女子決勝&天皇杯決勝
元日といえばサッカー天皇杯決勝のTV観戦が大江戸の定番行事なのですが、今年はそれに加えて全日本女子選手権大会の決勝も、朝10時半からのTV中継を見ておりました。
INAC神戸レオネッサvs.アルビレックス新潟レディースの対決。日本代表7人を擁するバルサ的戦力の神戸の優位は誰の目にも明らかな1戦ですが、前半は新潟の運動量豊富な守備と9番の大型FWの動き、そしてもちろん阪口の攻守にわたる目端の効いたプレーのおかげで、結構いい勝負。たださすがに神戸で、前半終了近くに1点をもぎ取ると、後半には6分、25分と加点して勝負あり。特に後半運動量の落ちたアルビは、なかなかチャンスを作ることができませんでした。 結果は3-0で神戸が完勝。川澄キャプテンも嬉しそうでした。 心情的には判官びいきで新潟にちょっと肩入れしたくもあったのですが、神戸が勝つと川澄ちゃんも喜ぶので、まいっかです。
で、14時からはいつもの通り天皇杯決勝。京都サンガFCvs.FC東京という「史上初のJ2対決」にして「東西対決」、そして「FC対決」です。これまたタレント的にはFC東京が絶対優位ですが、上り調子の京都の勢いも侮れません。 カップ戦の決勝って、一発勝負なだけに慎重に戦ってロー・スコアになることが多いのですが、今日の両チームは攻めの姿勢でした。まず前半13分に京都が先制して面白くなったと思ったら、2分後に東京が同点に追いつくという波乱含みの展開。その後、森重のすんごいフリーキックと前半終了間際のルーカスのシュートでFC東京が3-0とリード。 後半4-1まで点差が広がるも、京都のトップスコアラー高校生、久保裕也が決めて4-2に。しかしそのまま試合終了という結果でした。 東京やるなあ。来シーズン、J1リーグでも台風の目になるのではないでしょうか。小生は羽生と石川直宏が好きですねえ。ところでマスコットの東京ドロンパ君が、試合後のナオや今野のインタビューの時に、その後ろ側で選手の肩越しにおどける姿がずっと映っていました。明らかに絶妙の位置で、狙ってましたね。 それにしても「どっちが勝ってもいいや」というニュートラルな状態で観戦するっていうのは、リラックスしながら純粋にサッカーの面白さを味わえて、ラクでいいですね。
2011年の日本サッカーがこれで終了となり、しばらくはお休みの季節です。さて、2012年はロンドン・オリンピック! 女子も男子も伸び伸びと悔いの無い戦いを!!
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