼の意を表するための黙祷で始まったこの試合、珍しくも開始時のコイントスでエンドの変更があり、日本代表のゴールを狙うポジション取りをしていたカメラマンたちの集団が、大慌てで反対側のゴールライン裏に移動しておりました。
始まってみると、やはりなでしこジャパンの連携や技術はリーグ選抜よりも格段に高く、かなりの実力差を背負ってのゲームだということが改めて明白になり、前半23分に3-0となった時には、「ああ、このまま10分に1点ペースで9-0とかになっちゃうのか」と思ったものです。ほとんどピッチの片側でだけ試合が行われてる感じでしたから。
でも後半はメンバーの交代もあり、徐々に日本代表がゆるくなっていき、逆にリーグ選抜が積極的になっていき、最終的には3-2で、代表の勝利という結果。後半だけ見れば、なでしこリーグ選抜が2-0で勝ってるわけです。ちょっと気ィ緩め過ぎではないかな?
大江戸のMVPは川澄選手(「なでしこの真木よう子」と勝手に呼んでます)。本当によく動き回ります。FWだった前半は、高い位置からの守備や積極的な飛び出し。右サイドに移った後半は、更に動き回って、かなり低い位置での守備から攻撃参加まで、大忙し。最後まで運動量が落ちずにフル出場でした。あの小さな体のどこに・・・というパワフルさでした。 今日は海外組がほとんど来てなかったので、鮫島や大谷が見られなかったですし、日テレの岩渕も怪我でダメだったので、かなり残念でした。
試合終了後のセレモニーでは、佐々木監督と澤キャプテンが優勝報告と御礼のご挨拶。 そしてその後に両チームが入り混じって、メッセージバナーを抱えての場内1周。
今日はのどかなムードでしたけど、9月からは真剣勝負のオリンピック予選が始まります。きっちり勝ちぬきましょう!
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