梅は枝ぶり
世田谷区は羽根木公園の梅林をちょろっと見たのですが、やっぱり梅は花よりも「枝ぶり」ですよねー。
こんな稲妻みたいにカクカクと折れ曲がったもの(↓)。角度によってループみたいに丸くなったところもあり、直線と曲線の織りなす美。まさに北斎の錦絵で描かれた梅林のごとしです。
左下の写真みたいに、1本ピーンと伸びているってのも梅らしいやね。こんなのもよく日本画にありますもんね。
一方で、ぐるんと輪を描く曲線の面白さも、まさに梅の味わいってやつですよね。
古木から緑の細い若枝がピンと生え出ている様子なんぞも、梅らしい不思議なところ。太さと細さ、老いと若さ、乾燥とみずみずしさのアンバランスな融合。
(最後の写真)いったいどうして、こんな曲がり方をしちゃうんでしょう? 梅ってヘンなやつ。
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