「くまのプーさん」:癒し系チャンピオン
ディズニー映画『くまのプーさん』の新作です。ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品です。製作にはあのジョン・ラセターもからんでいます。プーさんとしては35年ぶりの劇場用新作だそうです。
プーさん、イーヨー、ティガー、ピグレット・・・そしてクリストファー・ロビンと、あの“100エーカーの森”の世界です。いいなあ、この和気あいあいと、のんびりした世界。ほんと、プーは何をやっても愛嬌があるのがいいですよねえ。
まあ、物語よりもキャラクターであり、ディテールであり・・・って世界です。プーさんの腹の虫が鳴ったり、はちみつの海に遊んだり、無い頭で考え事をしたり、そのしぐさ、その表情の魅力です。 旧作かと見まごうばかりのシンプルな手描きアニメーション。3DCGばかりになった時代の中で、かえって新鮮で、ホッとするものがあります。最近のベスト癒し系ムービーと言って良いでしょう。 あのミルンの『プーさん』の本のページを使っていて、その文字がまた上手にプーさんとからんできたりして生かされているのも、楽しい限りです。
それにしても、プーさんは本当にはちみつが好きなんだなあ。
| 固定リンク
コメント