« 横浜・景徳鎮の麻婆豆腐! | トップページ | 今日の点取り占い174 »

2011年11月 5日 (土)

「カウボーイ&エイリアン」:新時代のウエスタン

339354_005

映画『カウボーイ&エイリアン』は、作られるべくして作られた、ちょっとした「発明」です。つまり、西部劇で単純な悪者のインディアン(ネイティヴ・アメリカン)は、'60年代末のニューシネマ以降描かれなくなった、というか描けなくなった→西部劇も衰退し、その代わりに『スター・ウォーズ』以降は宇宙人(エイリアン)を単純な脅威としてバンバンとゲーム感覚でやっつけるようになったわけですね。 で、それなら西部劇の中でエイリアンをやっつけちゃえばいいじゃん、ってのがこの映画の画期的なところ。むしろ、思いつくのが遅すぎた感もありますね。

339354_011

それにしても西部劇の風景の中に宇宙船が現れるヴィジュアル・ショックはなかなかのもの。カウボーイの腕にSF的スーパー・ウェポンってのもオドロキですね。まあ、ある意味キワモノ的な融合を何とか不自然にならずにまとめられたのは、ジョン・ファブローの正統的剛腕のおかげでしょうか。

339354_001

英国人ダニエル・クレイグが、タフな西部男を演じてサマになってます。ハリソン・フォードを脇に置いての堂々たる主役っぷりです。 ハリソンの方も、初老の役がサマになって来ました。

339354_003

まあ、全体的にはSF濃度よりもウエスタン濃度の方が高いと思います。エイリアンをインディアン代わりの悪者に仕立てたとは言え、途中からネイティヴ・アメリカンの一族も出てくるのです、この映画。でもさすがにこの時代ですから、彼らの描写には注意を払っていて、白人と互いにリスペクトして共闘するようになるのです。精神はあくまでもウエスタンです。

ただ賞賛すべき作かというと、微妙なところ。まあ、もう少し尺をつまんで、もう少しユーモアをまぶした方が良くなったと思いますね。

339354_009

|

« 横浜・景徳鎮の麻婆豆腐! | トップページ | 今日の点取り占い174 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/42857835

この記事へのトラックバック一覧です: 「カウボーイ&エイリアン」:新時代のウエスタン:

» カウボーイ&エイリアン [LOVE Cinemas 調布]
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、製作ロン・ハワード、監督がジョン・ファブローという豪華なスタッフが送るSFアクション大作だ。西部劇時代のアメリカにエイリアンが現れ住民を拉致する事件が起こる。記憶を失っている主人公は、左腕にはめた謎の武器で戦いながら、拉致された人々の救出に向かうのだった…。ダニエル・クレイグとハリソン・フォードの夢の共演に注目だ。... [続きを読む]

受信: 2011年11月 5日 (土) 01時42分

» 「カウボーイ&エイリアン」 タフガイは一人、街を去っていく [はらやんの映画徒然草]
「プレデター2」のラストで、プレデターの宇宙船の中で古い拳銃が映るんですよね。 [続きを読む]

受信: 2011年11月 5日 (土) 10時55分

» 「カウボーイ&エイリアン」感想 [新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~]
 2006年に発表されたグラフィックノベルを、「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督、ダニエル・クレイグ×ハリソン・フォードW主演で映画化。    19世紀中期の西部開拓時代、突如として地球侵略を開始したエイリアンに、謎のブレスレット型高性能兵器を有する... [続きを読む]

受信: 2011年11月 8日 (火) 19時28分

» 『カウボーイ&エイリアン』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「カウボーイ&エイリアン」□監督 ジョン・ファヴロー□脚本 ロベルト・オーチー、アレックス・カーツマン、デイモン・リンデロフ、マーク・ファーガス、 ホーク・オストビー□キャスト ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア...... [続きを読む]

受信: 2011年11月15日 (火) 17時52分

« 横浜・景徳鎮の麻婆豆腐! | トップページ | 今日の点取り占い174 »