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2012年2月26日 (日)

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」:成功作一歩手前

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映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』は、9.11を背景にしたジュブナイル感覚のドラマ。スティブン・ダルドリー監督、エリック・ロス脚本、トム・ハンクス、サンドラ・ブロック、マックス・フォン・シドー出演という布陣を聞いただけで、オスカー級名作の匂いがぷんぷんします。

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てなわけで(?)主人公の男の子の名は「オスカー」君なのですが、まあこの彼が心の病で、なかなかに厄介な人なんです。大人に食ってかかったり、他人に思いやりが無かったり、「なんで?」ってぐらい終始偉そうにしていたり・・・。かなりイラッとくる「ものすごくうるさい」キャラクターではあります。ここらへんで大江戸は最後まで今一つ乗れませんでした。

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まあでもミステリー仕掛けの謎がじわじわ解けていく作りだとか、終盤の泣かせ所や物語全体に関わる仕掛けは、まずまず良く出来ています。「親子愛」モノとして、大いに満足なさる方も多いことでしょう。 でちょっと甘口だったり、キレがイマイチだったりだと思うんですよねー。たぶん小説だときっちり成り立ってる世界なのでしょうけど、映画にしちゃうと・・・ってケースのような気が。タイトルも映画を観ただけでは、ほとんど何のことやらピンと来ません(オスカー君の記録ファイルのタイトルになっていたりするのですが)。

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マックス・フォン・シドーがアカデミー助演男優賞にノミネートされていますが、彼ならこの程度のパフォーマンスは当たり前。まあ82歳、お元気で良かったです。

あまり悪口をいいにくいタイプの作品ですけど、最終的に「成功作一歩手前」だと思うんですよねー。

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