本郷を歩く<前編>
大江戸恒例、夏の東京逍遥記。今回は文京区本郷界隈です。
まずは菊坂の「ズボン堂」。なんだ、ズボン堂? 洋服屋さんでした。ズボンもちゃんと売ってました。
まあズボン堂は変わり種ですが、こちらの木造住宅はいかにも本郷らしい逸品。 坂下から見ると3階建て、道路からだと2階建てです。
こっちはまた変わり種の「まるや肉店」のシャッター。牛や豚や鶏の絵が描いてあるシャッター。家畜の涅槃のような、本郷のシャガールのような、不思議な絵でございます。
こちらは出版社の郁文堂。東大の真ん前。ギリシャ建築のような立派な柱。横浜あたりに残っていそうな建物ですね。いくぶんそんな感じです(だじゃれ)。
そして有名な「万定フルーツパーラー」。いまだ健在のようです。
ここらへんは古くからの旅館も多い地区。中でも有名な「鳳明館」本館。うーん、良い風情です。
で、こちらはその隣の別館。素敵な入口の構えであります。
で、こんなお家もありました。サイドのサボテン、立派過ぎ!高過ぎ! 2階までありますもん! よくぞ東京でここまで。東京砂漠?
(つづく)
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