« カップヌードルごはん | トップページ | 「世界侵略:ロサンゼルス決戦」:男騒ぎの戦争映画 »

2011年9月21日 (水)

「工藤青石展」と資生堂MENのコロン

Dsc_0743

ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)で『工藤青石展「形と色と構造の感情』を見ました(9/28まで)。資生堂のプロダクトデザイン、パッケージデザインなどで知られる工藤青石(あおし)のデザインは、常に洗練の極みといった印象で、無機質なミニマリズムのようでありながら、有機的なゆらぎを忍び込ませているあたりが見事な個性です。

白や透明を基本に、「青石」の名の通りDsc_0744のブルーも印象的。でもオイデルミンのボトルの鮮烈な赤はあまりにも美しいです。前々から「装飾用のオブジェとして」オイデルミンを1本買わなきゃと思っている小生なのであります。

一方、小生も持っているシセイドウ・メンのオーデコロンは、ボトルの美しさが本当に傑作中の傑作だと思います。

Dsc_0745

球体の曲線をスライスして平面を対比させ、透明感、ガラスの物質感、高潔でミステリアスな輝きを放つ、この美しさ。

Dsc_0746

これもまた美術品のごとく、眺めるだけで気持ちが浄化されるような完璧なデザインです。

Dsc_0750

香りがこれまた素晴らしいんです。若竹のようにすっきり爽やかな草っぽさを湛えながら、ほどよい甘さを含んだ、主張しすぎない香り。例えば枯山水の庭園を思わせる、いかにも日本的な、しかしながらとても現代的な香り。例えば真剣で水を斬ったような清冽さ。割と香りが長続きしないあたりも、儚さを尊ぶ日本美学を表していると思います。欧米の肉食系の香りとは全く違う在り方。かなり好きです。

|

« カップヌードルごはん | トップページ | 「世界侵略:ロサンゼルス決戦」:男騒ぎの戦争映画 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/41869103

この記事へのトラックバック一覧です: 「工藤青石展」と資生堂MENのコロン:

« カップヌードルごはん | トップページ | 「世界侵略:ロサンゼルス決戦」:男騒ぎの戦争映画 »