« 今日の点取り占い176 | トップページ | 湘南、川崎を下してベスト8に! »

2011年12月17日 (土)

「ラビット・ホール」:ラスト10秒で映画が生きた

338528_002

映画『ラビット・ホール』はシリアスな佳作で、繊細な質の高さ。アメリカ映画もまだこういう作品を作れる限りは大丈夫です。日本もこういう映画を劇場公開してくれている限りは大丈夫です(とんと減ったけどねえ)。

338528_004

4歳の息子を事故で喪った心の傷と空洞を埋めようとして埋まらない「喪の仕事」の夫婦日記。脚本も演出も撮影も音楽も演技も・・・すべてのクォリティーがしっかり高い。

338528_001

でも話が話だけに、観てるのがちょっと辛いですね。ニコール・キッドマンの精神病院一歩手前の神経の擦り減り具合が、なんともしんどいです。夫役アーロン・エッカートの方も、持ちこたえてるけど実はやっぱり擦り減ってたりして。ダイアン・ウィーストや他の家族も、そして加害者も・・・辛いですね。胸が苦しいです。

338528_007

でもこの映画、ラスト10秒で生きました。再起への希望が垣間見られるラスト10秒。見事な幕切れです。これで心がホッとして席を立てるという素晴らしさ。微かな表現が「巧い」です。

|

« 今日の点取り占い176 | トップページ | 湘南、川崎を下してベスト8に! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/43405899

この記事へのトラックバック一覧です: 「ラビット・ホール」:ラスト10秒で映画が生きた:

» ラビット・ホール・・・・・評価額1600円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
ウサギ穴の先にあるのは、不思議の国?それとも・・・ 幼い息子を事故で亡くした夫婦の、喪失と再生の道程を描くヒューマンドラマ。 原作は、ピューリッツア賞に輝いたデヴィッド・リンゼイ=アベアーによ...... [続きを読む]

受信: 2011年12月18日 (日) 21時16分

« 今日の点取り占い176 | トップページ | 湘南、川崎を下してベスト8に! »