「ツレがうつになりまして。」:あおいちゃん、いい妻だ
映画『ツレがうつになりまして。』、東映らしからぬハートフルなタッチですね。うつ病入門書的な映画であると同時に、いやそれ以上に夫婦愛の映画なのでした。
やっぱり宮﨑あおいと堺雅人という『篤姫』夫婦が、ここでも息の合ったところを見せて、上出来です。 堺さんの元祖・草食系的なひ弱さもいいけど、やっぱりあおいちゃんの笑顔と優しさがいいなー。こんな奥さんだったら、うつ病も吹っ飛んじゃうんじゃないの?なんて思うのは、素人の浅はかさなんでしょうけど。久々にあおいちゃんの良さが生きた作品だと思います。原作マンガに似せたダブルお団子ヘアもカワイイですし。ホント、背中にべちゃっと乗ってもらいたいものです。
佐々部清監督らしく、真面目な「楷書」みたいな映画です。良くも悪くも。まあ、小生なんかはそこが「物足りない」派なんですけど、でもこういうほっこりして小さな感動を与える作品もあっていいとは思います。
脇役では、何をやらせても見事な余貴美子さんが、またも好演しておりましたし、犬塚弘さんのダンディーなおじいちゃんっぷりもステキでした。そしてイグアナのイグちゃんも、いい味出してました。ま、小生はカメの方が好きなんですけどね。
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